ベトナム進出をお考えの経営者に知ってほしいベトナム文化

Eyecatch

おはようございます。インファクトのチャンです。
日本では秋で涼しくなってきていますがベトナムではまだまだ暑いです。最近よく雨降りますが味覚では、秋はまだ先です。
さて、今回はベトナム文化について紹介させていただきたいと思います。

文化について言えば、いろいろありますが、今回のブログでは、習慣とベトナム人の考え方について日本と比較しながら紹介させていただきます。

目次

  • ベトナムの文化と習慣
  • ベトナム人の考え方
  • まとめ

ベトナムの文化と習慣

あいさつ

日本はあいさつを朝、昼と晩に分けますがベトナムは全部一緒です。また、あいさつをする時、日本人はおじぎをしますがベトナム人の場合、子供達は年上の人に会ったらおじぎするのはマナーです。大人になったら、おじぎせずに、ただ敬語をつけてあいさつをします。

日本では、始めて会う人に対して、個人的な質問を聞くと失礼だとみなされますがベトナムでは、初めて会う人と親しくするために、年齢・結婚状況・家族などについての個人的な質問も含めていろいろ聞きます。しかし、給料についての質問はご遠慮!

日本人は朝会社に着く時と帰る時、必ずあいさつしなければなりませんがベトナムは朝会社に着く時、年下の人は年上の人に対してあいさつしますが友達またはちょっと年上の人とあったらただ微笑みだけでも大丈夫です。しかし、家から出る時、帰る時、若しくは他人の家へ行く時、必ずあいさつしなければなりません。

感謝・謝罪・拒否

初めて日本へ行った時、日本人はよく「ありがとう」と「すみません」「ごめんなさい」を言いますので、びっくりして、時々戸惑ってしまいました。ベトナム人は誰かから恩恵を受ける時または誰かに親切してくれる時だけ、感謝し、誰かに本当に迷惑をかける時だけ謝ります。ベトナム人にとっては毎回感謝または謝る言葉を繰り返すと相手との距離感が生まれることを感じてしまいます。そのため、「ありがとう」「ごめんなさい」の代わりに、いろいろな方法で自分の気持ちを表します。

日本人は習慣として「ありがとう」、「ごめんなさい」などを使っています。時々必要のない場合でも使います。例えば、道で誰かとぶつかってしまう時、逆にその人から「すみません」と言われることがよくありますね。ベトナムであれば、自分が悪いので謝るのは自分です。

この違いは日本人は自分ではなく、他人・社会のことに気を配って、生きていますので、人との関係を重視して、いつも他人との友好関係を維持するように注意します。ですがベトナム人は個人を尊重し、我が強くて、自分の名誉を傷つけるようなことが嫌いので、「ありがとう」「ごめんなさい」などを言うのは自分の名誉を落とすことだと考える人が多いので感謝または謝る言葉を繰り返しません。

また、何かを断る時、日本人はいつも相手の気持ちに気をつけますので、あまり親しくない人に対して、直接断らないで、相手に理解してもらえるように言い回しで説明します。自分の本当の気持ちと考えはあまり話さなくて、いつも曖昧の言い方で表しますので、相手は本当に何を考えるか本当の気持ちはどうであるか判断できず、戸惑ってしまう時が多いです。逆にベトナム人は「子供面倒で忙しい」、「行きたくない」などいつも本当の理由を直接言って断ります。ベトナム人にとって、本当の理由を言うのは相手に対する自分の正心誠意を表すことです

上下関係

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日本では上限関係はとても重視され、日本で住む時、上下関係に気をつけなくてはいけません。特に会社では、年齢、社歴などによって「先輩」、「後輩」、「上司」「部下」に分かれて、その間に上下関係があり、敬語・座る場所などに必ず守らなくてはならないルールがありますね。

ベトナムでは、上下関係を重視しますがそんなに厳しくなくて、柔軟です。例えば、国営企業では、権力のある人を尊重する傾向があるので、上司との関係を大切にしますが民間企業では、上下関係より実力・個性のほうが重視されます。仕事のとき、みんな年齢・経験を問うわず、いろいろ相談、反論することができ、自分の意見・考え・不満などを直接マネジャーや社長に述べるのは問題ありません。遊びに行く時は、順番や座る場所などにそんなにこだわなくてもいい、みんなは一緒に楽しんで遊ぶことがよく見当たります。

 

ゴミ分類

初めて日本に行った時、一番困ったのはゴミ分類です。ベトナムでは、ゴミ分類せず、全部一緒で捨てますが日本はいろいろ分けてすてます。もえるゴミともえないゴミだけで分けたら簡単に分類できますが他にはプラスチック、有害ゴミなどいろいろ分類しなければなりませんので困りました。しかし、ゴミ分類になれたら、本当に良い習慣だと思って、ベトナム人は同じように実施できたらいいなと思います。

ベトナム人の考え方

仕事に対する考え方

日本人は仕事一番重視して、仕事のため生きていると感じますがベトナム人はなんといっても家族が一番大事です。日本人は毎日遅くまで働いて、遅くまで帰っても問題ありませんがベトナムの場合、一人暮らしならどうでもいいですが結婚している人なら毎日遅くまで帰ると夫婦喧嘩になって、離婚しまう場合が多いです。もちろん家族のために働くのは理解していますが仕事と家族両立できないと、いくらお金稼げても、幸せにならないのはベトナム人の考え方です。

前、日本人の女性は結婚したら、仕事を辞めて、子供の面倒と家事のこと集中してやって、旦那さんは毎日遅く帰っても全然文句言わず、いつも美味しい料理と綺麗服を準備してあげるのを聞いて、感心しましたが本当に大丈夫かな、つまんないじゃないかなとちょっと心配の気持ちもあります。私なら絶対無理(笑)。しかし、今の時代では変わりましたね。

責任感

日本人と一緒に働く時、一番感心するのは責任感です。何か問題が起こる時、最後まで責任を持って、解決するのに努力します。ベトナム人の仕事における責任所在はちょっと曖昧です。特に国営企業や国家機関では、問題が起こると関連機関をたらい回しにされるが、結局、責任を持って具体的に解決しようとする人は誰もいないです。

民間企業では、特に外系企業・日系企業では、欧米人や日本人と長い間仕事していますので、問題解決に対する責任感がだんだん強くなります。例えば何か問題を起こす時、根本的な原因と5W1H(「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どのように」)分析を行って、責任を持って、解決するようになりました。

異性の人との関係

ベトナム人はオープンな性格であり、誰とでも初対面の人とでもすぐに仲良くになれます。特に遊びに行く時や飲みに行く時などに男女を問わず、手をつないで、肩に手をかけても問題ありません。そして別れる時、相手をちょっと抱いて、バイバイする人が多いです。しかし、日本なら特に女性と一緒にいる時、やはり気をつける必要がありますね。ちょっと触っちゃうでもセクハラと勘違いされ、怒られる場合が多いです。

これについては日本に行く前によくコン、ロンに伝えましたので、彼らは厳重に守りました。ちなみにいかの下の写真はロンさんの電車での格好です。(笑)

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まとめ

他にも異なる点がまだたくさんありますが今回のブログではここまでです。
国と文化そして考え方が違いますがともに働く時、共通の観点・考え方を見つけて、同じ目標へ向かって、一緒に頑張っていきたいと思います。

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インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
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