デザイナー必見！１回で通らないデザイン案は完成できない！？

はじめまして！現在インファクトでインターンシップを行っている齋藤です。
インターンシップでの研修の一環という事で、今回ブログを書かせていただける事になりました。よろしくお願いします！

僕は現在ディレクター志望の研修プログラムに参加しており、実際の現場でお仕事をさせていただいています。
そのなかで「webのランディングページの大まかな流れを決める」という研修がありました。
その時にためになる言葉を聞けたので、今回はその時のお話を記事にしました。

 インターンシップの活動で。。。

インターンシップ中のある日のことです。
その日はランディングページ作成の初日で、クライアントとなる大見社長から制作に関するお話を聞いていました。

• 商品を使用するターゲットはどの様にするのか。
• 商品購入ターゲット層の現在困っている事は何なのか。
• サイトに使用する色や雰囲気はどうするのか。

webサイト作成の第一段階、デザインを組むために全体の流れを設定するヒアリング調査です。

Webサイトのカラーや雰囲気などのデザインを決定するヒアリングを行っている際に、大見社長からこんな言葉をいただきました

「webのデザインは1回目でクライアントに合格をもらわなければならない」
そうですよね、何事も１回目でうまくいくのが良いです。
web作成の場合もデザインに修正が入ってしまうと何度もクライアント様と連絡をとらなくてはいけなくなる、全体の締め切りがギリギリになってしまう、料金が変化してしまうなどの様々な不都合が生じるので、クライアント様には1回目でOKをもらいたいものですよね。

この時の僕はこの言葉をこの様に納期や作業効率の意味だと考えていました。
しかし！
この言葉の本当の意味は違っていました。

webデザインは１回で通さなくてはいけない理由

大見社長の言葉の本当の意味はデザインの完成度についての意味でした。
デザインの修正を行う時に、一部分を直すと気がついたら全体を直さなくてはいけないという事はよくあります。
例えばクライアントの要望でwebサイトの色を変更する事になりました。
Webサイトの色を変更
↓
フォントが合わなくなり修正
↓
写真がフォントと馴染まず写真を取り替える
↓
変更した写真が全体の色と合わずにテーマカラーを変更
↓
以下繰り返し

極端すぎる例ですが、この様な事は珍しくはないんです。
こうなってしまうと、最初に自分が作りたかったものの原型がほとんど残っていないですよね。
webサイトを作成する際に、デザイナーは「文字(書体)、写真、レイアウト、色」の4つの要素を組み合わせながらデザインを構築します。これら４つの要素はバランス関係を保っており、１つの要素が崩れると他の要素が全て崩れてしまう事もよくあります。

なので、一度クライアント様から修正依頼が来てサイトの一部を変えてしまうと、元々想定していたものと異なる、何だかチグハグしたwebサイトになってしまう事があります。

デザインは練れば練るほどごちゃごちゃして訳がわからなくなる事がありますが、それにはちゃんとした理由がありました。

まとめ

クライアントには完璧な状態でできたwebデザインを渡したい。
それは手を抜くという怠惰な意味ではなく、自分が作ったデザインを相手にちゃんと理解してほしい。
そして何よりデザイナーの方が大切にしている「お客様の要望に合わせて作品を作り上げる」という事の大切さを改めて理解する事ができました。
このお話はWebデザインを仕事としているプロのデザイナーの方から当たり前の事かもしれませんが、僕にとっては大きな事を学ぶことができました。

という訳で、今回はwebデザイナーさんのこだわりとデザインの大切さについてのお話でした。
ちなみに会話の中で触れているランディングページは後日実際に公開される予定なので、今からとても楽しみです。

インファクトのインターンシップが始まってちょうど１週間が過ぎました、ちょうど半分です。
この1週間は実際に社員の方が働いている事務所で様々な研修課題を行なっています。
社員さんの仕事が間近で見れるので、技術面以外の事でも様々な事を学ぶことができます。

そして何より社員さん同士の仲が良く、とても温かい雰囲気の職場です。
残り半分しか時間が無いのが本当に残念ですが、後半も頑張ります！

ブログ投稿は2回行う予定なので、次のブログも読んでいただけたら嬉しいです。
それでは、ご閲覧ありがとうございました！