自社ECサイトで新規顧客を集客するためにできること!

 

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おはようございます、コンノです。「自社ECサイトを作ったけれどモノが全く売れないんです…」というご相談をよく受けます。
ECサイトさえ作れば、今よりももっと商品が売れる!と思ってECサイトを立ち上げてみたものの、ECサイトを作成するのにコストがかかり、維持運営コストも予想以上にかかる…そして挙句の果てに、商品が全く売れない…。
という悪循環に陥ってしまうケースはよくある話しなんです。

このようなケースの方の多くは、「ECサイトさえ作ればモノは売れる」と漠然と考えていたとのこと。でも実際のところ、ECサイトを作っただけでは全くモノは売れません。
ECサイトでモノを売るには、売れる仕組みが必要です!

目次

  • ECサイトをリアル店舗に例えると…
  • ブログで商品に関連する情報を発信する
  • 「モノ」キーワードではなく「コト」キーワードを狙う!
  • ランディングページを作成する
  • SNSを活用する
  • 最後に…

 

ECサイトをリアル店舗に例えると…

ECサイトを作っただけでは売れない…?
その理由は、リアル店舗と比較すると簡単にわかります。

リアルのスーパーを例に説明していきます。
スーパーの店舗をオープンさせるには、店舗を建て、スタッフを集め、レジを購入し、店内に商品を並べます。
特売品や重点商品には、ポップを立ててお客さんを惹きつける工夫もするでしょう。
しかし、これだけでは商品は売れません。
そもそも、お客さんにスーパーの存在を知ってもらわないと、いくら店舗の商品を充実させても商品は売れません。
スーパーの存在を知ってもらうために、店舗の外や大通りに大きな看板を出して、スーパーがあることをアピールします。
お客さんがスーパーに辿りつけるように、情報を発信することで初めてスーパーの存在がお客さんに伝わり、スーパーに訪れ商品を購入してもらえるのです。
ECサイトも、これと全く同じなのです。
店舗でいうとECサイトはスーパーのレジの役割です。店内のポップはランディングページに相当します。
ECサイトを作るだけでは、スーパーのレジを作ったに過ぎません。レジだけでは、お客さんが来ないので、当然、商品は全く売れないのです。

これが、ECサイトを作っただけでは、商品が売れない理由です。

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ブログで商品に関連する情報を発信する

ユーザーが困っていることなどの情報を発信する。
人は、何かに困っていたり、解決したい事柄がある時にインターネットで検索して情報を得ようとします。
自社商品・サービスに関係する、ユーザーが困っていそうな情報をわかりやすくスタッフブログで情報を発信します。
たくさん有益な情報を発信することで、検索に引っかかるキーワードが増え、ユーザーと接触する入り口が増えます。

情報発信をしているスタッフブログから、ECサイトへ誘導することで、有益な情報を発信している会社の商品・サービスなら信頼できる、親近感が沸くなどの理由でECサイトから購入してもらえるようになるのです。

「モノ」キーワードではなく「コト」キーワードを狙う!

スタッフブログで情報を発信する際に重要なことがあります。
自然検索でECサイトへ誘導するには、「モノ」キーワードではなく、「コト」キーワードで自然検索を集めることです。
「モノ」キーワード?「コト」キーワード?とピンとこない方が多いと思いますので、解説します!

「モノ」キーワードとは

  • 商品名・サービス名で検索する
  • そのモノ自体を探している
  • キーワードはシンプル
  • ビッグキーワードになりやすい
  • 見込み度が高い
  • 狙っている競合サービスが多い
  • 価格競争になりやすい

「コト」キーワード

  • 悩みやニーズで検索する
  • 解決方法を探している
  • キーワードは複合検索、文章の場合も
  • ロングテールキーワード
  • 見込み度はキーワードによる
  • 対策する競合サービスは少ない
  • 価格競争になりにくい

例えば、化粧水のECサイトの場合、「化粧水」などの直接商品を意味する「モノ」キーワードは、競合が非常に多く上位表示は難しいです。
また、仮に上位表示できても競合が多いので、価格競争に巻き込まれやすく売上につながりにくくなってしまいます。
そこで、「コト」キーワード「肌 乾燥 対策」などの対策をします。
検索キーワードとして大きい「化粧水」より、数は少なくなりますが、ブログ記事の内容に共感をもってもらえれば、競合商品と比較されることが少なくなり、商品の購入につながりやすくなります。

もちろん、「モノ」キーワードでの対策も大切ですが、自社商品に関連した「コト」キーワードを見つけ、ブログで集客することが、コストをかけずにECサイトにお客さんを集めることができます。

「モノ」キーワードよりも、「コト」キーワードは集客しやすく、競合との比較・価格競争に巻き込まれにくいメリットがありますが、

  • 「当たる」キーワードを見つけるのが難しい
  • 1つ1つはアクセス数が少ない

というデメリットもあります。
このデメリットを解消し、「コト」キーワードで集客するためには、たくさんの情報をスタッフブログで発信し続ける必要があります。

情報発信の方法について興味がある方は、こちらの記事どうぞ↓

企業のメディア化|オウンドメディアと広告メディアの違い
発信することは余分な仕事ではない!伝え続ける5つの理由
中堅・中小企業は1日も早く「メディア化」すべきだと思う3つの理由

ランディングページを作成する

自社ECサイトで販売している商品・サービスを知ってもらうためのランディングページを作成します。
一番アピールしたい商品を1つに絞り、その商品について細かく説明しているページです。
一度は、見たことがある方が多いと思います!縦にずらーっと長く、1つの商品の特徴や使用方法、お客様の声・よくある質問などが詰まっているものです。

検索キーワードを決めたら、そのキーワードで一番にくるようにランディングページを作成します。
認知度の低い商品・サービスを知ってもらうためには、ランディングページを作成して商品・サービスを知ってもらうキッカケを作ります。

SNSを活用する

スタッフブログやランディングページをSNSで多くの人の目に見てもらえるように、積極的に投稿、シェアしましょう!
自然検索でスタッフブログ、ランディングページに訪れてくれる人は、何かを解消したくて情報を集めようと行動している人です。
しかし、SNSで拡散することで、気付いていなかった不の解消方法の情報を知り、興味関心をもってもらうことができます。
今までになかった新規顧客を獲得できるようになるのです!

SNSは常に情報が流れていくものなので、同じ記事やランディングページでも定期的に投稿することが大切です。

最後に…

自社ECサイトで新規顧客を集客するには、できるだけ多くの人にその存在を知ってもらうことから始めなければなりません。
自社ECサイトをお持ちの方は、新規顧客の集客に悩まれている方が大半です。
新規顧客の集客には、有益な情報をたくさん発信し、SNSで拡散させることで存在を知ってもらい、関係性を深めることが大切です!

 

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