リスティング広告|平均のCV率(コンバージョン率)ってどれくらい?
インファクトブログ4代目編集長&広報の岡田です。
インファクトでは、リスティング広告の運用だけとか、広告媒体手配だけという広告代理店のようなお仕事はお受けしていません。でも、販促サポートとして、トータルなコンサルティングをさせていただく中でリスティング広告やその他のWEB広告運用のご相談をいただくことがよくあります。
今回は、そんな中でよくあるご質問を解説します。
リスティング広告の場合、どれくらいのCV率(コンバージョン率)が合格ラインといえるのでしょうか。平均のCV率(コンバージョン率)は?
さぁ、いってみましょう!
そもそもCV率(コンバージョン率)って何?
まずは言葉の定義から。わかっている人は読み飛ばしてくださいませ。
コンバージョン=WEBサイト(ホームページ)から獲得できる最終的な成果
なので、実質的な内容はそのWEBサイトやホームページによって異なります。例えば、ECサイトだったらコンバージョンは商品購入になりますし、無料サンプルを申し込ませるランディングページの場合はコンバージョンは無料サンプルの申し込みになりますし、不動産関係のWEBサイトの場合はコンバージョンは資料請求だったりします。
コンバージョン率=アクセス数に対してのコンバージョンとなった件数
そのWEBサイト(リスティング広告の場合は、広告をかけているランディングページ)が100回アクセスされて、そのうち1件が最終成果=コンバージョンにつながった場合は、CV率(コンバージョン率)は1%になります。
CV率(コンバージョン率)の合格ラインは通常1%
一般ワードの場合の合格ラインは1%
商品名やサービス名、会社名などの固有名詞以外のキーワードのことを一般ワードといいます。この一般ワードの場合、CV率(コンバージョン率)の合格ラインは1%というのが一般的です。リスティング広告を行う場合、まずはこの合格ラインであるCV率(コンバージョン率)1%になるようにキーワードの選定や見直し、ランディングページの改善、広告タイトルや広告文の選定や見直しを行うようにします。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。>>>リスティング広告の開始方法①準備編
指名ワードの場合の合格ラインは10%
商品名やサービス名、会社名などの固有名詞キーワードのこと指名ワードといいます。この指名ワードの場合のCV率(コンバージョン率)の合格ラインは、10%以上と考えるのがいいと思います。
最終的にはCV率(コンバージョン率)ではなく費用対効果で判断すべき
リスティング広告を始めたばかりのときは、このCV率(コンバージョン率)の合格ラインを目安として運用改善していくべきですが、いったんここを超えたら合格ラインにとらわれたり、他社比較ではなく、同じ期間で比較、前期間と比べてどうかというように比較、改善していくべきです。
つまり、「1%を超えたからよし!このままずっと・・・」ということではなく、1%を1.5%にするためには、2%に近づけるためにはどうすればいいのかということを考え、運用改善をしていくべきなのです。
また、リスティング広告が本当に効果を出しているか、続けていくべきなのかを判断するには、CV率(コンバージョン率)ではなく、あくまでも費用対効果で判断するべきです。
例えば、不動産等の場合は、コンバージョンを資料請求などにしている場合が多いです。あたりまえですが、資料請求はしたがその後購入につながらなかった場合は、リスティング広告費、資料の制作コスト、発送費などの経費が赤字になります。その資料請求者の中で購入にいたって始めて売上になるわけです。なので、そこまでをトータルにみて、資料請求から購入になる件数の割合、売上を集計し、販促経費(リスティング広告費、資料の制作コスト、発送費)対効果として妥当なのかどうかを判断するべきなのです。
まとめ
リスティング広告を始めると、そもそもこのCV率(コンバージョン率)っていいの?悪いの?という疑問がでますよね。でも、本来は、このCV率(コンバージョン率)の合格ラインというのを始める前に予め知っておいて、シュミレーションをするべきなのです。仮に合格ラインのCV率(コンバージョン率)1%が出たとして、そこからリスティング広告からの売上予測をたて、広告費の予算、キーワード単価、それにかかるその他の経費を算出し、そもそもリスティング広告をやるべきなのかを判断するべきですね。商材の単価とキーワード単価、広告費の予算によってリスティング広告で販促効果が得られる場合もあれば、そもそもリスティング広告での販促が不向きなものもあることを知っておきたいですね。
インファクト編集部
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