ベトナムのSEO状況と対策の基本
こんにちは、ベトナムリーダーのチャンです。
先週、InfactTokyoのメンバー全員と一緒に楽しい研修ができました。
すごく熱かったですがチームメンバーと色々交流することができましたので良い気分転換になりました。(笑)
さて、今日はベトナムのSEOの状況とテクニックについて少しだけ紹介したいと思います。
- SEOの状況
- 対策の基本
- まとめ
SEOの状況
Vinalinkのオンライン市場調査の報告によりますと、ベトナムのSEOは1999年から始まりました。
2009年まではSEOについてのテストが行われて、そして、2009年からはベトナムのSEOクラブが設立され、SEOについての普及教育・トレーニングが始まりました。
SEOとは Search Engine Optimizationの省略で、検索エンジン最適化であるという意味ですが、ベトナムのインターネット使用者の90%はGoogleを使っていますので、デフォルトとしてはSEOについていえば、Googleでの最適化とも言えます。
しかし、実際、ベトナムのSEO業界の発展は2010年からで、世界のSEO発展と比べると、3〜5年ぐらい遅れたということです。
2010年はSEOについての初めてのフォーラムの誕生とSEOについてのトレーニングセンターが鳴り物入りで出現したことをマークした時です。
2012年までは以下の具体的な集計ができました
- SEOサービス利用企業:300企業
- 合計のSEOトレーニングセンター:17所
- SEOの人材数:20.000人
- SEOレベル:ほとんどは自習でSEOについて勉強しましたので、優秀なSEO人材はまだまだ少ないです。
最近、企業のマケーティング作業に対するSEOの重要さを意識した人・企業だんだん増えていて、SEO対策を行う要求も高くなってきます。
近い将来では、SEOは有望な職業だと見込まれています。
対策の基本
コンテンツが王様
SEOの人々はよく「コンテンツが王様で、リンクが女王」ということばを言います。
つまり、ウェブサイトの内容がとても重要なことを示しています。
良質なコンテンツはいつもGoogleから高い評価を受けます。
コンテンツが悪ければ、SEO対策適用しても、なかなかトップになれないのは事実です。
では、良いコンテンツとはどのようなコンテンツでしょう。良いコンテンツとは次の要素が欠かせないです。
- 特色な内容を持つ:自分が作って、他のものと重複しない唯一の内容
- 説明テキストがある:コンテンツは画像やビデオなどで作成しても問題ないですが補足説明テキストが必ず必要です。
- 有意義な内容を持つ:有意義な内容で、ユーザにとって役に立つ内容を作成します。また、長い内容だとSEOしやすいので、内容を長く書いた方がいいです。
サイトのタイトル、メタディスプリクション、形式、画像
タイトル
タイトルが必ず書くことです。SEO基準を満たすタイトルは、ベトナム語では70文字以下で、通常は55〜65文字が一番良いです。
タイトルには、必ずキーワードを入れて、アクセス率を上げるために、記事のタイトルを魅力的で興味を引き寄せるように書くことです。
メタディスプリクション
基準の文字数は、ベトナム語では160文字未満です。キーワードを記述の中に繰り返しても良いです。
メタタグの160桁はウェブサイトについて広告したり、興味のある人を引き寄せるためのものであるので、できるだけ、魅力的に書いた方がいいです。
ウェブサイトの形式
内容の重要度によって、H1、H2、H3のタグを適切に分けます。
通常はタイトルがH1で、残りは優先順でH2、H3のタグをつけます。
重要なキーワードは太文字、斜体もしくはアンダーラインにします。
さらに、ユーザが簡単に読めるように、適切なテキストサイズにして、3〜5行ごとに分けた方がいいです。
画像
記事には画像が欠かせない大切な要素です。品質が良いが容量があまり大きくない画像をアップするのは一番良いです。
最適な容量は1Mb以下です。また、Alt属性と画像の名前はSEO基準に従って、名付けた方がいいです。
URLの構成
最高のURLは’−’があり、255桁以下かつ’?’などの特集記号が含まないものです。
またリンクナビゲーションもしくはバンくずリストの構成でサイトを構築するのも重要です。
内部リンク
内部リンクを最適化することは、SEO対策の効果をさらに発揮できることです。
内部リンクの構成を上手に整えれば、Googleのアリゴズムのいずれからも影響を与えないです。
SEO効果を高めるための内部リンクとは以下のようです。
- 豊富で自然なアンカーリンクを張る
- 有意義な内部リンクを加える
- 内部リンク数は最大4〜5つまで
- できれば、関連のある記事を記事の最後にリンクさせる
ページの読み込み速度・ユーザフレンドリーなモバイル設計
調査によりますと、5秒以内にサイトにアクセスできなければ、ユーザの90%はそのサイトを離れるということです。
そのため、できるだけ、サイトの読み込み速度を早ければ早ほど改善した方がいいです。
また、現在スマホを使う人がだんだん増えているので、ユーザフレンドリーなモバイル設計できなければ、多くのユーザを失うことと同じです。
そのため、レスポンシブな設計が推奨されます。
まとめ
以上、ベトナムのSEO状況と対策の基本についてまとめました。
大体日本と同じですが少し違うところもあると思いますので、少し意識しておいて、サイト構築の際に十分注意すれば、ベトナムでのオンラインマケーティング効果の向上に役に立つではないでしょうか。
インファクト編集部
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