ECサイトを効率よく改善したいなら地道にLPのABテストを行おう!!

ECサイトで売上をあげるために日々悩んでいたり、努力をされているかと思います。
私もその一人です。でも悩んでいても仕方ありません。

手を動かしてどんどん検証を繰り返し、最適化(改善)をしていくしかないのです。

ECサイトの課題には、大きく2つに分けることができます。
1.ECサイトに入ってくるお客さんが少ない
2.ECサイトにお客さんは入ってくるが買ってくれない、購入してくれる点数が少ない

闇雲に改善をするのではなく、まずは、どちらの方が自分のECサイトは課題なのかを認識し、その課題にあったことを手当していく必要があります。

今回の話題は、2.ECサイトにお客さんは入ってくるが買ってくれない、購入してくれる点数が少ない の課題に対する対応策ですね。

「どうしたらECサイトに入ってきたお客さんがもっと買ってくれるようになりますか?」
この質問に「これをやったら改善できますよ!」と一口に言えればラクなのですが、実はこれ、対象のECサイト、商品毎でも改善ポイントが違います!!
各々今よりもよく、そこよりもよくと他と比較ではなく、運用改善をしてすべてを最適化していくしかないのです。

そして、それは、とても地味な小さなテスト、改善を繰り返していくことが最短ルートです。
「神は細部に宿る」
この気持でABテストを繰り返すしかありません。

ABテストはなぜやるの?

それは、LPなどすべての販促物は3つの要素でできています。

そして、それぞれの要素を最適化していくためにABテストを行います。
そして、そのLPで黄金の組み合わせ=最適化したLPといえます。
これをLPO = Landing Page Optimization =「ランディングページ最適化」といったりしますね。

ABテストはどうやるの?

基本的には上記にあるものを一つずつ変更してある程度同じ表示回数がいくまでやって、CV率などでどちらがよかったのかを見ます。

A案 キャッチコピーA × 写真A × デザインA
B案 キャッチコピーB × 写真A × デザインA

です。

ここで大事なのは、
A案 キャッチコピーA × 写真A × デザインA
B案 キャッチコピーB × 写真B × デザインA

とやらないということです。
この下のB案で、B案の方が結果がよかった場合、キャチコピーBがよくて結果がよかったのか、写真Bがよかったらからよかったのかがわかりません。
あくまでも1つの要素ずつテストしていきます。

それを1週間の単位でもいいので、同じぐらい運用して、割合で勝者をみていき、常にそのときの勝者にもっと最適なものは?というかたちでB案を試していきます。

もう一つ注意したいのが、同じ時期にABテストを行うということ。
例えば、
5/1〜5/8 A案
5/9〜5/16 B案
というふうにやった場合、ゴールデンウィークなどの影響を受けることがあります。その他にもたまたま、その商品の主成分がテレビで取り上げられて一気にのびるなど、期間をわけてABテストをすると外的要因に引きづられてテストにならない可能性があります。

最近やったABテスト

ここで最近私がやったABテストを紹介しておきます。

これは、A案の圧勝!じつは購入率(CV率)が倍以上でA案でした。
今はコピーだけで4案試しています。

まとめ

ECサイト改善に終わりはありません。継続は力なり。いかに細かいサイクルで検証をやり続けて最適化して改善するかだと思っています。
購入ボタンのABテストだけでもだいぶやりがいありますよ!!!

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インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
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