GoogleオプティマイズでABテストを実践しよう!【初心者向け】後編
前回に引き続き、Googleオプティマイズの使い方です。今回はコンテナの作成からテストまで見ていきましょう。
GoogleオプティマイズでABテストを実践しよう!【初心者向け】後編
目次
- コンテナの作成
- テストの作成
- Googleアナリティクスの紐付け
- スニペットの設定
- まとめ
コンテナの作成
さて、ここから本番です。
Googleオプティマイズは、前回作成したアカウントの下に「コンテナ」を作成します。
このコンテナが、テストを行う時の基本単位になります。
なお、途中、Google Chrome(グーグル・クローム)の拡張を使う必要が出てきます。ここからの作業はGoogleのChromeで行ってください。
まずはコンテナを作成しましょう。
コンテナの名前を決めます。自分でわかりやすい名前にしましょう。
これでコンテナができました。
テストの作成
続いてテストを作成します。画面の指示に従ってテストを作成しましょう。
テスト名は後から見て、どのようなテストだったのか?がわかりやすい名前がオススメです。
そして、URLと実施したいテストのパターンを選択したら、「作成」ボタンを押します。
実際にテストパターンを作ります。新規パターンは複数作ることができます。
※ここを飛ばして、後からじっくりテストパターンを作っても大丈夫です。
パターン名は、やはりわかりやすいものがオススメです。
では、テストページを作っていきましょう。
ここからの作業には、Google Chromeの拡張機能「Google Optimize」が必要になります。
まだ入れていない場合は、インストールするように求められるますので、画面の指示に従って、そのままインストールをしてください。
テストページの編集は、実際にランディングページの見た目がそのまま映ります。この画面で直接、編集することが可能です。
修正が終わったら「完了」を押せばテストの準備が終了です。
Googleアナリティクスの紐付け
テスト準備は完了ですが、その前に2つ作業が残っています。
まずは、テストをGoogleアナリティクスに紐付けます。これをやっておくと、テストの結果をGoogleアナリティクスから確認することできるので、非常に便利です。
やり方は簡単です。
まずは、メニューから「Googleアナリティクスへのリンク」を選択します。
※事前に、Googleオプティマイズで使用したアカウントに、対象のGoogleアナリティクスの管理者権限を与えておいてください。詳しくはこちら(→Googleアナリティクスの管理者の追加と種類について)
紐付けたいGoogleアナリティクスのプロパティを選択します。
これで完了です。
スニペットの設定
Googleアナリティクスとの紐付けができると、自動で以下の画面が表示されます。
ここからスニペットが取得できますので、テストを行うサイトに設定しましょう。
設定方法も解説されますので、システム担当者に作業を依頼してください。
なお、スニペットは後から取得することも可能です。
ここまで終わったら準備OK、テストを開始しましょう。
まとめ
前回と今回でABテストを簡単に実施できるGoogleのツール、Googleオプティマイズの使い方をまとめました。
ただ、まだまだ安定したサービスではないため、仕様が変わるかもしれませんのでご注意ください。
実際、先月テストした時と、今回ブログ記事を書くために確認した画面では、微妙に仕様が異なっていました。
前回、解説した日本語化を行っていただければ、進め方は親切に説明されているので、読みながら進めていただければと思います。
使ってみて損はないツールだと思いますので、日本語版が出るの待たず、どんどん試することをオススメします。
インファクト編集部
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