お店のFacebookページを店舗ごとに作るか1つに集約するかどっちがいいですか?
こんにちは、ディレクターの多羅尾です。
ちょっと長いタイトルですが、複数の店舗を運営されているお客様とミーティング中に「Facebookページは、店舗ごとに別で作るのと、全体で1ページを共用するのと、メリット・デメリットを教えて下さい」と言うご質問を受けて調べてみました。
INDEX
- 企業Facebookページのメリットおさらい
- ユーザーのメリット
- 店舗の特徴とユーザーの共通メリット
- Facebook NAVI で見る事例
- ユニクロの事例
企業Facebookページのメリットおさらい
- 1)安価に開設できる
費用を掛けずにスタートできる。ページ運用と運用ノウハウを貯めるまでの時間的コストとヒューマンリソースのみ。 - 2)ファンとコミュニケーションが簡単にとれる
ウォールに投稿するだけで、いいね!やコメントが付いてコミュニケーションを図ることができる。 - 3)ファンへの告知が簡単に出来る
エッジランクやフィードの表示設定によって投稿が届かない場合もある。 - 4)拡散性(口コミ力)が強い
いいね!、シェア、コメント、チェックイン、など様々なツールが用意されていて、お店のファンがその店舗ページになんらかのアクションをすると、そのユーザーのタイムラインに掲載され、その友達にも情報が表示される。
また、twiterrと比べるとその情報がニュースフィードに滞留しやすく(長時間表示される)見て貰える確率が高い。
ただし、投稿の公開範囲やハイライト表示、エッジランクによって影響を受けます。 - 5)他の告知媒体より見て貰える確率が高い
ウォールへ投稿した内容は、良く見て貰える傾向があり、閲覧率、クリック率、どちらとも他の媒体よりも数値が高いとと言うデータがあるようです。 - 6)ファン化の障壁が低い
メールアドレス等の個人情報を入力が不要な為、ファン獲得がしやすい傾向があると言われています。
また、いいね!ボタンを押すだけなので手軽にアクションを起こせる。 - 7)情報の信頼度が高い
友達からの情報なのでメンタルブロックが少ない傾向がある。
店舗の特徴とユーザーの共通メリット
今回の多店舗を運営しているお客様が、上に挙げたメリットをどうやって活用してファンやユーザーとコミュニケーション図るかを仮設を立ててみました。
店舗様の特徴
- 物販だが、商品は固定でない(1点ものが多い)
これは、1点ものは早い者勝ちな為、タイムリー性が求められる事になる。お得な商品を探しているユーザーであれば、配信を手軽にリアルタイムにチェックしたいのであれば、画像とテキストをコンパクトに配信できるFacebookページは適していると言える。 - 取り扱い商品のジャンルとバリエーションが広大でサービス力よりは、商品力・価格力が求められている
取り扱い商品が、高額商品から数百円の物まで幅広いジャンルがあり、安さやコストパフォーマンスを求められることが多いならば、お得情報の配信は効果的である。 - ターゲットは子供から大人まで幅広く、商圏がある
若い層ユーザー層であれば、Facebookページでの情報収集や情報シェアの手軽さは向いている。いいね!やシェア、チェックインなどを積極的に利用する可能性が見込める。
商圏がある場合、ユーザーは自宅や職場など日常生活の導線にある店舗の情報だけ受信出来ればOK。
これは店舗ごとにFacebookページを設ける理由としては大きいと考えられる。
Facebook NAVI で見る事例
この記事を書くために、Facebook NAVI などで成功している企業のページをざっと調べてみて面白い事例を2つ見つけました。
いずれも公式Facebookページと店舗ページの両方を運用しているパターンです。
イケア・ジャパンのFacebookページ
公式企業ページのサイドバーに店舗ページからの「いいね!」を固定表示する方法。
ユニクロのFacebookページ
いつの間にこんな事が出来るようになっていたんだ!と驚きましたが、公式の企業Facebookページのマップに全店舗のマーカー設置されていて、クリックすると各店舗ページに飛ぶべる様になっています。
ユニクロは過去にも、Facebookのチェックイン機能を利用して、チェックインキャンペーンなども行っていて、積極的にFacebookを活用している様です。
特設サイトに登録してFacebookでチェックインをすると、期間限定のクーポンがもらえるキャンペーンです。キャンペーン自体は終わってしまいましたがまだサイトが残っているのでリンクを張っておきます。
UNIQLO CHECK-IN CHANCE(キャンペーンは終了してます)
http://www.uniqlo.com/checkin/
まとめ
知らぬ間にFacebookもどんどん進化しているんですね。ユニクロのマップの事例は、企業だけでなく個人でもサークルでも色々な事に利用で出来そうな気がしますね(*゚∀゚)b
インファクト編集部
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