かっこよく自動車が撮れる3つのポイント

20160312A

こんにちは。溶けだした雪が道路に溢れ、歩道を歩いていても通りすがる車に水をかけられることが無きにしも非ずな札幌から鵜沼がお送りします。(こういう時に限って春らしい淡い色のパンツだったりするのが北海道あるあるです。)

今日はお世話になっている車検会社さんからのご質問をブログに書きます。

どうやったら自動車がカッコよく撮れるのか?というご質問。

このご質問を受けた時に、ボクも歴代の自分の車をカッコよく写真に撮ろうと、インスタントカメラ片手に考えていたことを懐かしく思い返していました。

でも今はスマホで簡単に撮ることが出来るし、色あせることもない便利な時代ですよね。

今日はスマホでも簡単に車をカッコよく撮るポイントを書いてみたいと思います。

目次

  • 車を撮る目的から考える
  • キャッチコピーを考えてみる
  • 写真をそれっぽく見せるテクニック、3つのポイント
  • まとめ

車を撮る目的から考える

一言で「車をカッコよく撮る」と言っても色々あります。

もしボクが車を買うとしたらコレを買いたいと思っているBMWのXタイプを例に見て下さい。

想い出用

例えばボクの様に想い出用に取りたいのであれば、ファインダー越しに自分が好きなところをカッコよく見えるように撮れば良いんです。

BMW2

BMW

ポイントは背景です。

s-BMW7

例えばクローズアップなんかも1つの手法ですね。

商材用

車屋さんのように商材として車を撮る場合は、お客様に誤解のないよう取らなければなりませんし、きちんと全体が見える必要があります。

BMW4

基本は45度の位置から全体を撮ります。 製品視点なので背景は無地か、それに近いものが良いですね。

BMW1

バックショットも45度の位置から

BMW6

真横から撮るのも製品視点ですね。

製品視点ですと、一切の虚飾のない写真でなければならないので、背景も出来るだけ無機質な方が良いと思います。

イメージ用

とにかくイメージ先行なのであればその車の一番の魅力や、カッコよく見える、伝わる写真でなければなりません。

BMW3

こういう動きのある背景は走らせているイメージが湧きませんか?

BMW5

上と同じような写真ですが、直線道路だと前に進む力強さを感じます。

このように、同じものを撮っても、ざっくりと目的別で考えてみると写真の構図が頭に浮かんできませんか?

「その写真で何を伝えたいのか?」全てはこの一言だと思います。

キャッチコピーを考えてみる

一言に目的と言っても難しいかもしれませんので、こんな風に考えてみてはいかがでしょうか?

「キャッチコピーを考えてみる」

例えばBMWのキャッチコピーに「駆け抜ける喜び」というものがあります。

では下の二つの写真のどちらにそのキャッチコピーがふさわしいと思いますか?

BMW4

BMW5

 

どうですか?

あまりにもわかりやすいですが、こういう観点で写真を撮ってみるということがカッコよく撮るコツの1つだと思います。

上の写真は「駆け抜ける喜び」よりも「BMW X1」という製品名の方がふさわしいと思いませんか?(あ、ボクはあまり車に詳しくないので間違ってたらごめんなさい。)

逆に下の写真は「駆け抜ける喜び」も「BMW X1」という製品名もどちらでも良いかもしれません。

要はその写真で何を伝えたいのか?っていうことです。

車を買う方は車を買って、「快適な生活がしたい」のかもしれないし、「それに乗る自分に酔いしれたい」かもしれない。

とにかく外装と内装が大切という方には内装の写真も必要かもしれません。

車をカッコよくみせる写真を撮りたいのなら、どこがカッコイイのかを写真で伝わるようにしなければならないということです。

 

写真をそれっぽく見せるテクニック、3つのポイント

車だけじゃなくモノを撮る時の構図決めに必要なのは、高さ距離角度です。

高さは、下から煽ると被写体は高く見えて迫力が増しますし、目線の高さだといつもと同じ情景に見えます。

上から撮ると全体を捉えつつ、いつもとは違う非日常の被写体になります。

BMW8

距離は、周りの背景にもよりますが、遠くから撮ることで空虚感などの雰囲気を高めることが出来、近づけば迫力感を出すことが出来ます。

BMW9

角度は、この高さと距離で表現したい被写体を活かす角度のことです。

車で言えばどの角度から撮るかで全然雰囲気が違うと思います。

言い換えれば、その車の魅力は何なのか?ということにクローズアップすること。

軽自動車ならば早そうに撮るより可愛らしく撮った方が良いと思いますし、軽自動車でも改造してレーシング使用になっているなら早そうに撮った方が良いと思います。

BMWならば風格のようなものが漂うポイントもありますし、どこに着目し、伝えたいのはその車のどんな雰囲気なのか?ということを写真で表すということです。

ちなみにこれは食事の写真や、静物を撮る時に使えるテクニックなので、普段からぜひ意識してみて下さい。

Instagramなどの写真なんかを撮るには結構役立ちます。

まとめ

いかがでしたか?かっこよく自動車が撮れる3つのポイントは、高さと距離と角度です。

プラス背景に気を使う事も覚えていてほしいことの1つですね。

車検会社さんですと、何のためにどんな車の写真を撮ることが必要なんですかね?

もしこのブログがお役に立てたら、ぜひ写真を送ってもらえると嬉しいですね。

それではまた。

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インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
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