WEB集客でリスティング広告の予算ってどのくらいが適正ですか?
今回は私がリスティングのお話をします。
以前の岡田の記事で書いてあるとおり、広告の運用だけのお仕事はお受けしておりませんので、ご了承くださいませ。
◇リスティング広告|平均のCV率(コンバージョン率)ってどれくらい?
https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/23403/
インファクトでは、リスティング広告の運用だけとか、広告媒体手配だけという広告代理店のようなお仕事はお受けしていません。でも、販促サポートとして、トータルなコンサルティングをさせていただく中でリスティング広告やその他のWEB広告運用のご相談をいただくことがよくあります。
さて、今回の記事は「リスティング広告の予算の適正」についてです。
目次
- リスティング広告のおさらい
- リスティング広告の予算
- 1番カンタンな計算式
- 目標コンバージョン単価(1件の成約にかける費用)を決めよう!
- 計算式に当てはめてみる
- まとめ
リスティング広告のおさらい
ご存知かと思いますが、おさらいです。
↑の画像のように赤枠で囲まれている箇所が「リスティング広告」と呼ばれている箇所です。
検索者が検索したキーワードでGoogleやYahoo!に広告をかけて、赤枠の位置に上位表示をさせることができます。
↓にわかりやすく書いていますので、是非ご一読ください。
◇販促担当者は知っておきたい!リスティング広告の仕組み(初級編)
https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/3246/
リスティング広告は「クリック課金型」と言われ、クリックされる毎に「40円」などの費用がかかります。
表示されただけでは費用はかかりません。
「40円」と書きましたが、これはキーワードによって異なります。
キーワードごとにオークション制になっているので、キーワードによってクリック単価の相場が変わります。
成約に結びつきやすいキーワード(多くの人が検索するキーワード)などはビッグキーワードといって、1クリックの単価が高いです。
リスティング広告の予算
本題です。
リスティング広告の予算はどうやって決めればいいでしょうか?
いくつか方法があるのですが、「売上目標」から決めてみたいと思います。
「1万円の商品を100個売りたい!」とした場合、売上目標は「100万円」となります。
1番カンタンな計算式
目標コンバージョン単価 × 目標コンバージョン数 = 予算
カンタンな予算を決定する数式は↑になります。
※コンバージョンとは購入、予約、お問合せ、お申込みのことをいいます。
「目標コンバージョン単価」「目標コンバージョン数」が決まれば、予算を出すことができます。
「目標コンバージョン数」は先程「1万円の商品を100個売りたい!」としたので、「100」となります。
残りは「目標コンバージョン単価」になります。
1件購入、もしくはお申込み頂くのに「いくらまで費用をかけるのか」を決めます。
目標コンバージョン単価(1件の成約にかける費用)を決めよう!
印刷機のインクなどのリピート商品の場合は「購入回数」「購入期間」を決めなくてはいけないので、今回は省きます。
今回の商品は1人の人が買ったら、次は買わないという商品です。
商品の単価が1万円で原価率70%の場合、
粗利:10,000円 – 7,000円=3000円
となります。この、3,000円のうち、半分の1,500円は確保したいとすると、残りの1500円を広告に回せる金額となります。
この金額が「目標コンバージョン単価」となります。
計算式に当てはめてみる
1,500円 × 100件 = 150,000円
1万円の商品を100件売ろうとした場合、15万円のリスティング広告の予算となります。
まとめ
今回はカンタンな計算方法をだしました。
おおよそでお考えください。
リピート商品の場合は「購入回数」「購入期間」も計算式に入れなくてはなりません。
それはまた、次回に。
インファクト編集部
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