
集客ブログのネタ集め|効果につながるネタ【初心者向】
これまでも、何回かブログ記事になっていますが、今回は「効果」という面から考えてみます。
ネタがないとお困りの方、ぜひ参考にしてください。
集客ブログのネタ集め|効果につながるネタ【初心者向】
目次
- 集客ブログのネタ集め|キーワードからネタを考える
- 集客ブログのネタ集め|自然検索
- 集客ブログのネタ集め|検索クエリ
- 集客ブログのネタ集め|Googleサジェスト
- 集客ブログのネタ集め|関連する検索キーワード
- 集客ブログのネタ集め|ライバルサイトを活用
- 集客ブログのネタ集め|検索ボリュームは絶対か?
- まとめ
集客ブログのネタ集め|キーワードからネタを考える
まず具体的な方法の前に、集客ブログのネタについて考えてみます。
集客ブログには、さまざななネタが必要です。
弊社の分類では、大きく分けて、
- 検索でアクセスを集めるための「検索型ブログ記事」
- 既存のお客さんとの関係を深める「対話型ブログ記事」
の2種類。
もちろん、どちらにも含まれないものや、どちらの条件を満たすものもあるでしょう。
今回は、そのうち「検索型ブログ記事」について考えてみます。
特に「効果」=「アクセスアップ」と考えて、アクセスアップにつながるネタという観点で書かせていただきます。
また、単純にアクセス数を増やす・・・というよりは、見込み度の高いお客さんからのアクセスを獲得する・・・という方向で検討します。
ここで重要になるのが、キーワードからネタを考えるという視点です。
集客に結びつくお客さんを、検索から集める場合、キーワードという視点は欠かせません。
とりわけお客さんになりやすい検索が検索をする場合は、
- 何か解決したい悩みがある
- 何か必要としているモノがある
のどちらかの場合が多いでしょう。
これらは言い換えれば、
- 悩みを解決するための「情報」を探している
- 必要としているモノについての「情報」を探している
ことであり、つまり「情報」を探しているのです。
従って、集客ブログで「効果」を得るためには、何らかの「情報」を探しているお客さんの中で、御社のサービスや製品と結びつく方々からのアクセスを集める必要があります。
逆に考えれば、御社のサービスや製品に関連したキーワードの中で、お客さんが
- 悩みを解決するための「情報」につながるキーワード
- 必要としているモノについての「情報」につながるキーワード
をスタッフブログで狙っていく=ネタにしていく必要があるという訳です。
後者については、サービスや製品の情報(スペック的なものだけでなく、お客さまの声や制作事例などなど)をしっかりとブログ記事にしていけば、ある程度満たされます。
問題は前者でしょう。
案外、サービスや製品に関連したキーワードで、悩みを解決するための「情報」につながるキーワードを探すのは難しいです。
そこで以下、これらの条件を満たすキーワード、つまり集客ブログで効果につながるキーワードを探し方を、いくつかご紹介します。
キーワードが見つかれば、そこから集客ブログのネタを拾えば良いわけです。
集客ブログのネタ集め|自然検索
まず最初は基本中の基本。
Googleアナリティクスを使ったものからご紹介します。
Googleアナリティクスなどのアクセス解析は、ブログに訪問したお客さんを分析する機能です。
しかし、今回ご紹介するように、検索のキーワードを探す(=ブログのネタを探す)時も役立ちます。
まずは、Googleアナリティクスを立ち上げて、
「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」を選択し、表中の「Organic Search」をクリックします。
これは、実際に御社のブログに訪問したお客さんたちが、御社のブログに辿りつた時に検索したキーワードが表示されます。
半分以上が不明のキーワードになってしまっていますが、わかっているものだけでも十分活用できます。
ポイントは、複合検索のキーワード(2語以上の組合せで検索されたキーワード)や文章で検索されたキーワードです。
普段から、リアルでお客さまと接している皆さんなら、これらのキーワードから、お客さんが、どのような「情報」を求めて、この検索キーワードで検索したのか、推測できるでしょう。
ちなみに、キーワードを絞って調べることもできますので、絞り込んで探すことも可能です。
もちろん、たまたま、そのキーワードで検索されただけかもしれませんから、慎重に検討する必要があります。
しかし、発見した「情報」について、
- 他のお客さんも、同じような「情報」を求めていそうだ
- 実際に、リアルでそのような質問や相談をよくされる
- 質問の数は少ないが、その後受注につながりやすい
という観点で検討してみてください。
上記のどれかの条件を満たす「情報」であれば、そのキーワードは集客に役立つキーワードです。
その「情報」に答えるブログを記事が、まだ御社の集客ブログにないのであれば、それは「効果につながる集客ブログのネタ」になります。
なお、すでにブログ記事で書いているのに、アクセスや集客につながっていない、という場合は、ブログ記事を見直した方が良いかもしれません。
そもそも、集客にはつながらない「情報」だったということであれば、次のキーワード探しに移りましょう。
そうでなければ、ブログの内容を見直してください。
お客さんの求めるものに、答えて切れていない可能性が高いです。
集客ブログのネタ集め|検索クエリ
集客ブログのネタ集めでおすすめの方法として、次も基本のGoogleアナリティクスから。
今度は、「検索クエリ」を活用します。
これを活用するにはGoogleが提供している無料ツール「Google Search Console(旧:Webマスターツール)」をGoogleアナリティクスに連携しなければなりません。
しかし、ここから得られる情報は、実に効果的なものです。
詳しくは、以下のブログ記事でご確認いただきたいのですが、
→ 検索キーワードよりも効果的?検索クエリの意味と使い方
この「検索クエリ」を活用することで、クリックはされていないが、検索結果に出る可能性があるキーワードを調べることができます。
キーワードからネタを抽出する方法は、自然検索の時と同じです。
キーワードの絞り込み機能もありますから、それを活用しつつ、集客につながりそうなキーワードを探しましょう。
集客ブログのネタ集め|Googleサジェスト
さて、Googleアナリティクスを使ったキーワード探し(=集客ブログのネタ集め)では、1つ問題があります。
それは、ブログ記事に関連したキーワードしか調べることができていない点です。
どちらも検索結果からのデータですから、逆に検索結果につながっていないキーワードを調べることは、そもそもできません。
ブログ記事を網羅的に書いていない限り、集客ブログから漏れるキーワードはたくさんあるでしょう。
そこで、おすすめのパターンが、Googleサジェストを活用することです。
Googleサジェストというのは、Googleで検索する際に、Googleが検索するキーワードの候補を教えてくれる機能のこと。
実際に、どのような仕組みで表示されるのかは、公表されていませんが、
- 入力したキーワードと関連性の高いもの
- 実際に、検索が多かった組み合わせ
から、Googleが提示している可能性が高いと思われます。
そこで、この機能を活用して、集客ブログのネタ集めにつながるキーワードを候補を探すのです。
やり方は簡単。
Googleアナリティクスを活用して得られたキーワードで、いくつか検索してみれば良いのです。
後は、Googleが勝手に、類推キーワードの組み合わせを教えてくれますので、そこからキーワードを取捨選択して行けば良いのです。
また、こうして得られた新しいキーワードについても、Googleサジェストを活用すれば、そこからさらにキーワード候補(=集客ブログのネタ候補)が拡がります。
ちなみに、「Googleサジェスト」で検索すれば、効率的に「Googleサジェスト」の結果を収集できるツール・サービスがたくさん出てきます。
不安定なツール・サービスも多いですが、上手に活用すれば効率的に集客ブログのネタ集めができますので、ぜひ、お試しください。
集客ブログのネタ集め|関連する検索キーワード
次に同じく、Googleの検索結果から、集客ブログのネタ集めを行う方法です。
Google検索を行うと、大抵は検索結果の下部に、「◯◯に関連した検索キーワード」という候補が表示されます。
これも、どのような基準で表示されるものか、Googleが公表していませんので、明確なことは言えませんが、Googleサジェスト同様に考えることができるでしょう。
Googleサジェストとは、異なった結果も表示されますので、合わせて活用してください。
集客ブログのネタ集め|ライバルサイトを活用
最後にもう1つ。
おすすめの集客ブログのネタ集め方法をご紹介いたします。
もし、御社の集客ブログにライバルとなるようなホームページや、御社がベンチマークにしているホームページなどがありましたら、そのホームページ・ブログからキーワードを抽出する方法です。
もちろん、直接内容を確認してネタを拾うのも有効ですが、例えば、Googleのキーワードプランナーを活用すると、効率的にキーワード(=集客ブログのネタ)を集めることができます。
やり方はいたって簡単。
使うツールは、お馴染みのGoogleキーワードプランナーだけです。
ランディングページの項目に、ライバルサイト、ベンチマークにしているホームページ・ブログのURLを入れるだけ。
後はいつも通り、「候補を取得」するだけで、そのホームページ・ブログに関連した検索キーワードの候補をGoogleが教えてくれます。
ライバルと同じキーワードを狙わないにしても、ライバルが狙っているキーワードや、実際に検索されているキーワードを知ることは、大いに参考になるはずです。
集客ブログのネタ集め|検索ボリュームは絶対か?
これまで集客ブログのネタ集め(=効果的なキーワード集め)について、いくつか方法をご紹介しました。
これらの方法で集まったキーワードについて、後はブログ記事を書いていくだけですが、その前に、前述のGoogleキーワードプランナーを使って、検索ボリュームを確認しましょう。
まったく検索されていないキーワードである可能性もあります。
できれば、検索ボリュームが多いキーワードから対策していくと良いでしょう。
ただし、検索ボリュームが全てという訳ではありません。
そもそも、Googleキーワードプランナーは完璧なツールではありません。
その答えが、常に正確な情報を反映しているかは、確認のしようがありませんから、参考程度に考えるべきでしょう。(明らかにおかしな数字が出ることも多々あります)
また、検索ボリュームが少なくても、見込み度が高いキーワードを狙っていく方法も有効です。
月に1回しかアクセスがなくても、その1回がほぼ確実にお問合せにつながるのであれば、そのキーワードを狙う意義は高いと思われます。
Googleで調べた検索ボリュームが仮に「0」だったとしても、自社のサービス・製品を使うお客さんなら、絶対に検索しそうだ、と思えるキーワードであれば、それを狙うの有効です。
まとめ
今回は、いろいろなツールを紹介しましたが、ツールはあくまでもツールです。
集客ブログのネタ探しには効果的ですが、最終的には、自分の頭で考えることが大切です。
自社の製品・サービスを使うお客さんだったら、
- どのようにあ検索するだろうか?
- どんな「情報」を必要としているだろうか?
と考える癖をつけてください。
すると、ツールに頼らずとも、集客ブログのネタをいろいろと思いつくハズです。
ブログネタ集めにお困りの方は、こちらもお読みください

インファクト編集部

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