ホームページの「事例紹介」に掲載すること
最近、またおもしろい本に出会ってしまい、本だけを読んでいたい岡田です。あ、してますよ、もちろん仕事も。
さて今回もホームページなどのリニューアルの際、度々お客様から受ける質問にお答えするシリーズです。
今回は、
「事例紹介の原稿なんですけど、何を書けばいいんですか?」
にお答えしていきます。
目次
- 全業界共通!事例紹介を書く上で絶対におさえておきたいポイント
- 事例紹介参考ページ
- まとめ
全業界共通!事例紹介を書く上で絶対におさえておきたいポイント
まず、結論から
・事例紹介は、素人が見てわからないと意味がないことを理解しよう。
・仕事の発生経緯・金額・かかった期間は必ずおさえる!
・before-after写真が出せるものは必ずだそう
・お客様の声をできるだけ掲載しよう。
事例紹介は、素人が見てわからないと意味がないことを理解しよう
事例紹介は何のためにあるのでしょうか。それは、あなたのホームページやチラシなどの販促物でうたっているキャッチコピーをより具体的な事例をもって、「そのキャッチコピーは本当に実現できていますよ。ほら実際の例をみてみてください」と証明することです。
例えば「狭い場所でも可能!プロがあなたの理想のキッチンを実現します!」というコピーの裏付けとなる事例には、何が必要でしょうか。
「狭い」=図面、beforeの写真
「理想のキッチン」=お客様が何に不便を感じていたか。お客様の希望、要望。
「実現します」=afterの写真、希望がどうかなえられたかのポイント
相手に多少の専門知識がある業界もありますが、基本的には自分たちでできない、わからないからあなたに仕事を依頼するのです。その大前提を忘れないようにしましょう。
仕事の発生経緯・金額・かかった期間は必ずおさえる!
とても気に入ったものやとても信頼できる人から勧められたものは、金額を確認せずに買ってしまうことも最近はでてきました。
が、全く関係性がない商品の購入を検討している際、金額の見当がたたないととても問い合わせずらくないですか。
またどれくらいで納めてくれるかも仕事を依頼するか否かの重要な決定ポイントになります。なので、この料金と期間は非常に重要です。概算でもいいので、掲載することをおすすめします。
こう書くと「でも、リフォームなど現状の様子によって見積もりが大きく変わります。現場調査をしないと金額は出せないのでなので、料金は乗せられません!」とよく言われます。
事情は重々わかりますが、そのような場合は、「○○円~」と書き、併せて「※現場の状態によりお見積りは大きく変動します。詳細お見積りは現場調整をさせていただいた上で提出します。」のような注意書きを書いておけばいいのです。
そもそも、これって10万円程度なのか、最低でも100万円くらいはみておいた方がいいかなどは、事前に知っておきたいですよね。
これらを載せておくと、見当違いのお問い合わせも減り、一石二鳥です。
before-after写真が出せるものは必ずだそう
よく「after」の写真だけを掲載している事例をよく見かけます。意外とこれ、伝わらないケースが多いです。やっている本人たちは「before」が記憶の中にあるので、「after」だけでも伝わるように思ってしまいがちですが、これは間違いです。
またより比較して違いがわかるように、beforeとafterは同じ角度の写真が好ましいです。
お客様の声をできるだけ掲載しよう
事例紹介は、あくまでもあなたの言葉です。専門家、売主からの言葉です。
それに対して「お客様の声」は売主以外からのリコメンド(おすすめ)にもなります。
事例紹介の中にそのお客様の声を入れるか、「お客様の声」を別ページでまとめている場合は、事例紹介からすぐ見に行けるようにバナーなどで誘導しましょう。
事例紹介参考ページ
チラシでもホームページでも同様ですが、以上のポイントをしっかりと押さえているリフォーム会社さんの事例紹介ページを紹介します。
わかりやすいですねっ!
まとめ
キャッチコピーが、その名の通りまずは人目を引き興味を持つきっかけをつくることなら、「事例紹介」はじっくりとした検討の場を与える、問い合わせや注文の最後の一押しをする役割だと思います。是非、伝わる「事例紹介」ページなるよう、意識していきましょう。
インファクト編集部
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