ホームページ制作の費用|HP作成費用はなぜ高い?【初心者向け】
行きはLCCの小型機、帰りは大手キャリアのジャンボ(エコノミー)でした。エコノミーとはいえ、大手キャリアのジャンボの方が、座席はゆったりしているだろうと思っていたら、LCCよりも狭く感じました。ジャンボ=広いという先入観のせいかもしれませんが、何だか損した気分。料金の違いって何だろうと思わざる得ません。
で、料金といえばホームページ制作の料金・・・これもピンキリですよね。(飛行機ネタから無理やりな展開ですが・・・)
高いところはものすごく高いですし、逆に、大丈夫なの?と思いたくなるほ安いところもあります。
この料金の違いは、何に由来するのか?
今回のブログ記事は、ホームページ制作の料金・費用について解説いたします。
ホームページ制作の費用|HP作成費用はなぜ高い?【初心者向け】
目次
- ホームページ制作費用は会社によってピンキリ
- ホームページ制作の費用が高い理由
- CMSを使えば安くなるって本当?
- 業者に任せても自分でやってもコストがかかる
- まとめ|費用対効果を考えよう
ホームページ制作費用は会社によってピンキリ
ホームページ制作費用は、会社によってピンキリです。
最近は、ホームページの制作料金を自社ホームページに明記していない制作会社も多く、相場がわかりずらくなっています。
それでも、調べていきますと、低価格のものでは、初期費用が無料といったものや、初期制作費が5万円前後といったホームページ制作会社が目に付きます。
その一方、50〜60万円から100万円程度のラインナップの制作会社も多くあります。
もちろん、数百万円からもっと上の制作会社もあります。(そういった所は基本的にホームページ上に料金を記載していません)
ページ数や制作する内容にもよりますが、ホームページ制作料金の相場はあって無きがごとくです。
ただ、一般的な制作会社の場合、15ページ程度のホームページであれば、初期費用・30万〜50万、月額費用3万〜5万くらいといった感じが相場でしょうか。
ホームページ制作の費用が高い理由
実際、ホームページ制作費用って何でそんなに高いの?
と思われる方も多いかもしれません。
一方で、初期費用が5万円程度の会社もあるのに・・・。高いところは、ボッタクリ?と感じられる方もいることでしょう。
ただ、ホームページ制作費用が高いのには、理由があります。
実は、ホームページ制作コストの内訳の大半は人件費なのです。
そもそも、ホームページは、HTMLというプログラムで構成されています。
ホームページを作成するには、そのHTMLというプログラムを手作業で書いていく必要があります。
これには専門知識が必要で、この作業を行うのが、いわゆるWEBデザイナーという人々です。
ちょっとした文字の修正や画像の入れ替えを行うだけでも、基本的にはWEBデザイナーの作業です。
つまり、専門職による作業が発生します。
当然、それは人件費に反映されます。
こったデザインや、複雑な仕組みを実現しようとすれば、その分、作業に時間がかかります。よって人件費が増えていきます。
もちろん、ホームページの構成やデザインなどのコンサルティングも受ければ、その分費用は上がります。
ある意味、ホームページの制作料金は、高くしようとすればいくらでも高くなります。
その分、時間をかけて作れば良い訳ですから。
では、逆に安いところは・・・といえば、この人件費を極力削っています。
大抵の場合、クライアント(お客さん)が、自分で文章や写真を入れられる仕組みを提供。クライアント(お客さん)自身に、作業をしてもらうことで人件費を抑え、低価格を実現しているパターンが一般的です。
CMSを使えば安くなるって本当?
クライアント(お客さん)自身が作業できるの?
と思われたかもしれませんが、それを実現するのがCMSと呼ばれる仕組みです。
CMSは高度な専門知識がなくても、ホームページの制作ができるツール。代表的なものとしては、WordPress(ワードプレス)があります。
確かに、CMSを使用すれば、WEBデザイナーの作業量は減ります。ですから、人件費という点ではコストをかなり抑えられる場合もあります。
とはいえ、CMSは、誰でも使える、簡単な型(テンプレート)を使用することで、専門知識がなくても操作できるようにしています。
そのため、オリジナリティが犠牲になります。
せっかく、ホームページを作るのですから、できれば、デザインもオリジナルなものにしたい!他と一緒ではいやだ・・・となると、CMSを使っても、やはり専門知識を持ったWEBデザイナーの作業が必要になります。
CMSを使った場合でも、どこで妥協するか・・・という話になります。
やはり手をかければかける程、人件費がかかりますので、当然、コストも高くなります。
よって、CMS=低価格・・・とは必ずしも言えないでしょう。(もちろん、CMSが普及していなかった数年前と比べれば、格段に安くなっていますが・・・)
業者に任せても自分でやってもコストがかかる
さて、CMSを使ってコストを下げる場合に、もう1点、注意しておきたいことがあります。
それが、「クライアント(お客さん)自身が作業する」という部分です。
多くの方が、ホームページの制作費用=ホームページのコストと考えがちですが、自分たちで作業する場合、自分たちの人件費も発生している訳です。
これを忘れてはいけません。
ホームページを制作された方であれば実感されていると思いますが、ホームページ制作には、ものすごく労力が必要です。
CMSを使って、WEBデザイナーの作業時間は減らせるでしょうが、
- どのような内容(コンテンツ)にするか考える
- 原稿(テキスト)を書く
- 写真やイラスト、図像などの素材を集める
といった作業が発生します。
また、原稿を書いたり、素材を集めるために、スタッフへのヒアリングや現場同行が必要なることも多くあります。
これには非常に時間=人件費がかかります。
何度も繰り返しになりますが、ホームページ制作コストの大半は人件費です。
業者にお願いする場合は、それはホームページ制作費用に跳ね返ってきます。
自分たちで作業する場合は、自分たちの人件費に還元されます。(ただ、こちらは見えずらいので見落としがちですが・・・)
また、単純に、プロに任せれば1時間で済む内容も、素人では数日仕事といったことになることもあります。
業者に支払う金額と、自分たちの人件費を考えると、どちらがお得でしょうか?
実はホームページ制作費用の安い会社を選んだからといって、必ずしも、ホームページ制作にかかるコストが安くなるとは限らないのです。
これが、ホームページ制作費用が高くなる理由と、会社によって、ホームページ制作費用がピンキリとなっている理由です。
まとめ|費用対効果を考えよう
今回のブログでは、ホームページ制作費用について解説いたしました。
おしなべて、ホームページ制作費用が高い所は、制作会社さんの作業量が多く、低価格のところは、自分たちの作業量が多くなる傾向にあります。
基本的には、業者さんにどこまで任せるか?=自分たちでどこまでやるか?が、制作費用の分かれ目になります。
ただ、自分たちの人件費という要素を入れて考えると、また違った見え方になるでしょう。
プロに制作費を支払ってやってもらった場合がコストも安く、成果物も良い場合もあります。逆に、誰がやっても差がなく、自分たちでやった方がコストが抑えられるケースもあります。もちろん、ホームページ制作会社は、制作のプロであっても、みなさんのご商売のプロではないですから、自分たちでやった方が、反応に繋がるホームページになるかもしれません。
ホームページを制作する場合は、それぞれのコストやメリット・デメリットを検討し、費用対効果をしっかり考えると良いでしょう。
制作費用が安いから・・・といって安易に飛びつくのは危険です。(高いところが良い・・・とも言い切れませんが・・・)
なお、今回は月額費用については触れませんが、月額費用も基本的には、ホームページを運営する作業のどこまでを業者さんに任せるか?あるいは自分たちでやるか?によって差が出ます。
もちろん、ホームページは作って終わりではありません。
その後、どんどん手を入れていかないと成果につながりません。
ですから、初期費用だけでなく、運営のコスト、特に自分たちの人件費についても、しっかりと考えておくことをお勧めします。
インファクト編集部
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