ホテル・旅館のFacebook集客活用事例5選

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こんにちは。GWはどのようにお過ごしになりましたか?北海道の鵜沼です。

帰省したり、レジャーがてらホテルや旅館に出かけたり、はたまたまだGWの最中という方もいらっしゃるとは思いますが、今日もブログにお付き合いください。

さてさてご旅行をされた皆様の中で今回だけに限らず、宿泊先を選ぶのにどういった判断基準でお泊りになった宿をお選びになりましたか?

兎角、見たい場所があるかどうかという部分で決める観光地。

そこで泊まる宿も旅行会社や代理店、ネットの旅行サイトでの口コミなどで選ぶことも少なくないと思います。

そして最近増えてきている「SNSで色々な情報をくれる宿」というところが判断基準になることも多いと聞いています。

つまり、日々の情報を発信する事で既存客や見込み客が宿泊施設を選ぶ時の選択肢に入る理由になり得るということです。

今日はそんなSNSの中でもユーザー数の多いFacebookでの情報発信を積極的に行っている宿泊施設を、ボクなりの視点でお届けしようと思います。

目次

  • ホテル・旅館のFacebook集客活用事例5選
  • キーワードは安心感と信頼
  • まとめ

ホテル・旅館のFacebook集客活用事例5選

今回選出した5施設は、集客事例と言えるような具体的事例はここでは述べることが出来ないので、あるキーワードと、そのキーワードがもたらす作用に着目して選出しました。

選出した理由は後述しますね。

まずは北海道を代表するこの旅館グループさんから。

鶴雅グループ

鶴雅グループ

道内で有名な旅館グループ。各ホテルごとにFacebookページを持ちながら、グループのページでもそれぞれ発信しています。

社内情報やイベント情報、その他観光情報などをカテゴリに分けて情報発信しています。

お客様のコメント1つ1つにも丁寧に返信していてコミュニケーションも取れています。

きちんと組織化されて運営している好事例かと思います。

次は全国的にも有名なこの旅館。

加賀屋 (和倉温泉 旅館)

加賀屋

言わずと知れた全国一の温泉旅館です。

ですが、きちんとスタッフの顔の見える写真を使いながら、社内外のイベントを紹介しています。

その中でも親近感が出るのが、お客様の様子も一緒に収められていて、投稿を見ているお客様も自分事のように感じることが出来ると思います。

体験を写真で伝える好事例だと思います。

次は栃木のリゾートホテル。

ホテル エピナール 那須 – Hotel Epinard Nasu

エピナール

こちらもイベントのお知らせがメインですが、周辺の観光施設のFacebookページの情報もシェアしています。

周辺地域の情報も伝えるということは、観光地+宿泊という情報がセットになり「観光コースが面倒」だと考えている方には選ばれやすくなりますね。

ターゲットを狭くしている好事例だと思います。

次は熊本の黒川温泉で頑張る旅館。

黒川温泉 旅館 わかば Kurokawaonsen Ryokan Wakaba

わかば

この度の震災に見舞われた熊本の旅館さんですが、復興に向けて包み隠さず現況を発信。

集客のためというより、お客様に安心して使って頂きたいという想いが溢れた投稿が最近は増えています。

それ以前の投稿はスタッフの様子や顔が見える「個」を発信する投稿が多く、年に数回しか来られないお客様にも新しいスタッフを伝えてコミュニケーションを取りやすくしているのを感じます。

情報と共に親近感や安心感を提供しているFacebookページだと思います。

そして、復興に向けて頑張ってほしい。今後も応援したいと思います。

最後は同じ九州でも福岡にあるリゾートホテル。

ホテルマリノアリゾート福岡

マリノア

WEB担当者ではなく、現場のウェディングプランナーの方やソムリエの方など、現場の方が発信していて、現場の生の声が投稿で安心感を与えます。

写真も現場に近いライブ感のある写真や動画も投稿されています。

動きを感じられる投稿は親近感湧いて楽しさが伝わり、コメントにも「行ってみたい」「楽しみにしている」などがあり、お客様の興味をそそるのがわかります。

以上5施設を上げましたが、ぜひリンク先を一度見て頂きたいと思います。

必ずみなさんのFacebookページ投稿のヒントがあるはずです。

キーワードは安心感と信頼

「素敵な宿」と「安心できる宿」は違うと感じている人が多いように思います。

一度使ったことのある宿や、知っている人のいる宿、もしくは知っている人が行った事があり「安心出来る宿」が割と多く選ばれる傾向にあると思います。

旅行は年に数回、そして高額な商品ですし、カタチが残るモノではありません。

だからこそ信頼出来る情報が欲しいし、そこを利用した満足度の情報を知りたい。

そんな時に最近ではSNSで「つながっている人の情報」が旅行を決める決定要因になることが多いと耳にします。

実際ボクも元旅館にいたのでボクのいた旅館を利用しようとしている友人からよく「あの宿どう?」と聞かれることが多いです。

「どうやって知ったの?」と聞くとその殆どが「Facebookで」と言います。

失敗したくないからこそ”たくさんの有益な情報”が欲しいのは、みんな同じ気持ちだと思います。

安心感や信頼がキーワードになり、そのためには顧客と常に”つながり”を持つ事がこれからの時代には最も重要なことだと思います。

まとめ

情報が多く何を信用していいのかわからない時代だからこそ、安心感と信頼でお客様と”つながる”ことが必要になる時代だとボクは思います。

もちろんつながるためには「発信」だけではなく、「コミュニケーション」が必要です。

企業のメディア化を進める上でも必要なことです。

テレビというメディアで考えるとわかりやすいのですが、テレビは1人で作るのではなく、たくさんの人を介します。

そのためには組織化し、情報を発信し、たくさんの方へ届けることが必要になります。

もちろんFacebookのようなSNSは個人でもメディア化することは可能です。

ですが1人で運営するにはそれなりの才能や人柄、覚悟も必要になります。

なので組織で情報を収集し、計画を立て、出来るだけ個人を発信しながらお客様に情報を発信していく。

そんなことがこれからの企業のメディア化の中でのFacebook運用には必要になるとボクは思っています。

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インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
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