旅館・ホテル集客で近郊と遠方のお客様へアプローチする方法の違いはココがポイント
札幌から阿寒湖温泉へは約300km。車で道東道という高速道路を使って移動すると4時間半ぐらい。
え~!4時間半って、ながーーーーーーー!!ってよく言われるんですけど、出張などで慣れてしまったボクはへっちゃら♪1人移動で動くカラオケボックス(自家用車でロックガンガンで)に乗ってたらすぐ着いちゃいます。笑
札幌から車で道東・阿寒湖温泉へ向かう車の中でした。
前を走る車、すれ違う車。
お仕事風の方もいれば、レジャーな感じの方もいます。どこまで行くんだろう。そんな時ふと思ったんです。
「そうだ!温泉(観光)に行こう!」と思う方でも、近郊(車で1時間圏内と仮定)と遠方のお客様の旅行動機は違うのかなぁなんて思いました。
そしてそのアプローチの方法で集客の仕方も変わっていくんじゃないのかな~って。
なので移動距離を起点にお客様を創造してみると新たな発見があるんじゃないかって思って今日のブログのタイトルになりました。
宿泊をするお客様の立場に立って考える
ボクのイメージする旅のテーマはこんな感じ。
近郊:日常から少し離れる、癒し、気軽、リフレッシュ、子供がまだ小さい方の家族旅行(遠くには行けない理由、もしくは衝動的理由)
遠方:非日常、思い出作り、記念日、その土地ならではの体験、感性を広げる、子供が大きくなってからの家族旅行(遠方に出る理由がある)
どうですか?それぞれイメージ湧きますか?
恐らくそれぞれの旅の構成やシチュエーションによって違うと思います。でもここから創造出来ることはたくさんあります。
近郊の方には
例えば近郊の方にランチ利用や宿泊をしてもらいたいと思った時、「気軽に来れてリフレッシュできるプランが欲しい人はどんな人だろうか?」って考えてみる。
何も用意しないでフラっと来れたらいいな。
小さな子供がいても大丈夫かな。
そんな希望や不安もあると思うのでそこを解消出来るようなコトを提供したり、ちょっとだけいつもと違う時間を過ごせる場所を作ってあげたり。それだけで他とは違うものを提供出来ます。
遠方の方には
例えば観光に来てもらって宿泊してほしいと思った時、「遠方の方はどんな交通手段で来るのだろうか?」って考えてみる。陸路、空路、船や電車。遠方へ行く時に一番困るのが交通手段だと思うんです。運転出来る出来ないでも変わるでしょうし、選択に困る。
最寄りの駅やバス停などは書いてあっても、どの電車やバスに乗るかがわからない。こういう方が多いと思うんです。
自宅から真っすぐ来て下さいね♪って言ったって旅は出発してからお家に着くまでが旅です。観光計画は目的なので調べるのも苦なく調べることが出来ると思うのですが、交通手段を調べたりするのが結構面倒じゃないですか?
旅館やホテルに泊まることが旅の目的じゃないですし、観光のオススメはもちろん、その前後の交通手段も合わせて提案すると喜ばれると思います。お客様の旅をコーディネートする。そんな視点がこれからの宿泊業には必要だとボクは思います。
そしてその情報が必要な人の目に留まるようにする。それだけで集客は全然変わっていきます。
ホームページを検索したり、SNSで友人から流れてくる情報を見たり、情報の供給源がCMや広告などから変わっています。
誰に向けてのプランなのかが決まっていれば、それが必要な人の目に届けることも想像できますし、必要な人に喜んで頂ける新しいサービスも生まれます。
まとめ
旅行もそうですが、モノを買ったりする場合も同じです。何かをしたくなる動機ってそれぞれが違うからお客様の目線で考えてみる視点が必要だとボクは思います。
今あるプランを距離視点で見直してみたり、新しいプランを距離視点で考えてみると、新たな価値になるかもしれませんね。
先日札幌から阿寒湖へ出かけた時に思ったのは概ねそんなことでした。
インファクト編集部
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