ホームページ制作はコンテンツを絞ることから始まる
こんにちは。金曜日のど真ん中に戻って参りました。鵜沼です。
札幌はすっかり秋めいた季節。北海道に出張やご旅行の際にはアウターを一枚ご用意することをおすすめします。
さて今日は、ホームページを制作する際に必要なコンテンツ。
ページ数などの制約がある場合、「どのコンテンツも書いておきたいけど、どれを選べば良いのか?」などと悩むこともあるかと思います。
今回は、どんな風に考えれば行動に移してもらえる効果的なコンテンツになるのか、絞り込む際の重要的な考え方をお伝えします。
目次
- 誰にそれを伝えたいのかを考える
- 何を伝えて、どうしてほしいのかを明確にする
- まとめ
誰にそれを伝えたいのかを考える
誰にでも喜んでもらえるのは理想です。
農業、林業、漁業、鉱業などの第一次産業
製造業、建設業、電気・ガス業、工業の第二次産業
小売業、サービス業の第三次産業
昨今では第一から第三次を連結させた第六次産業(造語)というものまであります。
(正確に言うと日本の分類としては違いますが、細かい分類は提唱者によって違います。ここでは小学校で学んだコーリン・クラークの分類を表記しています。)
この他情報や通信にあたるものを第四次、第五次なんていう呼び方もしますが、公共事業以外に関しては、何を生業としていても全ての方に受け入れられるものというのは難しいですし、コンテンツが同じように分けられるわけではありません。
それは時代と共に価値の多様化が進んでいるからです。
だからこそ、自分達の企業は、どんな人や企業のお役に立て、喜んでもらえるものを提供出来るのかをしっかりと見つめることが大切です。
要するに自分達の企業は「どんな人に必要とされる価値なのか。」ということを一度明確にするということです。
そしてその人達に伝えるべきコンテンツとは何か?を考える。これでコンテンツの内容が自ずと明確になってきます。
具体的にターゲットとなる人を細かい設定で決める。もちろん自分達の商品を現在喜んでくれている方でもOKです。
よく20代~30代という設定をしますが、20歳の人と39歳の人が喜ぶものが違うのは少し想像してみただけでご理解頂けると思います。もちろん20歳と29歳も同じです。年齢や生活環境と共に欲しいものや喜びは変化していくものですから。
大切なのは共感というものは全ての人に共通する感覚ではないし、興味をもってもらって、好きになってもらう、まだ見ぬ人へお手紙を書くように伝えることが大切だからです。
お手紙を書く時はその人を思い浮かべて書くから感情が動くのです。大切なのはマスよりパーソナルに届けるということです。
何を伝えて、どうしてほしいのかを明確にする
コンテンツは内容、目次といった意味でも使われます。
コンテンツというのは企業としての情報はもちろん、お客様へ「何を伝えたいのか」ということを考えるのが大切です。
検索エンジンやSNSなどの情報からホームページに辿り着いた方にどんなことを知ってもらいたいか、もしくはどんな悩みを抱えているのか。
そういったことに対してどんな良いことがあるか、どう解決できるかが見てもらうためのポイントになります。
ほとんどのお客様は自分達の不(不安・不満・不便)を解決したくて検索やホームページを閲覧して下さいます。
そこに必要な情報を書いておく。当たり前に大切な事です。
そしてそのお客様にどうしてほしくて、どうすればそれが出来るのかという出口を明確にすることも忘れてはなりません。
コンテンツを絞るには考える軸が必要になります。
それが自分達のお客様という軸です。
まとめ
ホームページは販促物です。
誰に、何を伝えて、どうしてほしいのか
これは販促物を作る時の基本です。50代の方が多いのに文字の小さい名刺を配っても「見えない」という理由で読んでもらえなければ意味がないのと同じです。
ホームページだけでなく、紙媒体やSNSの投稿を考える際にもお客様という軸がはっきりしていれば、そこに書く言葉や内容にも使えますし、お客様の具体像が出来てさえいれば、誰でも出来るようになる。
それに自分達のお客様を知り、企業として共有するということは様々なところで思わぬ副産物を生み出します。
お客様に選ばれるためには、お客様を知り、そのお客様がどこにいて、そのお客様が取りやすく共感してくれる情報をコンテンツとして絞るのが肝要だとボクは思います。
ホームページ制作、リニューアルの際に一度そんな風に考えてみて下さい。とっても伝わるホームページが出来上がると思います。
インファクト編集部
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