販促パンフレット事例|販促シナリオ次第で効果が2倍、3倍・・・になっていく。
祝!「鈴の宿 登府屋(とうふや)旅館」様、「シルバースター部会長賞」by全国旅館ホテル生活衛生同業組合 受賞記念
と題しまして、当社株式会社インファクトが制作をお手伝いした「車いすで米沢を旅する本」(小冊子)の販促事例を紹介させていただきます!
なかなか出てきませんが。。。(笑)
1分2秒から登府屋旅館さんの表彰となります。
登府屋旅館さんのYouTubeチャンネルも要チェックです!
旅館販促事例紹介|しっかりとした販促シナリオで1つのパンフレットから、予約も新聞もリコメンドも!
結果が出た販促物(パンフレット)のシナリオはこれだ
バリアフリーな温泉宿 米沢・小野川温泉 鈴の宿 登府屋(とうふや)旅館様は、「車いすで安心して泊まれる宿」というコンセプトをかかげていらっしゃる温泉旅館さんです。
今回ご紹介するこの「車いすで米沢を旅する本」の企画は、遠藤社長のこんな声から始まりました。
「旅館は随時改装、改修なども進めているし、サービスも見直しながら車いすの方がストレスなく泊まっていただけるようになっている。でも、旅行って旅館に泊まるだけじゃないんですよね。おいしいもの食べて、観光もして、初めて楽しい旅なんですよね、でも、交通手段も、観光スポットも、車いすで行けるかどうかとか、車いすでも入れるトイレがあるかとか、全然情報が出ていない。インターネットを検索したって出てこない。これじゃ、安心していらしてください・・・とは到底言える状況ではない。」
決定したシナリオ
・車いすの方が安心して米沢を旅行できるガイドブック(観光スポット、米沢までのアクセス、米沢内での交通手段などを紹介する)をつくる
・車いすの方が旅行を計画される際に注意すべきポイントなどをまとめ、より具体的に旅行の実現をアシストするような冊子にする
・「バリアフリー」という大きなターゲットではなく、「車いすの方」に絞ることによって、より正確な不足のない情報を載せる
このシナリオをもとに、↓ようなパンフレットができあがりました。(A5/8P)
制作費は捻出するもの
今回のこのパンフレットの制作費は、中小企業庁の小規模事業者活性化補助金を活用されています。「目的」とつくる「意味」をはっきりと伝え、得た補助金です。販促予算の厳しさは今やどこの会社でも言えることですが、とくに規模が小さければ小さいほど厳しいものですよね。こういった国や地方自治体の制度を見逃さず活用する、これは、非常に参考になります!(各自治体で相談にのってもらえる部署もあります。)今回の件での具体的な販促費の確保に関しては、遠藤社長のブログで詳しく解説されているので、是非、読んでみてください。ものすごく勉強になります。小野川温泉の若ダンナ☆遠藤直人のブログ:「販促の予算を確保し、プロに頼むためには?」
効果を2倍、3倍にしたのは、やはりソーシャルメディアの活用
このパンフレットは、印刷された後、米沢駅や市役所等に置かれました。間もなく、登府屋旅館さんにこの小冊子を持った方がいらして2名で7泊のご予約が入ったそうです。(他での告知がまだされていない段階で)
でも県外からも来てもらうことも目的にしているわけですから・・・米沢市内に設置しただけでは、効果が米沢市内どまりなのは明白です。もともと、ブログやfacebook、twitterをうまく活用されていた遠藤社長、このパンフレットもソーシャルメディアをたくさん活用して告知されました。ざっと写真で紹介します。(ここでは主にfacebookだけを紹介します。twitterは、「#車いす旅行」で検索してみてください。)
●専用facebookページ:「車いすでも安心!米沢を家族で旅行しよう」を立ち上げて、その中でパンフレットの情報、その他車いすで旅行を楽しむために役立つ情報を発信しています。
●遠藤社長 個人のfacebookでも、このような紹介
↑さり気にパンフレット入ってるし(笑)
このパンフレットとソーシャルメディアがもたらした結果
米沢新聞に載り、仙台であの有名な「仙台リビング」に載り、「お友達にあげたいからください!」と言う資料請求が入り、ご予約へ!何とも素晴らしいプラスのサイクルが回っているのです。
(メディア掲載の詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。「米沢新聞の記事」、「仙台リビングの記事」
そして、その他の紙、動画等の販促物やソーシャルメディア、リアルな販促活動と一貫した「車いす旅行」というキーワードですべての販促活動を連動させた結果、ついに全国旅館ホテル生活衛生同業組合の「シルバースター部会長賞」を受賞された(=高齢者や障害者にやさしい宿として認定された)のです。受賞の詳しい記事はこちら
まとめ
いかがだったでしょうか。一つのシナリオがしっかりしたパンフレットとソーシャルメディアの活用でここまでできること。また、販促物、販促活動をぶつ切りではなく、連動して行うと(販促グランドデザインを描いて販促する)、こんなにも大きな成果が出せるということがわかっていただけたでしょうか。もちろん、実際の登府屋旅館さんで車いすの方にやさしいお部屋、サービス等をきちんと提供されているからお客様がつくのは大前提ですが、そのことを発信していかなければいくらそのようなサービスを充実して展開されていても、存在していないのと同じということです。
インファクト編集部
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