ブログ記事で注意したい著作権正しい引用・転載のやり方

ブログ記事で注意すべき著作権!正しい画像と引用の使い方

こんにちは、波塚です。
今、インファクト東京オフィス近くの不忍池では「蓮の花」が見頃です。とても綺麗な花なので、ぜひ一度不忍池を訪れて見ることをオススメします。

さて、今回はブログを運営するなら注意すべき画像とテキストの引用方法について紹介します。

テキストのコピペ…どこからか画像を拾ってくるなど、それ「著作権」は大丈夫ですか?著作権法というと色々決まりがあって「ややこしい、めんどうだ」と思ったことがありませんか? 確かにたくさんの決まりがあって混乱する部分も多いと思います。

しかし、基本的な「ルール」を知れば問題ありません。きちんと画像とテキストの著作権について知ればスッキリとした気持ちでブログ記事を書くことができます!これを機会に著作権を振り返りましょう!

 

著作権って何?

著作権とは一体どういうものを指すのでしょうか?文化庁のWEBサイトにはこうあります。

著作権法で保護の対象となる著作物であるためには,以下の事項をすべて満たすものである必要があります。
(1)「思想又は感情」を表現したものであること
→ 単なるデータが除かれます。
(2)思想又は感情を「表現したもの」であること
→ アイデア等が除かれます。
(3)思想又は感情を「創作的」に表現したものであること
→ 他人の作品の単なる模倣が除かれます。
(4)「文芸,学術,美術又は音楽の範囲」に属するものであること
→ 工業製品等が除かれます。
出典元:著作物について | 文化庁

 

簡単に言うと著作物とは「その人独自のアイデアが形になったもの」です。
具体的には「音楽・映像・言語・建築・書物・写真・図形・プログラム」などがそれにあたります。単にコピーしたものではダメです。

ブログ記事を書く場合は、主に「写真やイラスト・テキスト・映像や音楽データ」などの創作物に著作権があるということになります。
ここで注意したいのが他人のブログ記事や音楽の歌詞なども全て「著作物」だということです。

また、SNSなどのサービスに無許可でデータを公開することもNGです。

 

著作権を侵害するとどうなるのか?

著作権を侵害すると、著作権者から「侵害の停止」「損害賠償」「不当利得の返還」等が請求されます。
また、故意に権利侵害をした場合、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金が、法人の場合は3億円以下の罰金科せられることも。

管理侵害については著作権者からの訴えがない限り問題にはなりませんが、問題になった場合信用を失うことになります。

 

ブログ記事で注意すべき画像の使い方

ブログ記事で画像を使い場合は以下のことに注意しましょう。

  • 自分が撮った写真を使う
  • 著作権フリーになっている画像を使う
  • 他人の写真を使いたい時は必ず許可をとる

それぞれ簡単に解説します。

自分が撮った写真を使う

自分が実際に撮影した写真に関しては権利が自分自身にあるので自由に使えます。
しかし、写真に「自分以外の人」が写っている場合、肖像権が発生するので注意が必要です。

肖像権について詳しくはこちら

ブログを書く時に気をつけよう!著作権に関する知識について

 

著作権フリーになっている画像を使う

直接撮影することが難しい場合、著作権フリーの画像を使うこともできます。

写真の利用はこちらから!

商業利用OKのフリー写真素材サイトまとめ2018

商用無料!自由に使える海外のフリー写真素材サイト8選

 

他人の写真を使いたい時は必ず許可をとれば安心

自分以外の人が撮影した写真・画像データを使いたい場合は作成した人に許可をとれば問題ありません。

 

ブログ記事で注意すべきテキストの引用方法

WEBサイトのテキスト等も著作物になります。
他人にブログ記事をパクられた!などの問題をよく聞きます。

他のサイトの文章を使いたい場合は、引用をルールを守って利用すればOKです。

 

引用の使い方について詳しくはこちら

ブログ記事に引用した画像を入れる方法・注意点

 

まとめ

著作権は一見分かりにくい、めんどうだと思う反面、自分の創ったモノを守る法律でもあります。他人の著作物と自分の著作物、双方を尊重する意味でも著作権について意識して、しっかりとルールを守ることが大切です。

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波塚浩平

デザイナー&コーダー株式会社インファクト
デザイナーの波塚です。昔からものづくりが好きで、なんでも自分でつくりたくなってしまうことが多いです。好きな言葉は「若いときに流さなかった汗は、老いてから涙となって返ってくる」です。後で後悔しないよう、今を全力で突き進みます!
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