株式会社インファクトの「私たちから私たちへの約束」

こんにちは、新年度スタートで気持ちも新たになっている株式会社インファクト 代表 大見知靖です。

新しいメンバーが増えた会社も多いのではないでしょうか?
仲間が増えるとワクワクしますよね!ただ反面メンバーが増えるということは、いろいろな尺度を持った人が増えることでもあります。
そこで、同じ方向を向いて仕事をするためには、一緒に仕事をする上で向かう方向や価値観を合わせたり、またメンバーが主体的に行動できるように具体的な自分たちで決めた自分たちへの約束が必要と考え、株式会社インファクトでは、高校生が読んでも理解できるような言葉を使って「当たり前」のコトを徹底しようと「私たちから私たちへの約束」をつくり、毎朝朝礼で声に出し読み上げるようにしています。

会社によっては「クレド」や「フィロソフィ」と言っているかもしれません。

毎朝読むのでボロボロです(笑)

毎朝読むのでボロボロです(笑)

 

1)健康・笑顔・楽しい仕事をする。

私たちは、健康を一番に考え、毎日の体調管理、自己管理を行い、いつでも明るく、元気な笑顔で、自分のベストな状態を作ります。とくに休日の体調管理には気を配り、休み明けは休んだり遅刻しないようにします。仕事は、辛いと感じることもあるかもしれませんが、心の持ちようで辛く感じることも「やりがい」に変わります。仕事の中に楽しみやワクワクすることを見つけ、いつも笑顔でいます。決して一人ではありません。私たちは、”みんなで”笑顔で、明るく、元気に、楽しく、うれしく、ワクワク感じることをたくさん話して、”すぐに”行動します。

2)あいさつ・返事・感謝・元気・礼儀・マナーを大切にする。

「おはようございます。」「いらっしゃいませ。」相手の顔を見て、大きな声で、笑顔であいさつをします。心が伝わり、お互いが元気になり気持ちよく仕事ができます。誰かの投げかけに対しては必ず「はい」「承知しました」など返事をします。私たちの仕事は、私たち、家族、お客様、そして社会、協力会社の協力がなければ出来ません。みんなに「ありがとう。」という感謝の気持ちをもって、人としての礼儀やマナーを忘れません。

3)整理整頓・清潔感・身だしなみを意識する。

身の回りの整理整頓、職場の清潔さを保ちます。仕事の能率が上がり、また、お客様をお迎えするための最低限のマナーです。身だしなみはカジュアルであってもフォーマルであっても常に清潔感を保ち、お洒落であることを心がけます。お洒落に敏感にアンテナを張ることで美的センスが磨かれます。

4)自ら動く・自分で考える・自分で調べる・相手任せにしない。ただし、決して一人で抱え込まない。

決して人のせいにしません。「自分には何が出来るだろうか。」いつも主体的に考え、行動します。まずは、自分自身のすべてを受け入れ、好きになり、そして、相手を認め、許せる大きな心を持つように心がけます。わからないことも、まずは自分で考え、調べて、自ら動きます。誰かにやらされているのではなく、自分で動くことに大きな気づきや発見があり、その気づきや発見の積み重ねが自分自身の成長に繋がります。ただし、自分で解決できない事柄が生じた場合はすぐに相談をし、一緒に解決できる雰囲気を大切にします。

5)積極的なコミュニケーションとチームワークを大切にする。

積極的なコミュニケーションとは、お互いを尊重し、常に感謝し、認め合い、できる限り褒めます。「ありがとう。」「助かった。」「よくやったね。」これらの言葉が自然に出る、また、わからないことは聞きやすい風通しの良い職場環境をつくります。携わるメンバー全員がその仲間を信じ、協力し合い高め合う存在でいます。会社の目標、チームの目標、個人の目標に対して常に意識し、”達成したい。”というスタンスで、”真剣”に臨みます。しかし、”深刻”にはなりません。

6)お客様の期待値を越える仕事をする・日々自分のスキルが上がるアンテナを張る。

お客様の不安、不満、不便に感じていること、また何を望んでいるか「お客様の声」を徹底的に”聴き”、全員でお客様のニーズを掘り起こします。商品とサービスに磨きをかけ、新規開拓と同時に目の前のお客様を死ぬほど大切にし、常にお客様の期待値を越える仕事をするように心がけ、プロとして仕事に”誇り”と”責任”を持ち、高い専門知識を学び続け、そして日々自分の仕事のスキルが上がるようにアンテナを張り見識を広げる努力を惜しみません。

7)仕事の優先順位・期限の本当の意味を理解しスピード感をもって取り組みます。

仕事の優先順位は、緊急性だけではありません。①重要だし緊急性がある。②重要だけど緊急性がない。③重要ではないけど緊急性がある。④重要でもないし緊急性もない。基本的に仕事の優先順位は①~④の順番で決まります。何事においてもスピード感に勝る”誠実”はありません。完璧でも期限が守れないより、完成度80%でも期限を守ります。プロは、お客様のスケジュールを把握し、必ず期日を守り、期待以上の成果を出します。お客様のスケジュールがない場合は自分でスケジュールを創り、少しでも早く仕事を実行する努力をします。ただし、スケジュールは日々変わるので、その都度関わる人で見直します。

8)失敗を恐れずチャレンジします。ただしクレームが起きた時は責任を持って対処します。

誠心誠意、クレームに対応します。クレームが発生したその瞬間に行動します。自分で解決できないと思ったときはクレームが発生した時点で、すぐに上司に相談します。自分の事として受け止め、絶対に逃げません。先送りは、日に日に事態を悪化させ、損害が増えます。迅速に対応し常に状況を伝えることがお客様の不安といらだちを和らげます。また、クレームの再発を防ぐために、失敗を共有し学びます。「失敗は成功の母」と言われるように失敗することは恥ではありません。失敗を隠すことの方が大きな損失となります。

9)積極的に感動する体験に参加します。

感動する体験をたくさんするために積極的に感動する体験をして、感受性を高め、見識を広げます。感動するには、素直な心(すばらしい!なるほど!おもしろい!)が大切です。物事を見て、興味を持って、受け入れることです。感動できる人が、人に感動を与えることができるのです。

10)お客様にとって唯一無二の存在になれるようにし、独自化したインファクトらしさを常に意識する。

他社にはない、独創的な私たちならではのシナリオ、デザイン、システムを追及します。私たちにしか出来ない事、独自化、オンリーワンを目指します。「インファクトにお願いして良かった。」お客様の要望に出来るだけ応え、お客様と一緒に考え、作り、喜び、感動し、「ありがとう。」と言える仕事を目指し、お客様にとって唯一無二の存在になれるようにします。独自化された「インファクトらしさ」を常に意識します。

11)私たちの価値を常に発信する努力を惜しまない。

どんなに良い商品やサービスも、伝えられていないものは無いのと同じです。私たちの価値を最適に伝える方法をいつも発見し、常にインファクトの価値を発信します。どんな立場にあっても自分たちの価値を伝える努力を惜しみません。

12)この12カ条は私たちから私たちへの約束です。

私たちは同じ船に乗るクル―です。一つの理念を共有しています。これをもとに、私たち一人一人が深く考え、主体的に行動します。本気で続けることでみんなが成長し、会社も発展し、インファクトにかかわる社長・社員とその家族そしてお客様・協力会社の人達が物心共に豊かさを共有できるようにすることをここに誓います。

最後に

私たちから私たちへの約束は、私たちの理念「私たちにかかわるすべての人たちと物心共に豊かさを共有する」を基に私たちが具体的に理解し、自分のものとして受けとめ、主体的に行動するためのものです。
と書かれています。

さらに注釈で。。。
「主体的」とは、何にも縛られない自由な状態です。〇〇しなければならない。と強制されるものではなく、〇〇したい。〇〇が好き。自分にできることは〇〇。と言う自分主体の気持ちになること。
と書いてあります。

これは私の尊敬する先輩経営者の岡崎社長率いる丸安毛糸株式会社さんのクレドを参考にさせていただきました。もちろん全く同じになることはなく、幹部社員たちとも何度もディスカッションを重ねました。
もしかしたら会社の成長に応じて内容は変わっていくかもしれませんが、これが2014年4月時点での株式会社インファクトの「私たちから私たちへの約束」です。

チームや組織で一緒に仕事をするには「基本的な考え」を共有しておく必要があります。基本的な考えが共有できていれば、社員は社長の顔色など気にせず主体的に仕事をすることができるのです。

では、新年度もスタートしたということで気持ちを新たに頑張りましょう!

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.

大見 知靖

INFACT GROUP Founder&CEO株式会社インファクト
2005年2月2日にデジタルマーケティングを主力事業とする株式会社インファクト創業。このINFACTブログも2014年2月にリニューアルしてから「のべ2000万人」以上の方々にご覧頂けるようになりました。2015年にベトナムの首都ハノイに進出し、システム開発を主力事業とする現地法人AITMG Co.,Ltd.を設立。 2019年外国人専門の人材紹介会社Suketto株式会社のFounder&Owner、2021年より静岡県掛川市にある結婚式場セントクロワールの事業継承(M&A)。2035年までにVisionary 20 Companiesを目指して20事業・20拠点・20人の経営を育成すべく、現時点は7事業・7拠点(札幌・東京・掛川・京都・福岡・ハノイ・セブ)合計6社を経営している。http://www.infact1.co.jp/
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PAGE TOP
LINE it!