集客ブログの作り方|集客の導線(フロー)把握【コンセプト編】

さて、今回も引き続き「集客ブログ」の作り方をお送りします。今回のテーマは「集客の導線(フロー)」。
集客ブログを作ってアクセスは増えたけど、全くお問合せに繋がりません・・・というケースは、まずここが問題になります。
自社の集客フローを考えた上で、どこにブログを位置付けるのか?これをしっかり考えましょうというお話です。

集客ブログの作り方|集客の導線(フロー)把握【コンセプト編】

目次

  • 大切なのはユーザーがゴールに辿り着く流れ(フロー)
  • 普段の営業フローのどこに組み込むか?
    新規ユーザーを集める
    見込み客を育てる
    営業ツールとして活用する
  • まとめ

大切なのはユーザーがゴールに辿り着く流れ(フロー)

まず、集客ブログを作る上で大切なポイントは、目的とゴールを明確にすることです。
このブログでも何度も繰り替えしていますが、これを抜かすと、全く集客できないブログになりがちです。

そして、大切なことは、明確にしたゴールに向かって、ユーザーをどのように導くかということ。
つまり、集客の導電(フロー)なのです。

ブログ記事を読んで一発でお問合せ・・・となることは残念ながら、そうそうありません。
ユーザーをゴールに誘導するためには、さまざまな工夫が必要です。
集客ブログを作る場合、この導線(フロー)を最初にしっかりと考えておきましょう。

以下に目的やゴールを設定しても、そのゴールに到達する流れを明確にしておかないと、ピントがズレてしまいます。

例えば、集客ブログのアクセスは好調なのに、全くお問合せにつながらない・・・。
とか、集客ブログからコーポレートサイトにユーザーを送客しているけど、すぐに直帰されてしまう・・・。
といったことが良くあります。

これらは、目的とゴールは明確になっているもののゴールへの導線(フロー)が明確になっていないために起きることだと言えます。

普段の営業フローのどこに組み込むか?

集客ブログを作る際、勘違いしやすのいのが、これまでの営業フローとは全く違う流れを想定しまうことです。
もちろん、リアルとネットとではユーザー層が異なるケースも多いでしょう。
人々の動きも異なると想像しがちです。

ただ、同じ人間ですので、そうそう行動に異なる部分があるとは思えません。
そして、なりよりも、これまでの集客フローと大きく異なる導線を作っても、対応が難しいでしょう。

おすすめは、今現在の集客フローの中に、ブログを組み込んでいくこといくことです。
今の集客フローを変えることなく、対応できますので、イメージしやすいでしょう。

新規ユーザーを集める

「クロージングには自信がある」「お客さまが目の前まで来てくれれば大丈夫」というリアル営業が得意な場合は、このパターンが良いでしょう。
文字通り、集客ブログとしての活用を行います。

ブログでは、見込み客さんを集めれば良く、しかも、ネットショップなどで買わせる必要もありません。
興味を持ってもらい、お問合せさえ、してもらえれば良いのです。

となれば、ブログの内容は、見込み客さんが興味を持つ内容(悩みを解消し、ニーズに応える内容)を、コツコツと書いていく必要があります。
そして、ブログ記事を読んで、サービスや製品に興味を持った場合、お問合せしやすいように導線(フロー)を作っておきます。

見込み客を育てる

高額なサービスであったり、検討に時間がかかるようなサービスの場合は、このパターンで集客ブログを使うのが良いでしょう。
展示会やリアル営業などで集客したユーザーを、まずはブログへと誘導します。

ブログでは、サービスへの理解を深めるための内容(これまでの事例やお客さまの声、専門的な情報)を提供します。
検討段階にあるユーザーは、何度もブログを訪問し、情報を少しづつ確認して検討します。

このパターンの場合、ユーザーは機が熟したタイミングで、接触してきます。
そのため、思い立った瞬間にお問合せできる状況にすることが大切です。

ブログからお問合せへの導線を明確にしておくことがポイントです。
まあ、メールマガジンやガイドブックなどのリアル資料と併用すると効果的です。

メールマガジンを定期的に配信しておけば、思い立った瞬間にユーザーが接触しやすくなります。
もちろん、リアル資料が手元にあれば、そこからお問合せはしやすいです。

営業ツールとして活用する

営業先で、お客さんに見せるツールとしてブログを活用することも良い方法です。
活用事例や関連するグラフ、あるいは参考URLなど、営業で使う資料をブログ記事にまとめておきます。
お客さまに、ノートPCやタブレットでお見せする訳です。

営業用の資料が多い場合に効果的ですし、準備さえ行っておけば、その場で別の話になった時にも対応しやすいメリットがあります。

また、営業に十分な時間が取れなかった場合、お客さまにURLを連携しておき、読んでもらうという作戦にも使えます。
特に、名刺交換程度の時間しかなかった場合や、興味を持っていそうなお客さんがいるのに詳しく話せなかった・・・といった時に、ブログを見てもらって補完することが可能です。

まとめ

今回は「集客ブログの作り方」の中でも、集客の導線(フロー)について解説しました。
せっかく目的やゴールを明確にしても、導線(フロー)を考えないと残念なことになりかねません。
集客ブログを作る際の参考になれば幸いです。

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インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
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