「他の人はこちらも検索」って何？｜Googleの新機能を有効活用

今回のブログ記事はGoogle検索の新機能についてです。
その機能は、今年（2017年）の１月に導入されたばかり。
正式名称は不明ですが、そこに書かれている文言から、「他の人はこちらも検索」と呼ぶ人が多いようです。
今回のブログ記事では、「他の人はこちらも検索」の解説とその活用方法についてご紹介します。

「他の人はこちらも検索」って何？｜Googleの新機能を有効活用

「他の人はこちらも検索」って何？

それでは早速説明いたします。
もうお気づきの方も多いかもしれませんが、スマホでGoogle検索をすると出てくる新要素です。
そう、今の所、スマホ検索の時だけ表示されますのでご注意ください。

まずは、調べたいキーワードを検索してみましょう。

次に、見たい検索をクリックします。

戻るボタンで、検索結果に戻ってみましょう。

先ほどクリックした検索結果の下に「他の人はこちらも検索」という項目で出ていませんか？

そう、これがGoogleのモバイル検索の新機能です。

どういう法則で表示されるのかは不明ですが、Googleはこれまでの検索画面のいろいろな部分に、検索キーワードの候補を表示させてきました。
この「他の人はこちらも検索」についても同じようなものと思われます。

検索している側からすれば、便利な機能が増えた程度かもしれません。
しかし、ブログ記事を書く（コンテンツを作る）側からすれば、この機能を活用しない手はありません。

「他の人はこちらも検索」はキーワード探しに有効？

では、その活用方法について考えてみましょう。
まずは、「他の人はこちらも検索」はどういう条件で表示されるのか？です。
Googleが詳細な仕様を公表しませんので、正直、法則性は不明です。
ただ、「ホームページを見て戻って来た」という、検索者の行動に準拠していることは見過ごせません。

通常、クリックして見に行った先のページで、情報が十分。内容にも満足した・・・という場合、わざわざ「戻る」で検索結果に戻ってくるでしょうか？
「戻る」という行動を行うには理由があるに違いありません。

「ページの内容には満足しているが、他のページも読んでみたい」
「ページの内容に満足できなかったので、他のページを探す」

そのどちらかである可能性が高いでしょう。
どちらの場合でも、共通しているのは、同じキーワードでさらにホームページを探すか、関連性の高いキーワードで探し直すか、そのどちらかでしょう。

ということは、「他の人はこちらも検索」に表示されるキーワードは、検索したキーワードないしは、実際に見たホームページに関連した内容についてのキーワードであると推測できます。

これを利用すれば、検索したキーワードや見たホームページと関連性の高いキーワードを探すことができるでしょう。
うまく活用すれば、新しいキーワードの発見やブログ記事・コンテンツのネタ探しにつながるでしょう。

「他の人はこちらも検索」でコンテンツの不足を確認する

そして「ページの内容に満足できなかったので、他のページを探す」だった場合を考えてみましょう。
Googleからすれば、検索した人が満足できる情報を与えられなかったことになります。
つまり、検索した人が閲覧したホームページでは、情報は足りなかったと判断するかもしれません。

このページの情報には満足しなかったのか・・・何か情報が足りなかったのだろうか？
それとも全く異なる情報を与えてしまったのだろうか？

仮にGoogleがこのように考えた場合、どうような行動をするでしょうか？

きっと、「他の人はこちらも検索」には、直前に見たホームページには足りなかった情報について表示されるようになるでしょう。

もちろん、現状ではどのレベルまで「他の人はこちらも検索」に反映させているかは不明です。
あくまでも想像の話ですが、仮にそうだとすれば、例えば、自分で書いたブログ記事で「他の人はこちらも検索」を表示させることで、不足している情報を確認することができるかもしれません。

まとめ

2017年１月に突然始まった「他の人はこちらも検索」についてご紹介しました。
今の所、モバイル検索の時だけのようですが、色々と活用できるかもしれません。
特に、一度、ホームページを見てから検索画面に戻ってきた時だけに表示されるのがポイントでしょう。
Googleのことですから、すぐに仕様が変更されるかもしれませんが…。
せっかくなので新機能を使ってみてはどうでしょう。色々な発見があるかもしれません。