Googleアナリティクスの「ベンチマーク機能」で競合サイトと比較しよう
新人さん効果で社内イベントもより楽しくなってきました。新人もっちーのゆるキャラにはまりまくってる岡田です。
さて、今日は無料で、便利で、ここまで解析できちゃうの?!だけど、やっぱりGoogle先生がやっていることなので、日本人には少し馴染みにくいGoogle Analytics(グーグル アナリティクス)です。
Googleアナリティクスの「ベンチマーク機能」で競合サイトと比較しよう
目次
- 「ベンチマーク機能」ってなんだ?
- ベンチマーク機能の見方(使い方)
- ベンチマーク機能ーチャネルー
- ベンチマーク機能ー地域ー
- ベンチマーク機能ーデバイスー
- まとめ
「ベンチマーク機能」ってなんだ?
Google Analytics(グーグル アナリティクス)を利用している他のサイトと自分のサイトを比較できる機能です。ただし、ある特定サイトとの比較ではなく、自分のサイト(ホームページ)と同規模のサイト(ホームページ)の平均値との比較です!この、「同規模サイト」の「平均値」との比較ってのがミソです。
「ベンチマーク」や「競合サイト」というと、なんか、特定のサイト(ホームページ)との比較?と想像してしまいますが、違いますので誤解しないようにしましょう。
「ベンチマーク機能」で何がわかるの?
セッション・新規セッション率・新規ユーザー・ページ/セッション・平均セッション時間・直帰率を以下の3つの指標で比較することができます。
セッションなどの用語の解説はこちら>>>Googleアナリティクスのユーザーサマリーの見方!
チャンネル ≒ 流入元 ・・・検索から入ってきたのか、ソーシャルで入ってきたのかなど
地域 ・・・そのサイト(ホームページ)がどの地域から見られているのか
デバイス ・・・パソコン、スマホ、タブレットのどれから見られているか
ここら辺の、「何が見れるのか」は、Google Analytics(グーグル アナリティクス)の他の機能と同じですね。
ベンチマーク機能の見方(使い方)
このインファクトスタッフブログを例に見てみます。今回の画面はすべて、比較対象期間を1ヶ月(2015年4月4日〜2015年5月5日)で見ています。
Google Analytics(グーグル アナリティクス)の左サイドバナー>ユーザー>ベンチマーク をクリックします。
ベンチマーク機能ーチャネルー
どこから来たのかの流入元を自分のサイト(ホームページ)と同規模のサイトと比較できます。
まず、比較する対象を設定します。ここでいう「同規模のサイト」を設定するわけです。
①業種 ・・・英語ですが、近いものを探しましょう。
②地域 ・・・日本語サイトであっても、海外からもみられている可能性はありますので、ここは「すべて」でいいでしょう。
③サイズ ・・・1日のセッション(訪問者数)で自分のホームページが属すところを選択しましょう。
インファクトスタッフブログは、現状1日5,000セッションいくか、いかないかの規模なので、「1000-4999」を選択します。5,000を下回らなくなったら、「5000-9999」でみます。
具体的な見方
一マスの見方を説明します。
まず、下段の数字は、
左・・・自社サイトの絶対値
右・・・同規模サイトでの平均値
背景緑・・・平均値と比べて著しく多い分野
背景赤・・・平均値と比べ著しく少ない分野
上記を理解した上で改めて見てみます。
チャネルの意味は、画像に解説を入れました。
インファクトスタッフブログは、Organic Search=検索エンジンからの流入と新規ユーザーが、平均と比べて著しく高いということがわかります。これは検索型ブログを意識して書いている結果が功を奏しているということが言えます。
それに対し、平均セッション時間=1度の訪問での滞在時間の平均は、だいぶ低いことがわかります。これは、その左隣のページ/セッション=1度の訪問で見られているページ数が低いことにも関係してきています。検索流入が多い分、ユーザーが求める情報を得られると、他のページを見ずに離脱してしまうということです。
インファクトでは、この課題の改善に半年前くらいから取り組んでいます。少しずつ改善してきていますが、平均よりはまだ低いことがわかりますね。
中央より下がだいぶ赤いのは、インファクトスタッフブログは有料のWEB広告を行っていないので、絶対値がゼロとなり、赤くなってしまいます。
ベンチマーク機能ー地域ー
どの地域から見られているかの比較になります。
ベンチマーク機能ーデバイスー
同規模のサイトでは、desktop=パソコン の方がスマホに比べて2倍近くセッション(訪問数)があるのに対し、インファクトスタッフブログはスマホの方がパソコンの1.6倍ほどあります!(1ヶ月ベースで比較しています。)
まとめ
この機能は、同規模サイトの平均値との比較になりますので、優れている部分を見るということよりは平均と比べることによって、課題を再認識するという目的に使うのがよいでしょう。
みなさんも自分のサイトのベンチマークを見てみてください♪
インファクト編集部
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