【LIFE SHIFT(ライフ・シフト)-100年時代の人生戦略 】レビュー|課題図書

20170720A

おはようございます、コンノです。
6月の課題図書は【LIFE SHIFT(ライフ・シフト)-100年時代の人生戦略】著者:リンダ・グラットン氏/アンドリュー・スコット氏。

現在は100歳まで生きることは珍しいですが、これから先の未来は、100歳を超えることが珍しくない時代になっていきます。
100歳以上生きるということは、仕事を引退してからの時間が長くなるか仕事の引退を伸ばすかになります。
長く生きることを前提に、人生の設計図を描かないと100年時代を生き抜くことができないのです。

目次

  • 【LIFE SHIFT(ライフ・シフト)-100年時代の人生戦略】のざっくりした内容
  • スタッフレビュー
  • 最後に…

【LIFE SHIFT(ライフ・シフト)-100年時代の人生戦略】のざっくりした内容

2050年までに、日本の100歳以上の人口は100万人を突破する見込みです。
2007年に日本に生まれた子供の半分が107年以上生きると予想されていて、現在50歳未満の日本人は100年以上生きる時代なのです。
100年ライフをどう生きるか。過去のロールモデル(生き方のお手本となる人物)が役に立たない時代が目前に迫っている。
働く期間が長くなること、自身のキャリアをどう積んでいくべきかについて、深く考えさせられる一冊です。

スタッフレビュー

名畑レビュー

人は100年生きれる長寿社会になった。なのでそれをどう意識して過ごしていくのかが例をあげてまとめられています。
寿命が延びるということは働く期間が長くなるということです。働き続けるからには、生産的な人が求められます。

生産的な人生を送るには様々なスキルが大切です。
スキルといっても資格を取得する、といったことではなく体験したことを仕事に繋げたりや、得た知識を使ってどのような体験をしたのかといったスキルです。
そのスキルを得るためには多くの時間とコストがいります。
自分がどのような体験をしてきたかによって差が出てくる時代に変化していることが具体的な人物像と共にイメージがしやすくなったなと感じます。

今後どのように自分を成長させるために過ごしていくべきか、どのように自分の体験を活かして行けるのか改めて考えさせられました。

コンノレビュー

昔に比べて年齢より若く見える人が多くなっていると感じていたのですが、100年以上生きる時代を生きているということなのだと改めて実感しました。
年齢とステージが一致しない時代になる。
人生が長くなることで、様々な選択肢が増え働き方、生き方が多様化していく。
年齢とステージが一致しないマルチステージの人生を歩むには、1つの専門知識、一度身につけた、技術や知識に頼っていると、テクノロジーの進捗に知識・技術に追いつけなくなる。
人生の途中で専門技能を学び続けることが必要となります。
常に学び続けないといけないのかと思うと気が滅入りましたが、自分にとって大切なものや個性を伸ばしていくことで、今現在存在しない多様な働き方、生き方を選べる時代になるのかと思うとワクワクします。

望月レビュー

本書では寿命がどんどん上がってきている現代社会でどう生き抜いていくべきなのかが書いてあります。
例としてオンライン上の人的ネットワークが上げられています。
有効な基礎スキルを多く身につけ、オンライン上で確率した人格と評判で生産性資源を築くことにより将来のキャリアの宣伝材料になると書いてありました。
オンライン上でもビジネスができるので常にアンテナを張って自分のスキルを上げ多様な仕事ができるようになっておかなければならないと思いました。

加藤レビュー

年々、年金を貰える年齢が上がっており、私の年代(20代後半)では貰えないという話が10代のときからでていました。
なので、男ですし、死ぬまで働かないといけないよなぁ。というのは10代の頃から思っていました。
また、男の人で働いていないと生きているけど死んじゃっているように感じちゃう気がするんですよね。
だから、各年代で働き方を変えていかなきゃいけないですし、スキルもそうだけど、何かのスペシャリストではなくて自分の目的を決めてそれに対して実行していける人じゃないといけないよなって思います。目的とか目標を決めるって日本人は弱いって言われていますし、その目的、目標に対して「なぜやるのか?」というのがないんですよね。
なので、そうならないようにしたいですね。

岡田レビュー

なかなか読み応えのある本でした。これからは、自分の人生を自分でつくっていける人ではないと、本当に「生きがい」を持てなくなるんだな。と実感しました。その上ではスキルアップが前提になりますが、生きる時間が長くなる分、時間はあるわけですからできないとダメなんだと思います。
そのスキルが前提であれば、住む場所、仕事、様々なことを選択していけるわけですが、その前提条件がないと、人生が長くなるということは逆に苦しくなるわけです。
そういう意味では、今自分がこの長い人生の中で縁もゆかりもない京都に住む、仕事をさせてもらっているというのは、幸せなことであり、自分の人生の充実感も味わっています。
早い段階で子供にも読んでもらいたいと思いました。

葉井レビュー

どんどん時代が変わっていく、何となくそんなふうに感じる昨今ですが、そんな世の中をどうやって生きていくか解釈し考えていくか、それを教えてくれる本です。
また少子高齢化や人工知能による労働市場の変化が確実に起きるこれからの社会で生き残っていき、寿命までのクオリティ・オブ・ライフを高める為の指針にもなると思います。
せっかく長生き出来るようになったのだから、マイナスの側面に注目するのではなく、明るく楽しく生きていきたいですよね。そういう意味でとても刺激を受けました。

最後に…

幼いころにやりたくないことがあったら「100年後にやるよ!」などと言っていたけれど、今の10代以下には、その100年後を多くの人が迎える時代がくる。
100年生きることを前提として人生の設計図を立て直すと、色々なことにチャレンジして経験値を増やしていくことが大切だと感じました。
将来何をしたいか分からない…就職するか進学するか悩んでいるという学生の方にこの夏休みに読んでいただきたい一冊です。

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