「代表者あいさつ」に何を書くの?|ホームページ作成の基本
公式サイト(コーポレートサイト)で重要なコンテンツである「代表者あいさつ」。
でも、「本当に必要なの?」「何を書けば良いの?」「これって読まれるの?」
と疑問は尽きません。
そこで、今回は「代表者あいさつ」について解説いたします。
「代表あいさつ」に何を書くの?|ホームページ作成の基本
目次
- 代表者あいさつは本当に必要?
- 代表者あいさつを書く意味
- 代表者あいさつに必要な内容
- ストーリーがあればさらに効果な代表者あいさつに
- まとめ
代表者あいさつは本当に必要?
例えば、インファクトの場合、会社概要ページに代表メッセージを掲載していますが、公式サイトの中でトップページの次によく読まれているコンテンツになっています。
インファクトに限らず、一般的に、コーポレートサイトでは、代表者あいさつ(代表メッセージ)はトップ10には入るコンテンツです。
実際、皆さんも自分自身の行動を思い起こしてください。
- 何かサービスや商品を検討するために、ホームページを訪問した時
- あるいは、就活中に応募を検討している企業のホームページを見に行った時
- あるいは、提携先の企業を調査している時
- 展示会で気になった企業をホームページを確認している時
そこに代表者あいさつがあった場合、クリックして見にいきませんか?
もちろん、中には代表者あいさつなど全く見ないという方もいることでしょう。
しかし、多くの方は、そこに代表者あいさつがあれば見にいきたくなるものです。
どんな人物が代表を務めているのか?
その会社とこれから関わりを持つかもしれないユーザーにとっては、とても気になる情報の1つでしょう。
ですから、代表者あいさつはホームページ、とりあわけコーポレートサイトには必須のコンテンツなのです。
代表者あいさつを書く意味
多くの方が読みたいコンテンツである。
だからこそ、代表者あいさつを書く意味は重要です。
特に、ユーザーが何を求めているのか?
それをキッチリ考えてコンテンツ作りをする必要があります。
コーポレートサイトを訪問し、代表者あいさつを読む方は、先に示した例の通り、これから御社となんらかの関係を結ぼうとしている方々です。
- サービス・商品を検討している
- 御社で働くことを検討している
- 御社と提携するか/しないか検討している
など、御社の品定めをしている最中に参考するのが代表者あいさつ。つまり、御社は信用できる会社なのか?を代表者あいさつで確認するのです。
ですから、代表者あいさつを書く意味は、「お客さんからの信頼を得ること」。
御社の信用を獲得する手段なのです。
代表者あいさつに必要な内容
代表者あいさつは信用を獲得するためのコンテンツですから、以下のような情報が必須です。
なぜ、この会社を企業したのか?
この会社で何をしたいのか?
サービス・製品を提供することで、お客さんにどうなって欲しいのか?
といった、企業・仕事・サービス・製品に対する「想い」が最も大切です。
その上で、
- これまでの来歴・職歴
- 所有する資格や得意な技術
- 将来の目標
があると良いでしょう。
また、信用を得るという点では、人間性を少し見せることがオススメです。
- 趣味や好きなスポーツの情報
- 休日の過ごし方
- 家族の話
など、ほんの少しプライベートな情報が見えると、ぐっと親しみが増します。
趣味の話を全面に出すのはマイナスですが、ちょっと出しておくと、偶然趣味が同じ、というだけで好印象になることもあります。
※ちなみに、家族の話についてですが、子供と一緒に遊んでいる写真をさりげなく混ぜておくと、家族想いの人=いい人そうに見えますのでオススメです。
ストーリーがあればさらに効果な代表者あいさつに
人間はストーリーを好みます。
代表者あいさつにもストーリーがあると、ぐっと引き込まれます。
例えば、主力製品の開発に波乱万丈のストーリーがあれば、それをさりげなく表現するのです。
- 世の中でインターネットを使えないで困っている人を救うために企業
- 素人でもWEBマーケティングで成果が出せるサービスを展開
- 最初は、なかなか広まらずに倒産寸前に
- その中でノウハウを蓄積、今では多くのお客さまにサービスを提供
- 今後も、これまで培ったノウハウをお客さまに提供
- 1つでも多くの会社がインターネットを上手に使って集客に成功するようサポートしていきたい
といった感じです。
完全に作ってしまうのは、嘘っぽくなりますが、しかし、多くの企業にとって、起業の想いがあり、今に至る紆余曲折があるハズです。
それを素直に書いていく・・・ちょっと脚色して。
それだけで、御社の代表者あいさつは、ぐっと読者を引き込む魅力なコンテンツになります。
まとめ
今回は代表者あいさつについてまとめました。
最後のストーリーはハードルが高いので、まずは必要最小限の情報から始めてください。
その際、重要なのは、お客さま目線です。
自分がお客さんだったら、何を知りたいのか?を考えて代表者あいさつを書くようにしましょう。
NHKのプロフェッショナルや昔やっていたプロジェクトXなど、人はストーリー性に惹かれます。余裕があるようでしたら、ぜひ、代表者あいさつに波乱万丈のストーリーを盛り込みましょう。
代表者あいさつで、御社に感銘を受けたお客さんは、やがてファンになる可能性が高いです。
既存のお客さまも、代表者あいさつに書かれている「熱い想い」に触れることで、より御社を身近に感じ、親しみを覚える可能性もあります。
代表者あいさつは実は非常に強力なコンテンツなのです。
ぜひ一度、御社の代表者あいさつを見直してみてはいかがでしょうか?
インファクト編集部
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