SNSは匿名でも発信情報は調べればわかるので発言には注意しよう!
こんにちは。コピーライターの水田です。
今日はSNSで匿名アカウントで情報を発信する際に気をつけておきたいことについてお話します。
匿名アカウントのデメリット
最近、匿名アカウントを使ってTwitterやFacebookなどのSNSを楽しんでいる方をよく見かけます。
もちろんアカウントは実名を使ったほうがベストなんでしょうが、余計な柵や圧迫感を解消するために匿名アカウントを使っている人の気持ちも理解できます。
ですが、どうしても匿名アカウントで情報発信をすると、外部から不透明な状態なのをいいことに、気持ちや態度が大きくなってしまい、相手を傷付けるようなことを書いたり、ストレスのはけ口としてSNS内で誹謗中傷を繰り返している人も後を絶たないようです。
匿名でも調べれば簡単に分かります
「匿名アカウントは顔も名前も住所も一切公開しなくていいから、どれだけ悪口を書き込んでも誰も自分のことは特定できないだろう。」
そんなふうに考えて糸目をつけずにひたすら誹謗中傷を繰り返している人がいるかもしれませんが、実際のところ匿名アカウントはIPアドレスから住所をカンタンに割り出すことができます。
以前まではIPアドレスから住所を割り出すことは有り得ないこととして受け止められていたので、そんなことができるハッカーがいれば伝説のスーパーハッカーだと言われていましたが、今はその伝説が現実となっています。
IPアドレスから住所を割り出し地図表示も可能
今では相手のIPアドレスが特定できれば、大まかな住所を割り出し地図で表示してくれるサイトがインターネット上にたくさん用意されています。
IPアドレスから住所を割り出すことが完全に個人を特定することに繋がるわけではありませんが、もしプロバイダや企業が第三者に情報を提供することを許可した場合は、利用者の名前や住所などを特定することは可能です。
国内で初めて発信者の情報が開示されました
先月の12日、東京地裁でFacebook社に情報開示を求める「仮処分命令」が発動されました。
これは、6月中旬に飲食店のフェイスブック・ページのなかに従業員にたいする誹謗中傷コメントが匿名アカウントを使ったユーザーから書き込まれたことによって起こった国内初の出来事です。
この出来事によって匿名であっても必要な措置をとれば、いつだって情報を特定できるということです。
匿名が匿名でなくなる時代へ…
このようにネットの匿名は完全な匿名ではないので、SNSでの情報発信にはくれぐれも気をつける必要がありますよね。
あまりに周囲のことを気にしすぎて言いたいことを言えない状態もそれはそれで問題があるとおもいますが、相手の気持ちを考えずに言いたいことを何でも言ってしまうのも問題です。
個人的には誹謗中傷が生まれるのは、その人が何かしら日々の生活でストレスを抱えこんでいるからだと思っていますので、そういったストレスをどこか違う場所で健全な形で発散してもらえばなと考えています。
インファクト編集部
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