ECサイトを改善するための課題の見つけ方
ECサイトで繁盛するようにクライアントを日々サポートしている岡田です。
ECサイトを改善したいですけど。。。
早い話、もっとECサイトで売上あげたいんですけど、という方は多いです。ですが、そのECサイトのどこを改善すればいいのか。がわかっている人は意外と少ないのです。
課題あっての改善です。しかも課題に優先順位をつけることも大事ですね。全部一気には手をつけられないことが多いので。ですから、今のECサイトの課題を正確に把握することが改善の大きな一歩になります。
今日は、そのECサイト改善のための課題の見つけ方を解説します。
ECサイトその他、集客サイトの各々のポイントの数字を正確に把握することから
※X=訪問者数などの数字
上の表をご覧ください。
集客サイトから、ECサイト→カート→申込み完了 までの流れ。そしてそこにある1ヶ月なら1ヶ月の各ポイントでのセッション数や、完了数までの数字を入れていきます。
まずは、何人入ってきていて、各ポイントでどのくらいの数字が落ちているかを把握します。
そうすると自ずとECサイトまわりの改善ポイントが見えてきます。
実は、この数字を把握するという時点でつまずく人がいます。数字が把握できないのです。
そのほとんどが、Googleアナクリティクス(や、その他検証ツール)が設定できていないということが原因です!!あなたのECサイトは大丈夫でしょうか。
いいチェックリストにもなりますし、一度上の表を自身のECサイトの数字で拾って埋めてみてはいかがでしょうか。
課題を大きく3分類に分けて、ECサイトの改善までの道をイメージする
集客できていない=そもそもECサイトに人が入ってきていない
ECサイトの訪問者数のうち、何回購入完了までいっているかを出し、割合を出します。そうすると自ずとECサイトの売上目標を達成するには、その訪問者数をあとでれくらい増やせばいいかがわかります。
例)1000人のうち、100人が購入完了までいきました。訪問者数のうち10%が購入完了まで行くということです。
顧客の平均単価が5,000円
月の売上目標が 100万円だった場合、
単純にまずは、ECサイトの訪問者数を2000人にすることを考えればいいのです。
ECサイトからカートに行っていない
上記の例で訪問者数が、1000人から増えなくても、目標値につなげる方法は購入完了までの割合が多ければイイわけです。
売上目標が上記の通り100万円だった場合、訪問者のうち20%以上がカートに入ってくれば、目標達成に近づくことがわかります。
では、10%の人しかカートに行っていない理由は何か、それは、誘導ボタンがわかりにくいのか、魅力的な商品がないと思ったのか?要因は様々ですが、ECサイト上に課題があるのは明らかです。
せっかくカートに人が入っているのに多くの人が申し込み完了せずに途中で離脱している
もうひとつは、カートまで行っているのに、申し込み完了にいっていないケースです。
これが意外と多いサイトが多いです。
カートに入るということは、ある程度購入する意思がありそうなのにゴールまで行かない。
この数字を改善するには、課題はカートにありということになります。
項目数が多すぎで入力が面倒になったのか、スマホで入力しずらいのか、そもそもボタンが押せなくなっているなど??
これも様々な要因が考えられますが、どこに課題があるのか大枠を把握することはできます。
まとめ
集客、ECサイト、カート、まずは、どこに課題があるのかを把握することがECサイト改善への第一歩です。
この大きくわけて3つの中でさらに具体的に何を改善すればいいかは、いろいろな検証ツールにある程度は頼るべきです。ECサイトの良さは、検証ツールによって大部分の原因や要因がわかることにあります。
それにしても、まずは、どこを改善すべきなのか、どこの課題を解決することが一番、ECサイト改善につながるかを把握することが、改善への第一歩です。
インファクト編集部
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