Search Consoleで直近16ヶ月の流入キーワードをチェックする方法
これは、「キーワードを取得出来なかった」と言う意味で、その理由は(今現在)Googleの検索画面にアクセスした時に、http:// → https:// と強制的にSSLの暗号通信に切り替わる仕様に変わったために、検索キーワードが計測できなくなってしまったと言うことです。
SSLに関してはこちらの過去記事をご参照ください>>>
そこで別の方法として、Googleが提供しているGoogle Search Console(旧:ウェブマスターツール)を使うやり方を簡単にご紹介いたします。
Google Search Consoleとは
Googleがホームページの管理者向けに無料で提供しているツールで、ホームページをGoogle検索に最適化するたに必要な様々な情報を提供してくれます。
- URL検査
インデックスステータスの確認・申請 - 検索パフォーマンス
検索結果、Discoverの確認
- インデックス
インデックスの状態確認・サイトマップの送信
他にもURLの削除申請がありますが、新しいSearch Consoleの画面に順次反映されていく予定です。
検索クエリ|検索結果のパフォーマンスから流入キーワードを調べる
Google Search Consoleにアクセスをします。
※事前にウェブマスターツールの設定がされていないとすぐにアクセスすることが出来ません
Google Search Consoleにアクセスし「検索パフォーマンス」をクリックすると直近3ヶ月の流入キーワードが確認できます。
右上の日付の範囲選択で以前は90日まででしたが、最大16ヶ月まで指定出来ます。
上のボックスをクリックすると該当の情報が表示されます。
- 合計クリック数
クリックされた数が表示されます。 - 合計表示回数
検索結果に表示された回数が表示されます。 - 平均CTR
検索結果に表示された内、何%がクリックされたのかが表示されます。 - 平均掲載順位
表示された順位の平均が表示されます。
この情報を見て掲載されている順位が思ったより低い場合、ブログ記事の見直しやタイトルの変更などをすることで順位が変動する可能性があります。
今よりも順位をあげたい記事を探すにも有効です。
ウェブマスターツールの設定方法
それでは次にウェブマスターツールの設定方法をご紹介します。
まずはウェブマスターツールにアクセスし、左上の「プロパティを検索」から「プロパティを追加」をクリックします。
するとプロパティタイプの選択が表示されます。
ドメインとURLプレフィックスがを選択する画面です。
ドメインは、サブドメインも一括で管理する場合にこちらを選びます。
URLプレフィックスは、サブドメインやサブディレクトリ毎に検索結果を分けてみたい場合はこちらを選びます。
今回はインファクトブログを追加したいのでURLプレフィックスをにURLを入力、「続行」をクリックします。
すると所有権を確認するページに移動します。
所有権を確認する方法は以下の通りです。
- ファイルをFTPでアップロードする方法
- HTMLタグをサイト内に埋め込む方法
- ドメイン名プロバイダにログインする方法
- Google アナリティクスのアカウントを使用する方法
- Google タグマネージャのアカウントを使用する方法
- DNSレコードをGoogleに紐付ける方法
以上の方法のいずれかを選択してサイトの所有権を確認がとれれば追加が完了です。
以前は「wwwありを優先」「httpsを優先」という設定項目がありましたが、新しいSearch Consoleでは不要となり、正しいURLをGoogleが認識しインデックスを行ってくれます。
まとめ
最近、旧管理画面が終了し完全に新しいGoogle Search Consoleに移行されたので紹介させていただきました。
キーワードを意識してブログを書いて、その結果が数値として見えると、アクセス解析を見るのが楽しくなってきます。
検索上位を狙いたい時は、Google Search Consoleを活用していきましょう!
新しい機能については、また後日紹介します!
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