アフィリエイト広告とは?今さら聞けない基礎知識

おはようございます。WEBマーケティングディレクターの岡田です。今日は4月1日新年度!電車で新入社員の方を見かけて、何となく身が引き締まりますよね。おっさん、おばさんも負けていられません、みなさん、フレッシュな気持ちで頑張りましょう!!

今日はお客様からいただいたご質問にお答えするテーマ、「アフィリエイト広告とは?」です。「今さら聞けない」シリーズですので、超初心者向けに書きます。ご存知の方は、今回はお休みです。すいませんm(__)m

アフィリエイト広告とは?

WEBマーケティングでも定着しつつあるこの広告手法ですが、どこかの方が定義されたものの引用ではなく、あえて超わかりやすく、私独自で定義させていただきます。

アフィリエイト広告=WEB広告のひとつで、「申込」「購入」「問い合わせ」「資料請求」など広告主が決めた成果が起こったときに、広告を掲載している媒体に手数料(以下、成果報酬)が発生するもの。その大きな特徴は、広告掲載の時点では広告掲載料は発生せず、あくまでも成果が発生したときに成果報酬という費用がかかるところにある。
アフェリエイトの仕組み_番号あり

従来の広告と比較し、その特徴を理解する

特徴その1:課金体型

従来の広告は、今でも多くの広告がそうなように、広告は「出す」ことに対して課金されます。新聞広告も、新聞折り込みも駅の看板も雑誌も、同送広告も広告費を払うことにより掲載され、その結果、そこから問い合わせや、資料請求が0件でも、その広告費は戻ってくるわけもなく、残念でした、ということになるのです。なので、ある程度体力がある会社じゃないと広告は出せませんでしたし、販促としての新聞折り込みもエリアを細かく絞ることによって少額からスタートさせるというのが一般的でした。なので、アフィリエイト広告などが出現る前は、広告はあくまで「広告」で「ブランディング」=知ってもらうことに目的をおいていて、それとはまた別のところに販売促進(=問い合わせなど売上につながるアクションを促す)の概念があったように思います。

そんな中、インターネットが普及し、日本では1996年7月にYahoo!がバナー広告の取り扱いを開始し、その後すぐにその広告バナーが表示されることに課金をする広告だけではなく、クリックされて(広告ページが表示されて)初めて課金されるクリック課金広告が登場したのです。アレルギーが出そうな例のアルファベット3文字でいうと、「PPC広告」=ペイパークリック広告です。(今でも表示回数によって課金されるインプレッション広告もたくさんあります。)

このPPC広告が出た時は、そりゃ思う存分、世間はざわついたのです。だって、今までは、雑誌に広告出しても、その雑誌が何部一般の読者に売れたかも明らかにされなければ、その読者のうち、何人が自分のところの広告に目を止めたかもわからなかったけど、広告料はすでに払っているのですから。ですが、PPC広告なら一応、広告を見ようかなと自らクリックしてくれた件数だけ課金されるので、なんとなく効果というものを捉えやすくなったのです。

で、その後、みなさんもご存知のリスティング広告=検索連動型広告が出て、クリック課金にプラス、検索キーワードで広告を表示させる相手を絞り込むというパワーアップ条件がついて、これまた、ターゲットを絞り込める上に、クリック課金!ってことで世間は大いにざわつきました。

で、2002年頃からでしょうか、さらにパワーアップした広告主には何とも嬉しい「アフィリエイト広告」が登場したのです。もうおわかりですよね、クリックに対して課金されるのではなく、掲載、クリックまでも無料、その後広告主が決めたアクションをユーザーが最後までやりきったときに課金されるのです!
これもみんな、大いにばんざーい!!ということになり、今では多くの企業が利用しています。

その2:アフィリエイト広告の掲載先は多種多様

他の多くの広告とこの点においても少し特徴があります。アフィリエイトの広告掲載先のことをアフィリエイターと言いますが、このアフィリエイターは、法人もいれば、個人のサイトもあります。成果が出た時にアフィリエイター(媒体側)に成果報酬を支払うので、どこに掲載されても掲載される分だけ、バナーなどで広告自体の露出が増えるため、個人サイトでも掲出されれば、リスクなく掲載面を増やせるというわけです。
ここで注意しなければならないのが、広告費に対してのリスクはないですが、掲載場所があなたの商品やサービスのイメージを壊さないかどうかは見ていかなければいけません。

特徴その3:掲載のされ方

アフィリエイトは成果がでないと報酬が発生しないので、掲載側は掲載するからには、何とか成果を出そうとします。なので、そのためにその商品などを実際に使ってみたレポートページをアフィリエイター自身が作成したりして掲載してくれたり、その商品に関係する親和性の高い記事をブログ内で書いてくれそこに広告を貼ってくれるなど、工夫をして掲載してくれたりします。そのため広告っぽくなく、一般の方の口コミレポサイトのようなところに掲載されたように見え、口コミのような効果も期待できます。ただしサイトの見た目や、作り込みの度合いは、アフィリエイターが個々に作成するのでマチマチですし、商品と関係ない内容のブログにバナーを貼ってもらえるだけという場合ももちろんあります。

 

アフィリエイトを始めるには?

アフィリエイトを始めるには、成果が発生したときに、それがどのサイトでいつ、何件発生したかを正確に把握するプログラムが必要です。それが把握できなければ成立しない広告手法だからです。また、あなたの広告を出してくれる先、提携アフィリエイターも探さなければいけません。それらは自社でできないこともないですが、一言でいうと非常に面倒です。それらの運用、管理をする仕組みを提供してくれるアフリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)がいくつかあり、そのような会社を通してアフィリエイトを始めるのが一般的です。ただ、面倒なことを人に依頼する=仕事 になりますので、このような会社を通すともちろんシステム使用料など成果報酬以外の諸経費もかかります。このアフィリエイト・サービス・プロバイダー提供するサービスには、大きなところでいうと(株)ファンコミュニケーションが運営するA8.net や、バリューコマース㈱が運営するValueCommersなどがあります。

アフィリエイトの運用について

マンパワーがあれば、ASPと契約して、自社で運用されていかれるのがいいかもしれません。日々、あなたの広告(バナーなど)がどれぐらいのサイトに貼られ、そこからどのくらいの件数の成果が出たのかが、一目でわかる管理画面が用意されています。ただ、それらのASPを利用すると、提携数の少ない広告主でも200~300のアフィリエイターがつくことになりますので、その方々から上がってくる、問い合わせ対応や、成果のチェック等の運用管理はある程度の時間がかかると覚悟しておいた方がいいと思います。
弊社でもホームページ制作や運用でお取引のあるお客様に「最初は自分たちでやっていたけど、やはり手間が掛かり過ぎるので代行お願いできませんか。」とご依頼いただき、実際に代行もさせていただいております。

もし、あなたがアフィリエイトの運用等を外部に依頼したいという場合は、あなたのホームページやランディングページの制作や運用をお願いしている会社にまずは相談してみるのがいいと思います。アフィリエイトの運用だけをまた別の会社に依頼すると、また手間がかかったりしますので。

まとめ

いかがだったでしょうか。アフィリエイト広告はうまく利用すれば、効率よく新規顧客や新規見込み顧客を獲得することができます。しかし大事なのは、なんでもそうですが、新規顧客獲得だけに躍起になるのではなく、その後もとても大事です。新規顧客を獲得した後のフォローアップ→継続的な顧客との接点→関係性づくり・・・私達も日々、お客様とのいい関係性をつくり、保つために頑張ってニュースレターやブログを書いてます(笑)

 

 

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.

インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PAGE TOP
LINE it!