知らないと後悔する!?販促物を依頼する時に注意したい画素数の設定

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おはようございます♪デザイナーのコンノです。
以前『販促物を依頼する上で知っておきたい画像の基礎知識』のブログを書きました。このブログで「解像度」については理解できたけど、デジカメやスマートフォンでの設定が分からないというお声をいただいたので、今日は設定について書いていきたいと思います。

1.画素数について

デジカメやスマートフォンの画質設定は使用目的に合わせて撮影前に設定する事が大切です。
低い画質で撮影したものは、撮影後に高画質にする事ができないからです。大は小を兼ねると言いますが、小は大を兼ねないのです。

大は小を兼ねる

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上記の画像はパッと見同じ画像に見えますが、①は200万画素で撮影したもので、②は30万画素で撮影したものになります。この2枚を比較してみてください。大きな違いはありますか?

じっくり見比べても2枚の違いは分からないと思います。なぜかというと、2枚の画像は600×450ピクセルでブログにアップしています。画素数にすると400×300=12万画素になります。
200万画素で撮影した画像も30万画素で撮影した画像も12万画素サイズに落としたら同じ画質に見えるということなんです。
大きい画素数の画像は画素数を小さく落としても画像の劣化がないことが理解していただけたと思います。

小は大を兼ねない

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上記の画像は200万画素と30万画素で撮影したものを拡大して比較したものです。200万画素の画像は100%サイズで、30万画素の画像は200万画素と同じサイズになるように拡大したものです。
この2枚の画像を比較していただくと、200万画素の画像は細部までキレイに写っていますが、30万画素の画像は画質が粗くドットが見えてしまっています。

大きな画素数で撮影した画像は、その分だけ大きく引き伸せると理解していただけたと思います。

2.使用目的に合わせて画素数を設定しましょう!

デジカメでの画素数の設定は、各デジカメによって異なりますが、メニューの【画質設定】→【サイズ】でサイズ変更が出来るかと思います。詳しくはお持ちのデジカメの取扱い説明書でご確認ください。

画質サイズを選ぶ時に【QXGA】や【3M】などの名称だけで、画素数やpixl(ピクセル)が分からない!という方へ解説いたしますね。

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XGA・QXGA など:画像サイズの通称
3M・10M など:おおよその画素数で単位は pixl(ピクセル)例:3M=3メガピクセル=300万画素

※デジカメ・スマートフォンのメーカーや機種によって設定の名称が異なります。詳しくはお持ちのデジカメ・スマートフォンの取扱い説明書をお読みください。

まとめ

大きい画素数で撮影しておくと、画像を一部引き伸す場合にはとても良いのですが、その分画像容量が大きくなり保存できるデータの枚数が少なくなってしまいます。また、画像をパソコンに取り込む転送時間が長くなったりします。印刷物用ではなく、ブログやホームページ用の画像の場合は小さい画素数で保存しても画質に影響がありませんので、使用目的に合わせて画素数を設定することをオススメします!

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株式会社インファクトでWEBサイト・ブログの制作からお客様サポートまで担当しています。どう改善したら伝わりやすいのか、反応が出るのかを常に考えながら仕事に取り組んでいます。WEBサイトだけでなく、紙ものメール設定など、幅広い業務に携わっているので、色んな視点でお客様のお手伝いができると思います。よろしくお願い致します。
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