働き方もカスタマイズできる時代。セブで見た「多様性」|セブOffice

常夏のセブからこんにちは!広報人事の滝沢です。
セブは3月から真夏模様ということで、個人的には京都の夏を思い出しました。(ちなみに紫外線の強さは日本の7倍だそうです。あぁ〜怖い)

前回のブログ記事を読んでくださった方々から「あれ、内容と関係ない写真が多くない?」とのご指摘をいただきまして…あえてだったのですが、全くうまくお伝えできていなかったようです。反省しております(笑)

ちなみに本日の記事のテーマは「お仕事」でして、沢山お仕事に関係した写真を掲載していきたいと思います!

セブではこれが、日常です。

自由な空気感の中で「やることをやる」。

さて、私がセブに来た2つ目の理由に、英語が使用されている国で働く際に具体的にどんな課題があるのか、また海外で働くとはどんな状況なのか知りたかったから、というのがあります。

日本から出て、自分の目で見て体験しないとわからないことって沢山あると思います。食や衣服などの文化はわかりやすい例ですが、「働き方」の違いについては旅行で観光しただけではなかなか気づけないですよね。

今回のセブ滞在中は、私が京都で行なっている業務をセブでリモートで行う機会が多々ありました。普段行なっていることをリモートでできるということで、ITならではというのはもちろんのこと、ありのままの自分でいられる空間があることで「ストレス」をできるだけカットすることができるな、と感じました(笑) 実際に、こういう部分がかなり大切だったりしますよね。環境によって仕事が楽しめないのであれば、真っ先に変えるべきだと思います。

それはさておき、こちらが私が働いているセブでの環境です。とても自由なんですよ。

どこに座ってもOK!指定席などありません、基本的にその日の気分で選べます♫

素敵なデザインです。

自分に合った環境で仕事をしていると、シンプルに心地いいですし効率も自然と上がっているような気がしました!前回の記事でも書きましたが、良い環境が良い結果を生む、本当にその通りだと思います。

人と触れ合う時間を大切に…セブ在住の人々のコミュ力に脱帽!

セブに来て驚いたこと…それはセブ住人たちのコミュニケーション能力の高さです!これは大変参考になったことなのですが、セブに来てからというもの、見知らぬ人と話す機会が日本にいる時と比べると100倍ほどと言ってもいいくらい増えました!かつ常に笑顔でいる気がします!

笑顔でいることで、人から話しかけてもらいやすくなりますし、そういう人と仕事がしたい!と思ってもらえますよね。フィリピン人はもちろんですが、セブで活躍されている日本人の方々は、みなさんいつもにこやかで思わず「話しかけたい!」と思うほどでした。キラキラしている人からは、言葉にはできない素敵なエネルギーが溢れていますね!

以下の写真は、こちらでのランチ風景です。これでもかというくらいローカルな場所に行ってもよし、おしゃれカフェでゆったりもよし、フィリピン人が大好きな甘〜いもので済ませる日もたまにはよし!?とにかく選択肢がたくさんであることは間違い無いのですが、ランチタイムを通して気づいたことが、こちらでは毎日仕事の合間に様々な出会いや会話があります。日本のランチタイムではなかなか経験できないことですよね。とにかくほっこりでき、午後も頑張ろう!と思えます。

iioffice裏にある、ローカル感満載の食堂

ほぼ毎日通っているMOTOKEYSさん、うーん美味です!

多様な働き方が実現する文化

多種多様な働き方が増え、個の力がより大きく作用するワークスタイルにシフトしている今の時代。日本ではまだ難しいこともセブでは成り立っていますし、実際にそういった形でお仕事をされている方々が、こちらにはゴロゴロいらっしゃいます。自らそのような選択をされて日本でいう「当たり前」からはみ出ているって、だいぶ魅力的だなと感じました!

日本から飛び出し、海外で働く「意義」とは?

わざわざ日本から飛び出して海外で働くことに、どんな意義や価値があるのでしょうか?

1990年代に本格的に始まったグローバル化ですが、これからもその傾向はより「当たり前」となっていき、国々を股にかけビジネスを発展させていく人々は増える一方でしょう。これは、個人でも企業でも言えることですよね。

世界でも日本でも重宝される人材ってどんな人?

私はそんな世界が基本テーマなんていう時代に、以下のようなスキルを持った人材が活躍していくのではないかと思っています:

  • 外国人と一緒に働いた経験、または働くことができる能力
  • 外国人(観光客含む)が求めることを理解できる能力

この2つが、今後の日本において求められる経験・能力だと考えています。今後、これらは語学力以上に求められるはずです。

現在、海外在住の日本人の数は約125万人程度しかいないと言われており、これは日本の人口に対して僅か1%という数字です。本当に少ないですよね。最近はニュースで移民や外国人観光客の増加が取り上げられていますが、このような状況下で役に立つのは「海外で生活をした」または「海外で働いた」経験です。そしてその経験がある人たちは、今後間違いなく重宝されることでしょう。そんな経験を持った人たちが、これからもっと増えるといいですねよね!

ちなみにご存知かとは思いますが、日本人の考える「仕事に対しての価値観」は、世界的にみて特殊です。

  • 家族やプライベートよりも、仕事を優先する
  • 残業が当たり前
  • 有給休暇という労働者の権利を使わずに働く
  • 能力よりも、経験年数を重視した年功序列
  • 給料について不満を言わない

など、多くの日本人が外国人からすると理解し難い仕事観を持っています。別の観点から言うと、日本人は非常に真面目で、愚直に仕事に取り組みます。仕事への動機付けが曖昧でも、何も疑わず仕事に邁進することができる事はある意味素晴らしいことだと思いますが、海外ではなかなか通用しないことが多いです。海外で働く経験をすると、日本人がいかに特殊なのかが理解できます。

日本を出ることで「日本に必要な人材」へと成長できる

2020年に東京オリンピック、2025年には大阪万博が解される日本ですが、いまだに「外国人(観光客含む)が求めること/意図を理解していない」という問題があります。 そういった部分を理解できる人材は、今後必ずと言っていいほど重宝されるはずです。

ということで、「How」を知るには自らが外にでて経験することが手っ取り早いのではないか、と今回セブに来て改めて感じました。

まとめ

海外で生活する/働くと、外国人と日本人との違いが良く分かり異文化交流をする上で相手の価値観を理解することができるようになります。そのため海外で働く魅力の一つとして「今後の日本において求められる人材に必要な要素を身につけられること」があげられるのではないかと思いました。外で吸収してきたことを故郷で活かせるなんて、素敵ではないですか?

そしてセブで流れる時間は、同じことをしていても日本にいる時と180度異なっていました。個人的にはセブの方が軽やかに感じました、もちろんやることはやった上での感想です。

今後、海外でも日本でも活躍できるような人材になるためにも、さらなる経験を積んでまいりたいと思います。次回のセブ発信ブログもお楽しみに!

 

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滝沢 きり

京都勤務の滝沢です。立命館大学・国際関係学部卒。 趣味は英語とサイクリング、天秤座・AB型(の平和主義)です! 社内のICT化、クラウド移行のお手伝いをさせていただいております。
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