meta keywords(メタキーワード)の役割を改めて考察|メタタグの基本

description(ディスクリプション)title(タイトル)と連載を続けてきましたが、今回が最終回。
meta keywords(メタキーワード)の役割について解説します。

ちょっと前までは、SEOに必須だった3点セットですが、現在は、meta keywords(メタキーワード)について、原則対応不要です。
結論から言えば、空でOKなのです。
その理由をすこし解説いたします。

meta keywords(メタキーワード)の役割を改めて考察|メタタグの基本

目次

  • Googleはチェックしていないmeta keywords(メタキーワード)
  • 入れても入れなくてもOK
  • サイトマップで管理
  • まとめ

Googleはチェックしていないmeta keywords(メタキーワード)

さて、そもそもmeta keywords(メタキーワード)とは何か?という話からです。
いわゆるメタタグの一種で、表には見えない部分に表記されます。

基本的には、そのページに書いていある内容が、どのようなキーワードに関連するものなのか?
を指し示す要素です。

かなり前の話になりますが、ここに含まれているキーワードが上位表示に重要であった時代もありました。
このスペースに、同じキーワード大量に記載するだけで、上位表示できる時代があったのです。
こういったズルが横行したためか、現在は、Googleはこのスペースを評価対象にはしていないそうです。
Google does not use the keywords meta tag in web ranking

ただ、このスペースに大量にキーワードを入れたり、あまりに多くのキーワードを狙っている場合は、マイナスに働く可能性がありますので、ご注意ください。

入れても入れなくてもOK

さて、上記の理由から、meta keywords(メタキーワード)はじ入力する必要はありません。
入れても入れなくても良い訳ですが、気になるのはGoogleの動向でしょう。

Googleはこれまでも評価基準をどんどん変更してきました。
その可能性はかなり低いでしょうが、いつ何時、再びmeta keywords(メタキーワード)をチェックするようになるかもしれません。

それが心配な方は入れておくと良いでしょう。
ただし、同業者が狙っているキーワードを容易に確認できますので、その点は考慮しましょう。
また、キーワードの詰め込みすぎはマイナス要因になりますので、入れる場合は多くても5個ぐらいに抑えるのがオススメです。

サイトマップで管理

キーワードを管理すのであれば、エクセルやスプレッドシートで、サイトマップを作ると良いでしょう。
そのサイトマップ上に、狙っているキーワードやtitle(タイトル)description(ディスクリプション)を入れておけば、自分でも確認しやすいです。
もちろん、急にGoogleがmeta keywords(メタキーワード)をチェックするようになってもすぐに対応できるでしょう。

ちなみに、日本では、Yahoo!JapanもGoogleの仕組みを使っていますので、この辺の対応はGoogleに揃えると良いです。
ただ、海外の場合は事情がことなります。
例えば、中国で最も使われている検索エンジンである百度(Baidu)に関しては、meta keywords(メタキーワード)を未だに重視していると言われています。

まとめ

meta keywords(メタキーワード)について簡単に解説しました。
日本で対策する上では、入力は不要です。
ただ、どのキーワードで対策していたか忘れてしまいそうで不安だという方は、別にサイトマップを用意するのがオススメです。

メタタグの基本についてもっと知りたい方はこちら

meta title(タイトル)の書き方や文字数を詳しく知りたい方はこちら
→ title(タイトル)の意味と最適な文字数とは|SEO内部施作の基本

meta description(ディスクリプション)の書き方や文字数を詳しく知りたい方はこちら
→ description(ディスクリプション)の意味と最適な文字数|SEO内部施作の基本

SEOのトレンドについても気になる方はこちら
→ Google検索はどうなる?2017年のGoogle検索のトレンドを考える

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インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
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