「価値」で選ばれる経営レビュー|課題図書

20160714A

おはようございます、いつもは通り過ぎてしまうお店を、WEBで紹介されていた記事を読んだことでそのお店の「価値」を知り、商品を購入する。そんな体験をしたコンノです。
あなたの会社の商品・サービスは伝えなければ、誰にも良さを理解してもらえません。
今月の課題図書である【「価値」で選ばれる経営】は、自社の「価値」に気づき選ばれる会社になるヒントが満載です!

「価値」で選ばれる経営のざっくりした内容

経営について書かれていますが、経営者の方だけでなく、私のようなスタッフでも読みやすいです。日常の業務では、経営について考えることが無いようなスタッフでも、「会社経営とは?」「今の状況を変えるには?」「自社の価値を知ってもらうには?」など、会社にとって何が良いことなのかを考えるキッカケになる本。
自社の「価値」を発見し、お客様、世の中に自社の「価値」を伝え、永く繁栄するように「価値」を進化させていくことのヒントが本書には詰まっています。

スタッフレビュー

名畑レビュー

この本は10もの会社がどのように成長していったか書かれています。
最初はどれも同じような会社の例が多いだろうなと思いましたが、環境も会社に置かれた立場もそれぞれ違うものでした。
改めて会社ごとに成長する過程や方法が異なってくるのだろうなと感じました。
その中でも共通していると感じたのはどの会社も、自分の事業の特徴を活かした新しい事業の「チャレンジのチャンスの場」があったことです。
何をしようとしても最初はあまり会社側から受け入れられないかもしれません。
ですが最終的には金儲けよりも自分はどのようにして人を幸せにできるかを考えた結果ファンが増えて成功していきます。
まずはどのようなことがお客様にできるのか、また社内はその挑戦を受け入れてくれるのかが大きなカギだなと感じました。

コンノレビュー

本書で紹介されている事例の中で、自動車学校の事例があります。
自動車学校は免許を取得しにいく場所であり、どの学校で免許を取得するのかは家からの通いやすさや、料金などだけだと思っていました。
「日本で一番事故のないまちづくり」をビジョンに掲げるこの自動車学校は、交通事故で保護者を亡くした交通遺児のためのチャリティー活動をしたり、「交通安全」についての活動もされています。
ただ、免許を取得するために通う自動車学校ではなく、車を運転する人に「安全運転とは何か?」を気づいてもらう講習をおこなっていることに、共感しました。
その想いに共感した人に「価値」で選ばれる。
「価値」で選ばれる経営とは何かが、すんなりと理解できる事例でした。
ビジョンを掲げることで、仕事の幅が広がり、自分たちの会社にしかできないこと独自の価値が作られていくことを学べました。

岡田レビュー

どんな会社でも会社である限り「お客様」がいます。売上が伸び悩んでいても「お客様」はいます。ということは、その「お客様」がその会社を選んだ理由があるわけです。それが、その会社の「価値」です。それを会社が、現場の社員がどれだけ見出せるかで、会社の未来が大きく変わることをこの本で学びました。何かを大きく変えるということではなく、今の価値をどれだけ見出して、そこに何を足していくかで大きく会社や事業が成長していくかの事例が詳しく学べます。日々、目の前の仕事に追われがちですが、価値を徹底的に見いだしてプラスすることは、「急ぎではないけれど、重要なこと」なのだと思います。「7つの習慣」ともリンクする一冊でした。

加藤レビュー

株式会社三浦基礎さんの話が本書にあります。
工場に入っている機械を設置する際に土台となる機械の基礎工事請け負っている企業です。
「機械台基礎の専門屋は他にいなく、競合他社はいない」というのは凄いなぁと思いました。
「お客様には他のゼネコンや基礎屋と何が違うの?」と思われることは多いかと思うのですが、お客様に機械台基礎の専門屋としての重要性などが伝わっていないと、必要とされないでしょう。その大切さが伝わって多くのお客様に依頼されているのが凄いなと感じました。
更に、社員数は10人(本書制作日2016年6月)と多くなく「少人数精鋭」で行っているようです。
工事の基礎で失敗(例えば場所がズレているなど)あった場合、後の工程の作業に繋がったり色々なクレームに繋がると思います。更に工事の工程は多いでしょう。それでも、この人数で行っているのは凄いなと感じました。WEBも多くの工程があるので「マルチのスキルを持った人で進めていくのもいいのかな?」と取り入れていければ面白いなと感じました。

 波塚レビュー

本書はそれぞれ会社が成長する中でどんなことを考え、挑戦し、成長していったかが実例をもとに具体的に書かれています。
本書で強く感じたことは「人の心にどうアプローチするか」「常識にとらわれず、新しいことに挑戦する」この2つです。

どの会社も成長の仕方は違えど、人とのコミュニケーションを根底に、相手をよく知る、つまりターゲットを深く理解してお客様とのつながりを強く大切にしている。
また、こうしなければいけないという常識にとらわれず、今の自分(会社)に何ができるかを考え、新しいものを創っていく考え方もとても刺激になりました。
できることから価値を強め広げていく、そのための考え方を具体的に知ることができました。

望月レビュー

この本を読んでみて感じた事は、たとえ会社で働いているスタッフの数がすくなくても、お客様一人一人の事を考えて仕事をしている会社がお客様に必要とされる「価値のある経営」をしている会社なのだなと感じました。
この本には10個の事例が記載されています。
その中から、とても納得でき、大切だなと感じた事例を抜粋してご紹介いたします。
愛知県に従業員数が12人の世界企業があります。
30年以上に渡り、丹念にレーシングカーのシートを作っています。
その会社がなぜ従業員数12名で世界企業なのか。
それは従業員数が少ないからこそ一人一人がマルチな人材になったそうです。
インファクトも従業員数が少ないので一人一人がお客様により多くの「価値」を提供できるようになれたらいいなと思いました。

最後に…

うちの会社の商品・サービスは、他社と比べて特別な「価値」がない…と思われる方が多いかもしれません。
本書には、たくさんの「価値」で選ばれることに成功された会社の成功事例が紹介されています。
その成功事例を知ることで、固定観念に捕われない自由な発想で自社の「価値」に気付くキッカケになると思います。

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株式会社インファクトでWEBサイト・ブログの制作からお客様サポートまで担当しています。どう改善したら伝わりやすいのか、反応が出るのかを常に考えながら仕事に取り組んでいます。WEBサイトだけでなく、紙ものメール設定など、幅広い業務に携わっているので、色んな視点でお客様のお手伝いができると思います。よろしくお願い致します。
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