旅館・ホテルのホームページに必須な10のコンテンツは?
ワンピースは単行本派。ネタバレする人とは二度と口をきかないインファクト北海道担当・鵜沼です。
ご存知でしたか?麦わらのルフィ率いる「麦わら海賊団」が10人になるということを!
あ、知らないですよね。今のところ9人ですが不本意にネットで見ちゃって悲しい気持ちです。でも予想の範囲内なので気にしないで楽しみます!
というわけで、(どういうわけ?)
麦わらの10人の海賊団と全然関係ありませんが、今日は旅館・ホテルのホームページに必須な10のコンテンツとなぜ必要なのか?ということを書いてみようかなと思います。
コンテンツとは?
簡単に言うと旅館やホテルのホームページの中に存在する情報ということです。
それをボクなりの見解で紐解いていきますね。
ホームページは取りに行く情報
まずはホームページの役割についてですが、ホームページは検索される情報だということ。もちろん発信の一面も持っていますが、ソーシャルメディアの時代になった今は発信の役割はそちらの方が強いとボクは思っています。
ソーシャルメディアが攻めなら、ホームページは守りっていう感じですかね。Facebookページは攻めも守りも兼ね備えているように思いますが、Facebookをやっている人しか興味がないと思うんです。
ソーシャルメディアは受け取る情報。これは流れていきます。ソーシャルメディアは情報を発信し、交流しながら「緩やかな関係性」を作ることが最大の利点です。
一方ホームページはユーザーからすると「検索する」、つまり取りに行く情報。その旅館やホテルの情報を見たい!と思った時に最大限の情報量があると思って見に行く。どうですかね?
なのでホームページには様々な情報が必要です。その時にお客様へ最大限の情報を提供出来るようになっていなければならないということです。そのために大切な10のコンテンツを以下に書いてみました。
1.企画・プランの見せ方
旅館やホテルにおいて宿泊プランが同じものはネット上に多く存在します。旅行代理店のサイトやネットサイトで同じプランが出ていたり、自社より安いプランが出ることもある。(ボクとしては理解に苦しみますが…。)そして更に他社サイトから手数料を引かれます。だったら自社のホームページからご宿泊頂きたいですよね。
なのでボクがここで言う企画・プランは色々なモノで付加価値を付け、独自のプランに仕上げるのではなく(もちろんそれも在った方が良いです。)見せ方でどこにも負けない価値を作り出す事が必要だと思っています。
他社サイトは他にもたくさんの旅館やホテルを抱えていて集中して売る事が出来ない。でも自社サイトの強みは集中して売る事が出来ます。ネットの世界は平等だし、勉強さえすれば確実に集客力が上がります。
2.使いやすい予約フォーム・料金がわかりやすい
使いやすい予約フォームは必要です。旅慣れている方なら問題ないでしょうが、年に数回しか旅行をしないという方が多いと思うんです。その時に色々難しいのはそれだけで嫌になっちゃって「電話した方が早い!不便だ!」ってなってしまいます。
料金体系も「これが基本プランでプラスこれは〇〇円で…」となると難しくなってしまう。自分の旅のカタチが選べる便利さが不便になるので、出来るだけわかりやすい表示をした方が良いと思います。料金で旅館やホテルを決めることもありますから。
3.周辺の観光情報や環境を伝える
旅館やホテルの宿泊はその用途において様々です。「自分達の施設はどんなお客様にお使い頂きたいのか。」これをしっかりと見定めて、その方たちがそこで(泊まって)暮らす際に不安になる周辺環境を言葉や画、写真で解決する。「安心」を届けるために必要なことです。
4.素のままの館内・料理の写真
写真はとてもわかりやすいものだし、人を引きつけることが出来ます。全く写真がないというのはお客様を不安にもさせてしまいますが、華美な写真は実際に行った時にギャップを感じ、残念な気持ちにさせてしまう事もありますので注意が必要です。「らしさ」を含んだ写真にすることが好ましいかと思います。
5.他評価は口コミと同じ
情報を発信する際、魅力をお伝えしたいあまり自分達目線になることが多いですが、お客様の声や表彰されたことなどの他評価はお客様にとって有益な情報です。お客様の声は口コミと同じですし、表彰されるということはある一定の基準をクリアしているという証明になります。セールスも営業マンに売り込まれるより、それを買った友達から薦められた方が買う気になるのと同じです。
6.Q&Aが不安を解消します
よくある問い合わせと答えは、見て頂いているお客様が不安を抱いているのだけれど、「電話で聞いたりするのもなんだし…。」という方の不安を解決する事が出来ます。ネットで検索している方は「電話はしたくない」「電話が出来ない状態にある」か「とてもシャイ」のどれかです。そんな方の不安を解決するのがQ&Aです。
7.旅をコーディネートするアクセス
これは大切です。旅行の形態は様々。旅行代理店経由でご予約を頂く方の旅行代理店を使う理由のトップ3ぐらいに入ることだと思います。初めての土地で移動するというのは交通網の発達した土地ですら一番の困難かもしれません。
アクセスはただの移動手段ではなく、旅行を演出する一部です。ただ移動することだけを目的としたアクセスではなく、あなたの旅館やホテルに辿り着くまでの観光スポットや食事の美味しいお店などを紹介することで旅をコーディネートして差し上げる。これはもう旅行代理店だけの仕事ではないのかもしれません。
8.顔が見える
スタッフの顔が見えるということはとても大切な事です。人の出入りが激しいと言われている宿泊業ですが、どんな人が出迎えてくれて、どんなものを薦めてくれているのか、顔が見えるという事はお客様にとってはホッとする要素の1つです。
もう1つ大切な事は、トップの顔です。どんな人がどんな想いで経営しているのか。企業のトップや幹部の顔は株価にも影響するというデータも出ているくらい大切なことです。顔が見え、その人となりを自分の言葉で経営者が伝える。これからのホームページに必要なことだと思っています。
9.ソーシャルメディアとの連携
企業がやっているやっていないに関わらず、ソーシャルメディアの台頭が著しい現在。これは必須です。ソーシャルメディアをやっている人はチェックインがしたいし、写真を撮って投稿したい。やっている方ならわかりますよね?
ブログを日記のように使い公開することも当たり前。ソーシャルで発信するのも当たり前。
冒頭でも書いたように、発信のソーシャルメディアと受信のホームページ。これらの連携が大きな力を生み出していきます。
企業としてやるやらないではなく「理解しなければならないマストなこと」と言っても過言ではないぐらい影響力は大きいです。個人がメディアを持つ時代。個人一人の小さな力は良くも悪くも大きなものになる時代です。
10.適切な配置
最後は上記の9つのコンテンツと違い、提供するものではないのですが、ホームページの見やすさです。
例えば自分で何かを検索して折角辿り着いたホームページなのに見づらくてイヤになるっていうことありませんか?
ホームページを見て頂けるのは10秒間だと言われています。そこから興味を持ってもらえたら平均で1分は見て頂けるそうです。その間に興味を持って頂いたり、不安を解決して頂かなければなりません。そのためには見やすさも必要です。
特にトップページの文字情報は多すぎても少なすぎても読むのが大変になってしまうので注意が必要です。
まとめ
旅館・ホテルのホームページに必須な10のコンテンツいかがでしたか?共通して言える事は「安心感」「不を解決する」あなたの旅館やホテルにとって最大限提供出来る情報が書いてある観光雑誌の特集記事のようなものであるべきだと思っています。
お客様が情報を取りに行った時に必要な情報+お得な情報が書いてある。
旅館やホテルにおいて自社で集客出来るホームページに大切な要素だと思います。
長くなりましたが最後まで読んで頂いてありがとうございました(^^)
インファクト編集部
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