ブログをビジネスで活用する方法とは?始め方と集客に使うコツ

こんにちは。WEB集客&メディア化アドバイザーの持田です。

先日、Google本社で最近の検索エンジンの動向や検索クエリについての最新情報を聴いてきてから研修やブログで情報発信することについても確信が深まったところです。

今回は、「仕事(ビジネス)で使うブログ」についてお伝えします。

ビジネスで活用する方法とは

これまでインターネット上にはホームページを開設して、会社情報や商品情報を置くのが一般的でした。

もちろんこのこと自体は、これからも変わらず継続していくものと思われます。

実際に取引先を探す上で、まず最初に行うのがインターネット上で検索することであることには変わりないからです。

しかしながら、ホームページだけでは正直不十分になりつつあります。

数十ページ程度の会社ホームページ上では届けるべき相手に届かないためです。

なぜなら、自分たちと接点があり「会社名や商品名」を知っている相手からしか検索されないからです。

しかし、会社としてアプローチしたい相手は、未知の相手だったりするわけですから、会社のホームページはそうした相手には役に立たないわけです。

それでは、どうしたらいいのでしょうか。

未知の相手との接点を作るための手段として「ブログ」を活用するわけです。

ブログは、「会社名や商品名」を知らなくても自分たちと接点が持てるような情報を発信していきます。

それによってビジネスに活用していくことができるようになるんです。

それでは一体どのように始めていけばいいのでしょうか。

始め方とは

始めるにあたっては、準備が最も大事になります。
いきなりブログを開設して情報を発信しようとしても、まず失敗します。

最初こそ、かなり長文で仕事に対しての紹介やら熱意を発信していますが、それもそう長くは続かずに徐々にスタッフのイベント日記や会社の行事程度しか発信する内容がなくなり、そのうち更新もままならないことになり、やがて更新もされないブログができあがるという悲しい結果になってしまうからです。

こうしたブログは、基本的に行き当たりばったりで始めたのが原因です。

ビジネスで活用するブログを作るには、しっかりとした事前準備が必要になるんです。

それでは、どのように始めていけばいいのでしょうか。

基本的な流れは以下の通りです。

  1. リサーチ
  2. ペルソナ設定
  3. コンテンツ準備
  4. ゴール設定

ここまでが準備です。この準備ができていないうちは、記事作成には進めません。

準備が整ってようやく

「コンテンツ作成」

このような流れになります。

そして、この準備の中で最も大事なのはどれか。

それは「リサーチ」です。

ゴール設定という人もいるかもしれませんが、基本的にビジネスで活用するブログにおいては、「リサーチ」が最重要です。

リサーチがしっかりできたかどうかでブログの成否が決まります。

ビジネスブログは、継続しないことには始まりません。

そのためにも長く継続していくためのリサーチがとっても重要なんです。

リサーチしてペルソナの設定ができてくるとペルソナに合ったコンテンツが準備できるようになります。

コンテンツを用意できた先に「集客」があるんです。

ビジネスで活用するブログでは、お客様からのお問合わせだったり、お申込みをいただく集客が最終的なゴールになります。

そのためにもしっかりとリサーチをしてくださいね。

では、ビジネスで活用するブログではどのように集客していけばいいのでしょうか。

集客に使うコツ

集客に使うコツは、シンプルですが「良質のコンテンツを作成する」です。

良質のコンテンツは、自分たちをプロとして頼ってくれるお客様を次から次へと生んでくれる魔法のランプようなものです。

良質のコンテンツとは何かということですが、これはお客様にとってお役に立つ情報ということです。

企業としてお客様に選ばれるには理由があります。

その選ばれている理由こそが良質なコンテンツの源泉になりますので、ぜひ自分たちのコンテンツについてしっかりと深掘りをしてみましょう。

良質なコンテンツを生むためには

そのような良質のコンテンツを作成するためには、大量のお役立ち情報の記事が必要になります。

始めたばかりの初心者やスタッフの「日常」や「イベント」ぐらいしか発信していない場合の大量のコンテンツは残念ながら当てはまりません。

なぜ大量の記事が必要かということですが、大量の記事を書くことで徐々に質が上がってくるからです。

質の高い文章を書くから記事数は少なくてもいいのではという質問もいただきますが、実際は記事数をあまり書いたことのない人が質の高い文章を書くことは天才的な小説家などでもない限り不可能です。

なぜなら、表現力にしても、読みやすい文章の型にしてもある程度練習が必要だからです。

練習もろくにせずに質の高い文章が書けるはずもないんです。

もし、それでも記事数を少なくして質の高い文章を書くというのであれば、1つのテーマで1記事あたり8,000文字以上を目安にブログ記事を書きましょう。

文字数が全てとは言いませんが、8,000文字以上の記事になると、プロとして申し分ないレベルの深い見識、豊富な情報量を持ち、なおかつしっかりと文章の構成ができあがっていないと書きあげることができないと考えられるからです。

これぐらい書いて、ようやく記事の質が担保されてくると考えてもらったほうがよいかと思います。ただし、しっかりと添削指導を受けていることが前提です。添削指導は受けられないから独学でやるという場合は、このレベルの記事を300記事ぐらいは書いたほうがよいです。

なぜこのような高いハードルを課すのか、ということですが、最近文字数の多い記事が検索上位に来ています。

しかも文章の内容を読んでいても、かつてのような意味がなかったり、薄っぺらい情報ではなく、しっかりと作り込まれた記事が大半です。

こうしたライバルブログの記事よりも上位に検索結果を表示させようとすると、しっかりとした文章が必要になるのですが、その文章を書くことができるようになるために数多くのトレーニング(練習)が必要ということなんです。

これまでのようにアマチュアがブログで集客をしたという時代はそろそろ終わりそうです。これからはプロが本気で情報発信をする時代になりつつあります。そういう時代に合ったコンテンツを作っていくためにも良質なコンテンツを発信できるようになる練習をしていきましょう。

こういう状況でもあるので、ブログを使って手を抜こうと考えているなら、ブログは辞めたほうがよいです。将来的にはブログのコンテンツ群が自社のブランドを作り、集客装置として機能していくようになりますが、それまでの道のりはとても地道で根気のいる作業の繰り返しです。

即効性のある方法やテクニックを求めている人には、向かないので最初から別の手段を探すか、諦めて下さい。

手厳しいかもしれませんが、仕事でブログを使うということは、既存事業を行うのと同等以上の覚悟で臨まれたほうがうまくいくと感じています。

まとめ

ブログをビジネスで活用するには、事前の準備が大事です。
準備を疎かにしていては、途中で継続するのが難しくなる状況に陥りがちなのでしっかりと準備をしましょう。

そして準備ができたら、他のブログ記事に負けないようにしっかりとしたコンテンツを発信していくことができれば自ずと集客に活用できるようになります。

もし、インターネット上で集客する仕組みを作り上げようと検討しているのであれば、未来のお客様を創り出す手段としてブログを活用してみてはいかがでしょうか。

良質なコンテンツで、自分たちをプロとして必要としてくれる未来のお客様を創っていきましょう。

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インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
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