Google Chromeで信頼されないSSL証明書について
Google ChromeはSSLに重点をおいています。
そんなGoogle Chromeで信頼されなくなるSSL証明書があるのをご存知ですか?
目次
- Google ChromeでSSL証明書が信頼されないとどうなる?
- Google Chromeで信頼されなくなる証明書
- 最後に…
Google ChromeでSSL証明書が信頼されないとどうなる?
WEBサイトを閲覧していて、このような表示のサイトに出会ったことはありませんか?
この表示は、HTTPSによる暗号化が信頼されていないとWEBブラウザに判断された場合に表示されます。
お問合せフォームなど個人情報を入力したフォームの送信中に情報を盗まれたり、改ざん、なりすましの被害に合う危険性があります。
それを防ぐためにWEBブラウザが警告してくれるのです。
Google ChromeでSSL証明書が信頼されないということは、このように警告が表示されるようになっていくということです。
そもそもSSLって何?という方は、こちらの記事をお読みください。
SSLって何ですか?今さら聞けない基礎知識
https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/1629/
Google Chromeで信頼されなくなる証明書
米Google Incは2017年9月11日(現地時間)に、公式ブログ“Google Online Security Blog”にて、米Symantecが発行するSSL/TLS証明書の信頼を段階的に削除すると発表しました。
2017年1月、業界標準の監査プロセスに従わず、不正にSSL/TLS証明書を発行していたことが明らかになったことで、GoogleはSymantecが発行した証明書をGoogle Chromeで信頼しないようにするという対応になりました。
2018年9月にリリースされる【Google Chrome Ver.70】から、Symantecから発行されたSSL証明書は全て信頼されなくなります。
Symantecから発行されたSSL証明書を使用している場合は、SSL証明書発行事業者から、Google Chromeでエラー表示にならないSSL証明書の再発行を無料で行ってくれます。
再発行の通知がきた場合は、必ず再発行して設定してください。
2018年9月の【Google Chrome Ver.70】のリリース前にSSL証明書の更新がくれば、急いで再発行をする必要はありません。
微妙な時期がSSL証明書の更新記事の場合は、3ヶ月前から更新手続きが出来ますので、早めに更新の作業をすれば再発行の手間はなく、更新作業のみで大丈夫です。
最後に…
インファクトのコーポレート、ブログは常時SSL化していませんでしたが、常時SSL化対応しました。
今後、常時SSL化が必須になるので、お問合せフォームのみSSL化されているサイトの場合は、常時SSL化の対応を考えてみてはいかがでしょうか。
今野 ちか
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