Dropboxの共有フォルダに同期出来ないファイルがある時の解消方法

こんにちは、ディレクターの多羅尾です。
先日、Dropboxのフォルダ共有で、自分のWindowsPCでどうしても同期できないフォルダがあり、いつも正確に動いてくれるDropboxがどうしちゃったの～と言うことで、原因を調べてみました。

Dropboxの不良ファイルを確認するツール

まずは最初に、Googleで「Dropbox　共有フォルダ　エラー」などのキーワードで検索してみるも、同じ症状の解決方法が出て来なかったので、Dropboxのヘルプサイトに行ってみました。

Dropbox ヘルプセンター

https://www.dropbox.com/help/

Dropboxのヘルプサイトは、キーワード検索も用意されていてしっかりとした印象です。
そこでさっそく「共有フォルダ　同期　エラー」で検索したところ、詳しく解説されているページが出てきました。

不良ファイル チェック ツール

このページには、不良ファイル チェック ツールと言う便利そうながツールが用意されていてさっそく使ってみました。
しかし、けこう時間がかかるのと、２～３回やってもエラーが出てしまい、結局、ツールのチェックが終わるのを待っている間に、ヘルプを読んでいて「あ、ファイル名か。」とツールより先に解決してしまいましたｗ

https://www.dropbox.com/help/145/ja

原因

原因はフォルダ名（ファイル名）でした。

Windowsのフォルダ名やファイル名では使えない「：」コロンがフォルダ名に使われていて、同期がスキップされていたと言うことが分かりました(・∀・)ｂ
WindowsとMac間（特にOSX以降）では、印刷の入稿データのやりとりなどでも、全角が激しく文字化けしたり「/」日付のスラッシュがWindowsでNGだったり機種依存文字がたくさんあるので、すぐに気付かなかったのがちょっと悔しかったりもしますが、改めてWindowsとMacが共存する環境では、ファイル名の互換性は気をつけよう！と再確認ができました(*ﾟ∀ﾟ)b

ヘルプによると

すべてのオペレーティング システムで互換性のない文字列
Dropbox ではすべてのプラットフォームにおいて、次の文字列を含むファイル名を同期しません。
/（フォワードスラッシュ）
\（バックスラッシュ）

Windows で互換性のない文字列
ファイル名を付ける場合、Windows ファイル システムと互換性のない文字列の使用を避けてください。
<（それ以下）
>（それ以上）
:（コロン）
“（二重引用符）
|（垂直線）
?（クエスチョンマーク）
*（星印）

他にちょっと気になったのが、最大文字数の２６０文字。
ローカルパスの先頭からカウントされるとの事で、深い階層で長いフォルダ名が続くと同期されない可能せがある様です。

最大文字数

Windows のファイル名やフォルダ名の制限文字数は 260 字です。
Windows はファイルパスを名称の一部としてカウントする点にご注意ください。
例えば
C:\Users\Panda\My Documents\Dropbox\Creative Nonfiction\My Autobiography\Favorite Things\Favorite Foods\Bamboo\Family Recipes\Fresh Leaves.doc
の文字数は 16 文字ではなく 142 文字になります。
ファイルパスと名称の合計数が 260 文字以上になる場合は、名称を短くするか Dropbox 内で階層レベルが高い位置にファイルやフォルダを移動させてください。

ツールの結果

３回目でようやくチェック結果が出ました。

理由
Filename contains an invalid character

と、不具合の理由をお知らせしてくれました。
これをGoogle翻訳で訳すと「ファイル名に無効な文字が含まれています」となりました。

まとめ

今回使ったチェックツールは、おそらく他のエラーにも対応できると思いますので、Dropboxで何か不具合が起こったり不安を感じた時は、一度チェックしてみると良いかもしれません(b´∀｀)