企業のファンとは何か?ロイヤルカスタマーとの違い?|企業のメディア化(オウンドメディア)

「企業のメディア化」研修をするとき、必ずする話があります。それは「企業のファンとは何か?」という話です。

今日はインファクト「企業のメディア化」アドバイザーが企業のファンについて語りたいと思います!

目次

  • 企業の「ファン」とはなにか?
  • 「ファン」=ロイヤルカスタマーか?
  • まとめ

企業の「ファン」とはなにか?

「ファン」という言葉は芸能人とかによく使う言葉ですが、企業や、商品、サービスにもファンはいます。
企業や商品、サービスのファンとはどういう人達のことでしょうか。
それは、
・同じスペックだったらあなたの会社から買う
・多少スペックが劣ったとしてもあなたの会社から買う
・価格が高かったとしてもあなたの会社から買う

人たちです。

そんな人いる?

↑のように書くと、「そんな人いる?」という人がいます。
身近なところにも例がありますよ。
例えば・・・みなさんiPhone大好きですよね!?しかし、みなさん覚えていますか?iPhoneはここ最近、OSアップデートの度に不具合を出していますよね。新しいOSのバージョンがリリースされて端末に促されるままにアップデートしてしまうと、「Wi-Fiがつながらなくなった」「電話帳が消えてしまった」などの不具合が起こった人がたくさんいました。しかも1回ではないです。私の記憶だけでも、過去2,3回はこんな感じです。その度に、FacebookやTwitterで悲痛な声をよく見たのも記憶に新しいですよね。(今でも「iOS 不具合」などと検索すると過去の不具合がたくさん出てきます)
OSをバージョンアップしたら、「Wi-Fiがつながらない」「電話帳が消える」「Facebookアプリが使えなくなった」などは、正直スマートフォンとしてあり得ない状態ですし、スマートフォンとしての機能をなしていないと言っても過言ではありませんよね。相当な不具合だと思います、笑
でも、どうでしょう?その不具合に泣いた方々は次にスマホを買い換える際、iPhoneをやめてAndroidを買っているでしょうか?そういう人もいるかも知れませんが、ほとんどiPhone買ってますよね。
これは、iPhoneのファンだからですよね。「安定性」というスペックが劣っているのに、またiPhoneを買うのです。

「ファン」=ロイヤルカスタマーか?

ロイヤルカスタマーは、今までどちらかというと企業視点で定義されてきたように思います。購入頻度、購入金額、平均購入単価などに一定の基準を設けて、それを超えている顧客を企業が「ロイヤルカスタマー」と呼んでいたように思います。もちろん、今でもそのように定義している会社もたくさんあると思いますが、最近では「ロイヤルカスタマー」とは「無条件で企業、サービスを応援してくれる人」「身近な人にその企業、サービスを紹介してくれるような人」と定義しているところもでてきているようですね。そういう意味では「ファン」に近いと思いますが、購入頻度等でみる「ロイヤルカスタマー」は「ファン」とはまた違うものだと言っていいと思います。

まとめ

いかがだったでしょか。Wikipediaでは「ファン」=特定の対象に対する応援者、愛好者のこと。となっています。そう、応援者です。このファンがいる会社は強いですよね。企業はこの「ファン」を一人でも多く増やすことを考えた方がいいと思います。それでは、「ファン」はどうしたら増えるのでしょうか。これは、簡単にできることはないですよね。「これをすれば、ファンが増える!」というやり方はないと思いますが、「これをしなければファンは生まれない」ということはあると思います。それについては改めて書きたいと思っています。

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インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
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