限られた人生の時間をどう使うのか
こんにちは、3KM(スリーケーエム)を伝え続けて30余年。。。中川理巳(ナカガワ マサミ)です。
前回の「ものの見方、考え方を変えると人生が変わる」を読んでいない方は▼前回ブログからどうぞ。
【ものの見方、考え方を変えると人生が変わる】
目次
- 「8,760」「86,400」という数字
- 時間の口座
「8,760」「86,400」という数字
「まずは人生観から」 おいおいおい、急に「人生」なんて、恥ずかしい言葉の登場かよ、と言わないで欲しい。
40年ぶりの同窓会で、見知らぬオバサンに「あっら~マサミちゃんじゃないのお~」と抱きつかれて、ああこれがあのヒトミちゃんかあと気付いた瞬間、オイラも人生を考えた。
いきなりだが「8,760」「86,400」という数字が何か、即座にわかるだろうか?
単位をつけて「8,760時間」「86,400秒」と言ったら…もうぴんときた人がいるかもしれない。
そう、それぞれ1年間が何時間かと1日が何秒かを表した数字だ。
こうして計算して数字にしてみると、長そうな時間も意外と少ないことが見えてくる。
仮に人生100年としても日数で計算すれば36,525日、日本のサラリーマンの月平均お小遣い…えっ、今月もこれだけ?…と奥さんにコボしている数字とほぼ同じだ。
一ヶ月の小遣いなら月末近くになれば「チャーシューメンやめて普通のラーメンにしとこ」などと考えて使う。
でも、時間に関してはみんな結構使いっぷりがいい。
まあ休みの午前中くらい寝坊してよう、とかいい加減で贅沢な時間の使い方をしていたりする。
でも、海外旅行に行ってホテルで寝坊している人はまずいない。
朝からわっせわっせと計画を立てて、あそこへ行こうここへ行こうあれやらこれやらと忙しく動いている。
まるで、皆がジャック・バウアー状態だ。…うーむ、わからん人にはわからん表現ですまぬ!
このジャック・バウアー現象はなぜ起こるのか?
それは当然のことだが、時間が限られていることを急に意識するからだ。
似たような現象は、期末試験の前日、月末締めの前日などにもそれは起こる。
えーい、初めにのんびりと過ごしていたあの一日は何だったのか!
楽しい旅行の時間はあっという間に終わるが、短い旅行の濃密な思い出は一生残る。
必死の思いで動き回った一日は、ジャック・バウアーでなくとも…うーむ、それにしても古めの喩えですまぬ!…ドラマになるくらい濃いのだ。
時間の口座
今日も平和な社会に住んでそこそこ健康な私達の「時間の口座」には、みんな平等に24時間の時間が振り込まれ、一日経つと否応なく自動引き落としされている。
そして、その時間で買っているものは人それぞれ違うのだが、私達は何を買っているのか?
そんな日々を繰り返し、やがて最後には厳しい現実だが、どんな人にも死が訪れる。
その時になって死神と取引できる身代金は誰も持ち合わせちゃいない。
ああ、あの一日を、あのひと月、あの一年、そしてこの一生を、もう一度!などと悔やんでも遅いのだ。
3KM(スリーケーエム)の大命題、それは「限られた人生の時間をどう使うのか」ということだ。
その日同窓会で日本の立派なオバサンになったヒトミちゃんに抱きつかれたオイラは、その後トイレの鏡に疲れた見知らぬオッサン…実はオイラじゃないかぁ…を見た。
そんな日が、ほれっ、これを読んでるそこの若い衆にも来るんだぜ!忘れんなよ!

インファクト編集部

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