GoogleトレンドとGoogle Zeitgeist 2013
Googleトレンド
SEO対策で狙いたいキーワードを探す時は、AdWordsのキーワードプランナーがとても便利ですが、今日はもう少しお手軽で、色々な使い方ができる「Googleトレンド」をご紹介します。
Google トレンド とGoogle Zeitgeist のサイトに入って、提供されている機能を使って見ると、色々と面白い使い方が出来る事がすぐに分かると思います。
どんなことに使えるの?
- 今熱いキーワードから注目ワードや急上昇ワードなどのトレンドを見ることができる
- 様々なインターフェイスで切り口を変えてキーワードの推移を確認できる
- 折れ線グラフで検索ボリュームの推移を時系列で見ることができる
- 5ワードまでキーワードのグラフ比較ができる
- 注目ワードや急上昇ワードから、ドリルダウンでスモールワードを探せる
- 注目しているキーワードの推移をガジェットとしてブログなどに埋め込みが出来る
どれもサクッと簡単に出来てしまう所が良くて、1回使うと色々と調べたくなります。
Google Zeitgeist
実はテレビCMでも年末年始によく流れてましたね、この動画。
他にも、切り口を変えてリアルタイムや地球儀などもあります。
狙いたいキーワード探しでの使い方
ここからが本題ですが、私の場合は、キーワードの検索ボリュームをざっくり確認するのによく使います。
競合性の高・中・低は出ない為、あくまで方向性を見極める為の全体把握が目的です。
例えば、
瓦屋さんの「屋根瓦修理」の問い合わせを増やすと言う課題があったとして、ビッグワードから関連キーワードと急上昇ワードを見ながら絞り込んで行きます。
だいたい最初に思うことは、ビッグワードの「かわら」って、漢字の「瓦」とどっちがどうなの?
そう思ってキーボードを叩くと。
圧倒的に漢字の「瓦」が多いことが一目で分かります。
数値は、検索ボリューム数ではなく、最大値を100として何らかの比較をしている様です。
また、キーワードは5個まで追加して比較が可能になってます。
上の図はデフォルトの10年間ですが、直近の1年、3年、と期間を変えることでグラフも変化します。
ちなみに、グラフに付いているアルファベットはなんでしょうか?
そう、当時話題になったニュースヘッドラインが見れるようになっています。下の図は東北の震災があった頃の数値で極端に跳ね上がっております。おそらく事故やその後の修繕で検索数が上がったと想定できますね。
とはいえ、関連性が不明な場合もあるので、あくまで参考程度に^^;
続いて、
瓦屋根修理と言うキーワードを調べてみて、関連キーワードの「人気」ワードと「注目」ワードの中から、良さそうなワードを拾って足していきます。
5個のキーワードを入れた結果が下記です。
「かわら」と「瓦」で検索した時は、「修理」と言うワードは1つしか出てきませんでしたが、「屋根瓦修理」で検索すると関連性の高いワードが沢山出来てました。
その中で「雨漏り 修理」が時期的に急増する傾向にあるので、梅雨時期のプロモーション戦略に組み込む必要がありそうですね。
今回分かったのは、「瓦」と限定すると検索ボリュームがグラフ落ちしてしまうほど少ないが、「屋根修理」だと、「雨漏り」など屋根に関する問題を抱えているユーザーが居ると言うこと。
まとめ
コーポレートサイトやランディングページは、キーワードを絞りこまなければならないので、
案件が本格的になったら、さらに踏み込んで、アクセス解析の検索ワードの流入数や、キーワードプランナーなどを活用して、ターゲットを完全に「瓦」に絞って行くのか、瓦に絞らず屋根の問題を抱えたユーザー層を広めに狙っていくか、など具体的な方針をクライアントと相談して決めていきます。
インファクト編集部
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