ものの見方、考え方を変えると人生が変わる
こんにちは、3KMを伝え続けて30余年。。。中川理巳(ナカガワ マサミ)です。
前回の予告編ブログで、結婚披露宴のスピーチを一所懸命に練習して本番で見事に失敗したバカ話を書いたが、なぜこんなことが人生には起こるのか?
▼予告編ブログを読んでいない方はコチラからどうぞ。
https://www.infact1.co.jp/staff_blog/habit/3km/15280/
実は、それは間違った頑張り方をしたからだ。
実は頑張ることほど悪いことはない。
私の楽しみにひとつに書店に置いてある自己啓発本やハウツー本を冷やかすというのがある。
もっとも笑えるのは、いわゆる「モテ本」というやつ。
たいがい帯の文句は「口下手でブサメンの著者が○年間で○○○人の女性と××できた秘密のテクニック」みたいなことが書かれている。
○○○人というところには信じられないような数が入っていたりするし、××できたというのも、そのことにどんな意図や目的があってその結果どんな意味があるのか、この本の著者は朝から晩までそんなことにしか興味がないのか、などとこちらの興味が尽きない。
そして書いてあることが爆笑の連続。
たとえば「男は常に二枚ハンカチを持って、女性がハンドバッグを置こうとしたら素早くそこにハンカチを敷け」だと。こんなことをしてモテるようになるなら、オイラはハンカチ300枚くらい持って歩くぞ!
ともかく、この手の本を読んで本当にモテるようになる人は、ダイエット本を買ってダイエットに成功する稀な人のさらに五千万分の一くらいだろう。
こんな本を手に取る時点で、その人がモテない理由がわかる。
だいたい書店レジの女性店員がドン引きしてるぞ!
ものの見方、考え方を変えると人生が変わる
貧乏人で「金持ちになる本」を読んで金持ちになる人もいません(キッパリ!)。
なぜなら金持ちになる人は、下らぬ本を買わないし無駄な読書をする時間も惜しむから金持ちになるのだ。よって貧乏人はこういう本を買うこと自体、貧乏人の証明、間違った努力なのだ。
超一流の人物について書かれた本も間違った努力の原因になる。
イチローが試合前にカレーライスを必ず食べるというのを聞いて、カレーを食い続けている川崎ムネリンは、今もイチローにはなれていない。ましてや草野球レベルの選手に必要なのはカレーじゃない。
大事なことは、ハウツー本に書かれていない部分であって、モテるようになるためや金持ちになるため、イチローのような選手になるための方法論やテクニックではない。
むしろ、モテる人や金持ち父さんのものの見方、イチローの考え方が大事なのだ。
それなのに私達は無駄な努力、間違った頑張り方をしてしまう。
物事の根底にある考え方を離れ、目に見えるもの、成果、結果ばかりに目が行くので、姑息なテクニックや方法論…それも往々にして間違った方向…に走ってしまう。
「ものの見方、考え方を変えると人生が変わる」とはまさにそのことを戒めている言葉でもある。
大事なことは、私達がいつもどんなものの見方や考え方でいられるかであって、結果として人生が変わって行くことを忘れてはいけないのである。
ということで、では、どんな「ものの見方、考え方」をしたらうまく行くのか、について次回のお楽しみ。
乞うご期待なのである。
インファクト編集部
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