ベトナム進出をお考えの経営者に知ってほしいベトナム人の仕事スタイル

Eyecatch fix

おはようございます。ベトナムリーダーのチャンです。

外国人と一緒に働く時、困ったことがありますか。やっぱり文化と考え方が違いますので、日本人にとっては常識でありますが外国人にとっては不思議であることがたくさんあります。
大切なのはこれらの違いを理解しあって、同じ観点を統一し、同じ目標に向かって、成功のために努力し続けることです。

さて、ベトナム人と一緒に働く時、スムーズに仕事を進めるようにベトナム人の仕事スタイルの特徴を幾つか紹介させて頂きます。

目次

  • ベトナム人の仕事スタイルの特徴
  • まとめ

ベトナム人の仕事スタイルの特徴

勤勉で、向上心が高い

ベトナム人は教育熱心で新しい知識に対しては積極的に勉強し吸収します。老いも若きも勉強することが大好きで、学校や仕事が終ると英語などを学びにいそいそと通います。
仕事の時でも、タスクが終わって空く時間があれば、外国語の勉強をやったり、新しい技術などを勉強したりすることがよく見当たります。

品質に対する考え方

実際はベトナム人の最低限のOKラインは日本人のとちょっと違いますので注意する必要があります。日本人のOKラインは非常に高いという点もありますが…
ベトナムでは、品質にかかわる問題が多少発生しています。例えば、商品を新しく買ったがすぐ壊れるとか最初から動かない、新しく新築されたビルはまもなく水漏れするとか扉が壊れる、運転・ルール順守確認も適当なので、渋滞・交通事故がよく発生します。

文句を何回も繰り返しますが改善できず、結局慣れてしまって、文句言わなくなります。こういう環境で生活していますので、品質についての考え方・要求も適当になってしまいます。
品質の基準が低い人と仕事する時、いろいろ問題が起こります。例えば、仕様の理解度が浅い、テスト不十分、開発した商品の柔軟性・拡張性が小さいなどです。

実際はお客様からの要求を受けて、短期間で仕様確認し、仕様の理解度が足りないまま、実施し、時々スケージュルがタイトなので、セルフチェックせず、急いでやって、だいたい完成した商品を納品してしまったケースが少なくないです。
この問題を解決するために、 何かプロジェクトをスタートする前に、品質に対しての要求、大切さをはっきり伝えて、お互いのOKラインを統一する必要があります。それに、仕様把握のミーティングを頻繁に行って、チェック体制とレビューをきちんと決めた方がいいです。

時間感覚が緩い

thoi gian

仕事や人との待ち合わせには必ず時間通りに行くのは日本人の一般的な感覚ですがベトナム人にとっては「5分、10分なんて遅れたうちに入らない」と考えがちです。
渋滞、バイク壊れ、事故に囲まれるなどの理由がよく言われます。待たされる人もベトナムならこういうことはよく発生することで大したことはないので、怒らないです。

しかし、ベトナムオフィスにいる周りのスタッフはいつも早く会社へ来ていて、遅刻する人はほとんどいないです。時々1人か2人が5分ぐらい遅刻するくらいです。(笑)

仕事中に音楽聴いたり、おしゃべりしたり

インファクトのオフィスで働いた時、うちのロンは音楽を聴きながら仕事をしました。日本人のスタッフはそれを見て、「ええ、仕事集中できるの」とびっくりして不思議にしていました。
不思議ですが音楽を聴きながら、仕事できるというベトナム人は多いです。また、ベトナムのオフィスで働く時、仕事中なのに、スタッフの数人、特に女性達のグループが集まって、話し合うのはよく見当たります。

それは、仕事怠けるわけではなく、ただ気分転換で仕事でのストレスを解消したいだけです。もちろんおしゃべりにならなくて、ちょっとだけ話して、解散するという感じです。

仕事へのモチベーション

ベトナム人は長期的な利益よりも短期的な利益を求める傾向があります。
給料面、福祉制度などでなにか不満があれば、他の会社に面接に行って、もっと良い条件を交渉できれば、すぐ転職することはよくあります。あと、人間関係の問題で転職した人が少なくないです。

この問題に対しては、チームビルディング・飲み会を定期的に行って、豪華な社員旅行を用意して、住居手当、家族手当やボーナスなどの良い福祉制度・報酬制度を効率的に実施できれば解決できると思います。

残業への考え方

ベトナム人は残業したくない、全く残業しないと思われる人が少なくないでしょう。
前述べましたがベトナム人は家族と過ごす時間をとても重要に考えていますので、のんびり長い時間で仕事することより、仕事集中して、決まった時間内で完成するように頑張って、残りの時間は家族や友達と過ごす時間に分けます。

しかし、全く残業しないということではありません。緊急の問題への対応、スケジュール遅れなど必要に応じて、時間外、さらには徹夜して、責任を持って解決します。

飲みニケーション

ベトナム人はビールやお酒を飲むのが好きで、酔っ払った時しか心の声打ち明けられないと思って、一度一緒に飲みに行ったことがなければ、本当の友達にならないと考えています(それは男性達の考え方 笑)。

それで、新人の歓迎会、誕生日会など何かある時でも、すぐ飲み会に行って、飲みながら会話が盛り上がります。また、チーム内にも、特別な時ではなくても、定期的にチームビルディングを行います。
このような交流のおかげで、みんなもっと親しくなって、友人または家族のような雰囲気を感じます。

まとめ

今東京スタッフと離れて、仕事して、毎日チャットとかビデオ会議などを頻繁に行っていますが一緒の場所で色々コミュニケーション、交流を行って、もっとお互いのこと理解できればいいなと思っています。
長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。今後もベトナムの情報を発信していきます!

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.

インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PAGE TOP
LINE it!