キーワード検索順位

キーワードの検索順位を確認してブログのアクセスアップに繋げる方法

おはようございます、名畑です。
今回は「ブログやホームページが検索でヒットしているのかどうかは、どうすればわかるの?」という内容です。
ブログやホームページに来ている人は一体どんな検索でアクセスしてきているのでしょうか?
どんなキーワードで検索されているのか調べる方法をご紹介します。

これができるとどの記事をブラッシュアップするべきなのか、ということが明らかになってきます。
Googleアナリティクスを使うので、ログインして確認してくださいね。

そもそもどこからアクセスされている?

どこからのアクセスが多いかを確認しましょう。
集客→概要でどのようにアクセスされたかを確認できます。

これを見ると「Organic Search」つまり自然検索からアクセスされていることが分かります。
他の項目「Direct」はブックマーク等直接のリンクからのアクセス、「raferral」は他サイトからのアクセス、「Social」はSNSからのアクセスになります。

さて自然検索ではどんなキーワードで訪問されたのか確認しましょう。

どんなキーワードから見られたか

調べたい、ブログ、ホームページのアナリティクスレポートにアクセスしてください。
左メニューにある「集客」→「概要」をクリックし、「Organic Search」をクリックします。
キーワード検索

画面に表示されている「キーワード」の項目が、検索でユーザーが入力しているキーワードです。

それぞれどのくらい滞在したのか分かりますが、この画面ではnot providedがほとんどで確認することが難しいです
(not provided)って何?Googleアナリティクスのキーワードがわからない!
https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/seo/32846/

さらに詳しく検索順位の高いキーワードが何か調べる方法を紹介します。

キーワードの検索順位をさらに詳しく見る方法

まずアナリティクスとSearch Consoleと連携しましょう。
連携する方法はこちらです。
GoogleアナリティクスとWebマスターツールを連携する方法
https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/seo/24717/

連携が完了したら、Googleアナリティクスの「集客」→「Search Console」→「検索クエリ」で確認できます。
このデータは直近90日間保存されています。
オススメは3日前から過去3ヶ月間に設定することです。
「検索クエリ」は、データの反映まで時間がかかるそうで、直近の2日間のデータを見ることができません。。

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また、検索窓を活用することで、一覧に表示させる検索クエリを絞り込むこともできますので、調べたいことが決まっている方は、絞り込みを有効活用してください。

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なお、「検索クエリ」で調べることができるのは、以下の5つの項目です。

  • 検索クエリ・・・あなたのホームページが検索結果に表示された単語やフレーズ(キーワード)
  • 表示回数・・・検索結果に表示された回数。多ければ多いほど、クリックされる可能性が高い。
  • クリック数・・・実際にクリックされた回数
  • クリック率・・・クリック数を表示回数で割ったもの。この数字が高いほどよくクリックされていたと言える。
  • 平均掲載順位・・・検索結果に表示されていた順位の平均。

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平均掲載順位でどの順位で表示されているのか確認することができます。

またotherも確認したい場合は、Search Consoleの画面から「検索トラフィック」→「検索アナリティクス」で確認することができます。

実際の検索順位を確認する方法

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Googleアナリティクスに表示されているキーワードで検索をしてみましょう。
検索結果にご自身が書いたブログやホームページが表示されるはずです。

因みに検索をするのにも、ちょっとコツがいるのです。
というのも、Googleアカウントにログインをした状態で検索すると、純粋の検索結果が表示されません。
マニアックな内容なので↓の記事を参考にしてください。
実はHPの検索順位は人それぞれ違うんです
https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/1129/

ブログのアクセスアップに繋げる方法

まずは、検索クエリと表示回数を吟味します。
表示回数については、多い方がアクセスアップに大きく貢献できます。
ですから、表示回数の高いものから手を打つと効果が大きいです。

ただし、表示回数が少なくても、あなたのサービス・製品にとって見込み度が高いキーワードであれば、結果には直結しやすいと言えます。
見込み度が高く、かつ表示回数も大きいキーワードから対策するのが一番です。

どこを見て改善のポイントを見つければよいか紹介します。

表示回数は多いが平均掲載順位が低い

検索数とクリック数の関係は様々と言われていますが、少なくとも10位以内に入らないとクリックはほとんどされません。
もちろん、1位と10位では大きく異なりますので、できる限り上の順位を目指しましょう。
検索クエリで、表示回数が多いのに平均掲載順位が低い場合は、まずは検索で順位を上げる施作を打たなければなりません。

  • そのブログ記事の内容はお客様の希望を満たすものか?
  • ブログ記事の文字数は最低でも3,000文字以上か?
  • title(タイトル)やdescription(デスクリプション)は適切か?
  • 内部リンクはされているか?
  • 被リンクはもらっているのか?

などを確認しましょう。
タイトルを見直すだけ、本文をブラッシュアップするだけでも大幅に順位があがる場合もあります。

検索順位が良いのにクリック率が悪い

これもよくある現象です。
検索順位で1位になっているのに、全くクリックされない・・・ということも良くあります。
順位とクリック率の関係は一概には言えませんが、過去の調査では、検索結果が1位で約20%ぐらいが妥当です。
2位で約15%、3位で約10%。後は、どんどん下がっていき、10位で1〜2%と言われています。

ただし、にtitle(タイトル)やdescription(デスクリプション)を工夫することで、クリック率50%越えもあります。
上記の数字を基準に、さらにクリック率を上げる施策をしましょう。

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実際に検索順位の割にクリック率が低い場合は、これはもう検索結果に表示されている文言の影響でしょう。
検索結果には、title(タイトル)やdescription(デスクリプション)が反映されるのですが、この文言に工夫の余地があります。

  • title(タイトル)やdescription(デスクリプション)が適切に設定されていない
  • title(タイトル)やdescription(デスクリプション)にお客様が検索したキーワードが入っていない
  • title(タイトル)やdescription(デスクリプション)が胡散臭い
  • title(タイトル)やdescription(デスクリプション)が難しすぎる
  • title(タイトル)やdescription(デスクリプション)の意味がわからない
  • 惹き付けるtitle(タイトル)やdescription(デスクリプション)になっていない

といった観点で確認してください。
特に、単語だけの羅列や、売りつけられそうな感じがすると、お客様は敬遠します。
また、信用できないと感じると、やはり敬遠します。

実際にお客様の気持ちになって検索して、ブログのtitle(タイトル)やdescription(デスクリプション)を確認してみましょう。
自分がお客様なら、クリックするかどうか?で確認してみてください。
検索した際、自分のブログの前後に並ぶ競合サイトと比較することもオススメです。

なお、title(タイトル)やdescription(デスクリプション)の考え方については、以下のブログ記事を参考にしてください。

ブログタイトルの決め方でアクセスが上がる9つの方法
https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/seo/663/
ホームページにつけるブログのSEOの設定方法
https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/seo/27197/

実は狙っていなかったキーワード

検索クエリには、実は狙っていた訳ではないものも多く表示されます。
この中から、狙ってはいなかったけど、対策したいキーワードも出てきます。

この場合、すでにあるページで対応できるものであれば、そのページを修正してキーワードを狙いに行くと良いでしょう。
ただ、なかなかそうは行きませんので、その場合は、新しくページを作ってしまうことがオススメです。

その検索クエリで検索する人の求めている情報は何か?を良く考えて、その内容でブログ記事を書いていきましょう。
もちろん、title(タイトル)やdescription(デスクリプション)もしっかりと検討してくださいね。

おわりに

このキーワードの検索数や順位を確認することで、どのようなキーワードからのアクセスが多いか調べることができます。
その後記事をリライトしたりタイトルを変更して、順位をあげてさらにアクセスアップを目指しましょう!

アナリティクスについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
「えっ!Googleアナリティクスってなに?」って方は↓の過去記事を参考にしてくださいませ。
これだけ一読すれば、Googleアナリティクスでどんなことが出来るのか分かるはずです。

完全版|ブログの分析・改善に役立つGoogleアナリティクス見方まとめ
https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/seo/38695/

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株式会社インファクトのディレクターです。 フロントエンジニアだった知識を活かしてお客様のためになるような情報発信、制作を行なっております。また日本だけでなくベトナムスタッフとも連携して業務をとりまとめております。 好きなことは、自分で1から考えるものづくり。本の装丁が気になったり布ものやお菓子を自分でデザインして注文するのが好きです。 やっぱりはちみつなしでは生きてゆけない。
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