2020年東京オリンピックに向かって観光業が盛り上がる3つの理由
こんにちは。オリンピックシーズンは寝不足になるインファクト北海道担当・鵜沼聡志です。
2020年に東京オリンピックが開催されることは皆様ご存知の事と思います。
今日はそんなオリンピックに向かって観光業が盛り上がる3つの理由に関して触れてみようと思います。
まず観光業の定義とは何か?
観光業(かんこうぎょう)とは、観光に関連する業種の総称をいう。旅行業(旅行代理店等)、宿泊業(観光ホテル等)、飲食業、運輸業(航空会社、バス会社等)、製造業(名産品、お土産製造等)など極めて多岐にわたるため、日本標準産業分類では業種として分類されていない。
Wikipedia先生より
観光業が業種として分類されていないのにも驚きでしたが、旅館にいたボクも観光業がこんなに多岐に渡るとは思いませんでした。
そこから考えることの出来る需要(盛り上がるコト)と理由を見つめてみます。
1.国内・海外からの観戦者の宿泊や食事
東京都による来場者数は一日92万人が見込まれています。開催日程は17日間ですので92万人×17日間=1564万人。東京都民が1335万人なので…ってスゴイ。。。一部サッカーなどは札幌ドームでもありますので全てではないですが、東京を中心としたエリアにこれだけの人が集まるということです。
東京都の一日当たりの宿泊者数は平均で約11万人。(観光庁宿泊旅行統計調査より)
こうなると宿泊施設は都内だけでは足りないのでその周辺の地域にも広がります。宿泊業や飲食業の需要が高まります。
飲食業でいくと、特に和食(お寿司やお蕎麦など)は海外の方からも求められるところだと思います。
2.観戦者の移動手段
観戦者はもちろん都内の方以上に国内外の方が多い。そうなると東京までの移動+都内での移動の需要も高まります。
交通手段としての飛行機、バス、電車はもちろん、それを手配する旅行会社、付随する印刷業やWeb関係、新しい所ではオリンピック専用の交通手段アプリの開発なんてのもあるかもしれません。
初めて訪れるところで困るのはこの移動手段ですからね。
3.付随する消費(お土産など)
ボク自身これは盲点でした(^_^;)旅行に行けば大切な人にお土産は買いたくなるものです。簡単に行けない所こそ「あの人にもこの人にも」と買いたくなる。
ボクも以前イタリアを訪れた時にお土産を買いすぎて飛行機に乗る時に超過料金取られました。笑(海外に行く時はこの超過料金も予算に入れるといいかもしれませんね。。。)
お菓子は日持ちするものでコンパクトなのにたくさん入っているものとか、低額でたくさん買えるものとかは人気になりそうですね。
販促の視点から何を見出すか?
その他たくさんの付随的な需要が考えられますが、販促の視点で大切な事は
「オリンピックに参加した方々の何を満たすものを提供するか?」
これに限ると思うんです。
そのヒントとして
・オリンピック
・地域らしさ
・訪れる方の行動
この3つを自分達の既存の商品の長所と組み合わせて編集してみることだと私は思います。
例えば海外に行った事のある人は自身の経験から「こんなモノがあったらいいなぁ」とか、「折角遠いところまで来たんだから出来るだけ楽しみたい。」そう思ったことがあるはずです。
それを新しい価値として提供する。
これを一度考えてみることでビジネスチャンスが訪れるかもしれません。
世界と繋がる事が簡単な時代
その他、観戦者だけではなく、選手やその家族、選手のサポーターの需要はもっと違うでしょう。何も東京近辺だけに限定される事ではないし、例え遠い北海道にいたってチャンスはたくさんあると思うんです。2020年東京オリンピックまで後6年もありません。まだ6年と考えるか、もう6年しかないと考えるかでも結果は変わってくると思います。
数ある情報の中からいきなりオリンピック直前に選んで頂こうと思っても情報の波に埋もれてしまいます。今から準備をしてオリンピックに参加しようと思っている方とWebやソーシャルメディアでゆるやかな関係性を作り出す事が大切ですね。
ご自身のビジネスを開催国国民の責任として関係者に楽しんで頂くにはどうしたら良いか?そんな使命にも似た事のように考えを巡らせてみてくださいね。
インファクト編集部
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