スタッフ紹介の項目|ホームページ集客の基本
スタッフ紹介って本当に必要なんですか?と疑問に思われる方も多いと思いますが、たいていのご商売でスタッフ紹介は必須です。
では、ただ写真と名前だけが並んでいれば良いのか?というそうではありません。
スタッフ紹介はしっかり作り込むことで、ホームページ集客への効果が期待できます。
そこで今回は、スタッフ紹介に必要な項目についてまとめさせていただきます。
スタッフ紹介の項目|ホームページ集客の基本
目次
- スタッフ紹介を作る目的を考える
- スタッフ紹介で信頼感・安心感を持ってもらう
- スタッフ紹介で専門性をさりげなくアピール
- スタッフ紹介で親しみを感じ、お客さんとの距離を縮める
- スタッフ紹介で必要な項目
- まとめ
スタッフ紹介を作る目的を考える
具体的な項目を説明する前に、まずは一番重要な部分から。
そもそも、スタッフ紹介を何のために作るのか?ということです。
スタッフ紹介にどのような項目が必要かは、その目的を考えれば自然に出て来ます。
では、スタッフ紹介を作る目的とは何か?
- お客さんに信頼感・安心感を持ってもらう
- お客さんに専門性をアピールし、その道のプロだと思ってもらう
- お客さんに親しみを持ってもらい、お客さんとの距離を縮める
この3つです。
お客さんの多くは、サービスや製品を検討する過程で、スタッフ紹介を確認します。
特にインターネットだけでサービス・製品を探す場合、一番気になることは、このホームページは信用できるのだろうか?
という部分でしょう。
人物が信頼できることも大切ですし、その道のプロであれば安心感も違います。
こうしたことをアピールする部分として、スタッフ紹介は実に効果的なコンテンツなのです。
スタッフ紹介で信頼感・安心感を持ってもらう
インターネット経由でサービスや製品を探す場合、どうしても不安が付きまといます。
- 会ったこともない人の話を信用できるだろうか?
- このECサイトで商品を買っても大丈夫だろうか?
- ホームページでは良いことばかり書いているけど、騙されないだろうか?
顔が直接見えないだけに、この不安を払拭するのはなかなか難しいところです。
こうした場合、お客さんが一番安心するのは、スタッフの顔が見えることでしょう。
名前や役職、肩書きは必須の項目として、まずはスタッフの写真を掲載することが大切です。
プライバシーやセキュリティの面で、顔写真NGというスタッフも多いかもしれませんが、ホームページのスタッフの顔写真があるのと無いのとでは雲泥の差です。
みなさんも実際に何かサービスや製品をインターネットで検討するときをイメージしてください。
ホームページのどこを見ても、誰が運営しているのかわからない、顔写真1つないページと、たった1枚でもスタッフの笑顔の顔写真があるホームページ。
あなたなら、どちらにお問合せしたいですか?
絶対に顔写真がある方でしょう。
ただし、素材写真などで代用することはNGです。
素材写真は、他のホームページで使われている可能性もありますし、何よりも素材写真っぽい雰囲気になってしまいます。
ここでウソだとお客さんに思われると、信頼感どころの話ではありません。
スタッフ紹介で専門性をさりげなくアピール
サービスや製品を探すとき、お客さまの多くは、できる限り詳しい人・プロに頼みたいと思うものです。
例えば、がん検診に行くとします。
街の内科医と、大学病院のがんセンターの医師と、あなたはどちらに頼みたいですか?
実は街の内科医は、世界的な「がん検診」の専門家かもしれません。
しかし、「街の内科医」「がんセンターの医師」と並べた場合、後者の方が専門性を高く感じるものです。
ですから、ホームページで専門性をアピールするのは非常に大切なことなのです。
とはいえ、自分から、「私は◯◯◯のプロで、この道◯◯年の経験を持っています」とアピールするのは、一歩間違えると、自慢話になってしまいます。
「がんセンターの医師」でも、自慢話ばかりする人には、あまり頼みたくないですよね。
それでも「がん検診」であれば、他に選択肢がないので頼むかもしれません。
しかし、同じレベルの「がん検診」のプロが2人いた場合、自慢話をする方をわざわざ選ぶ人は少ないでしょう。
スタッフ紹介は、そのスタッフを紹介するコンテンツです。
自慢話という形でなく、そのスタッフの専門分野・得意ジャンル、経験年数などを、自然な形で紹介できます。
もちろん、所有しているスキル・資格があれば、それもしっかりと記載しておきましょう。
なお、本業の資格の他にも持っているスキル・資格があれば記載した方が良いです。
本業の資格が1つも無いのに、関係の無いものがイッパイ・・・とうのは困りますが、そうでない場合、「これもできるの?」と所有資格・スキルをキッカケにして、新しい仕事につながる場合もあります。
自分で書くのが恥ずかし場合は、同僚や上司からのコメントという形にすると良いでしょう。
資格やスキルが無くても、同僚から、「◯◯にかけては社内で一番詳しい」「◯◯に対し、非常に研究熱心」といった形で紹介されるだけでも、かなり違います。
スタッフ紹介で親しみを感じ、お客さんとの距離を縮める
スタッフ紹介をしっかりと作り込むと、初めてのお客さんとも非常に親しい感じで商談・営業をできるようになります。
通常、初めて会った方との商談や営業では、お互いにどんな人物がわからず、距離感を縮めるのに時間がかかります。
しかし、お客さんがサービス・製品を検討する過程で、スタッフ紹介をよく読み込んで、スタッフ顔写真を何度も見ていると、お客さん側から自然に距離が縮まってきます。
初めてあったお客さんでも、何度もスタッフの顔写真を見て、その紹介を読んでいる内に、その人物のことを詳しく知るようになります。
街中でニュースキャスターや芸能人とすれ違った時に、思わず親しげに挨拶しそうになる・・・そんな経験をお持ちの方も多いと思います。
何度も目にしている内に、自然と心の距離が縮まり、まるで昔から知っている人のように感じるようになるのです。
このようにお客さんと距離を縮めるためには、顔写真を掲載するだけでなく、自分の気持ちや考え方、プライベートな情報も載せるようにしましょう。
例えば、
「なぜこの仕事をしているのか?」
「自社のサービス・製品を利用することで、お客さまにどうなっていただきたいのか?」
「仕事をする上でこれだけは注意している、ということ」
などなど、自分自身の思いをしっかりとスタッフ紹介に記載しましょう。
こうした考え方が伝わるだけでも、格段にお客さんとの距離が縮まります。
また、プライベートな情報に関しては、趣味や好きなスポーツ、食べ物などの好みなど、ちょっとしたことを記載すると良いでしょう。
こうした項目はスタッフのちょっとした人となりをお客さんに伝えることで、親しみにつながります。
もちろん、偶然にも同じ趣味だったり、好きなスポーツチームが一緒だったり、ということからお客さんに選ばれる可能性もあります。
なお、子供と一緒の写真やペットと一緒の写真をさり気なく載せることもオススメです。
「家族思い」「優しい」といった印象をお客さんに与えることができます。
スタッフ紹介で必要な項目
では、あらためてスタッフ紹介で必要な項目をまとめます。
名前や役職はもちろんですが、信頼感をアップさせるための「顔写真」は必須です。
そして、専門性をアピールするために、得意分野や経験年数を明記。スキルや資格があれば、それもしっかりと書きましょう。
お客さまとの距離を縮めるためにも、趣味や好きなスポーツなどのプライベートな情報も入れましょう。
「なぜこの仕事をしているのか?」「自社のサービス・製品を利用することで、お客さまにどうなっていただきたいのか?」「仕事をする上でこれだけは注意している、ということ」
といったお客さまや仕事への想いを記載することも大切です。
まとめ
今回はスタッフ紹介について書かせていただきました。
よく、本当にスタッフ紹介って必要なの?と質問されるのですが、案外、お客さんはスタッフ紹介を見ています。
あなた自身はどうですか?
サービスや製品を検討するとき、スタッフ紹介って案外見ませんか?
そして、思わず読み込みませんか?
スタッフ紹介は、専門性をさり気なくアピールし、お客さんとの距離を縮め、そして信頼感・安心感をアップさせる非常に大切なコンテンツです。
もし、名前と肩書きが並んでいるだけです・・・という場合は大変もったいないですので、今すぐ見直すことをオススメいたします。
インファクト編集部
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