重複コンテンツは何が対象になる?すぐに理解できる対象例

こんにちは!
インファクト京都Officeの山井です。

サイトを運営されている方で「重複コンテンツ」という言葉を聞いた事がありますでしょうか?
重複コンテンツの意味を理解していないと、コンテンツを積極的に増やしている方は検索結果に悪影響があるかもしれません。

そこで、今回は重複コンテンツの意味と対象を簡単にご紹介していきます!

重複コンテンツとは?

重複コンテンツとは、外部・内部サイトのコンテンツと内容が同じもの作成して公開したコンテンツを重複コンテンツを指します。
グーグルの公式サイトでは下記のように説明されています。

重複するコンテンツとは、ドメイン内または複数ドメインにまたがって存在する、他のコンテンツと完全に同じであるか非常によく似たコンテンツのブロックを指します。

引用元:重複するコンテンツ – Search Console ヘルプ

完全に同じ内容のコンテンツが2つあると重複コンテンツとわかりやすいですが、他のサイトからテキストをコピーして接続詞などの部分を少し修正して自サイトで公開しても重複コンテンツとなる場合があります。

重複コンテンツになるとどのような影響があるの?

重複コンテンツの意味を理解して頂いたと思うので、ここからは重複コンテンツが及ぼす影響についてご説明していきます。

重複コンテンツと判断されると検索順位が落ちたり、検索結果に表示されなくなる可能性があります。
Googleは、検索キーワードに沿ったページをバランス良く表示させようとしているため、似たようなページは検索結果に表示させないようにしています。

これは、ユーザーの利便性向上を図っているためであり、ユーザーに正確な情報を届けようとする意図でもあります。

また、同じようなページがサイト内部で複数存在すると被リンクの評価が分散されるといった恐れもあります。

例えば、1つのみしかコンテンツページがない場合はページの評価が100となりますが、同じ内容のコンテンツページが2つある場合は1=50、2=50と評価が分散されてしまい、100の評価が受けれなくなる可能性があります。

そうなると、ページの総合評価が下がるため上位表示に悪影響を及ぼす可能性が出てくるのです。
このことから、健全なサイト運営を行うため重複コンテンツにならない様に注意していく事が重要になってきます。

重複コンテンツの対象例

重複コンテンツの意味と影響を理解されたと思うので、ここからはどのようなコンテンツが重複コンテンツとみなされるのかをご紹介していきます。

他サイト他ページからテキストを丸コピーする

これは説明するまでもないかと思いますが、他サイトや他ページのコンテンツテキストを丸コピーしてページ作成をすると重複コンテンツ対象となります。
明らかに他サイト・他ページと同じ内容になるのでGoogleが重複コンテンツと認識します。
他サイトや他ページからテキスト引用する場合は、正しい引用方法やテキストの修正を行い丸コピーにならないように気をつけましょう。
※正しい引用方法についてはこちら>>>ブログに引用した文章を入れるときの方法と注意点を確認しよう!

URLの表記に一貫性が保たれてない

URLの表記がバラバラだと重複コンテンツとみなされる場合があります。
例えば、下記のように一つのページに複数のURLでアクセスできる場合

http://infact.com/
https://infact.com/
https://www.infact.com/
https://www.infact.com/index.html

上記の場合、どれもクリックしても同じページにアクセスできますが、Googleからの評価は良くありません。
コーポレートサイトをリニューアルする際などは注意をし、代表となるURLをどれにするかを決めて、複数のURLが混在しないように対策をしましょう。

PC用とスマホ用で分けるために別々のURLにしている

この場合も重複コンテンツになる可能性があります。
例えば、下記のようにURLの末尾だけに「SP」を入れてスマホ用で運用する場合、コンテンツ内容は同じなので重複コンテンツに該当する可能性があります。

PC:https://www.infact1.co.jp
スマホ:https://www.infact1.co.jp/SP

このような場合は、PCのみのページを残してレスポンシブ対応や「canonical」というリンクタグを要素に使用して「これは同一コンテンツですよ」とGoogleにわかるようにすると重複コンテンツと認識されません。

商品の詳細ページが複数存在している

ECサイトで多く見られるケースで商品を扱うECサイトではサイズや色が違うだけで商品の詳細ページが複数存在している事があります。

サイズや色が違うだけであれば、商品の説明や価格が同じなため、大抵の場合は同一コンテンツが複数できてしまい、重複コンテンツと判断される可能性があります。

対策として、色違いの場合は1つのページに画像を複数掲載したり、サイズ違いはプルダウンで選べるようにするなどの方法があります。

他にも、前述した「canonical」というリンクタグを要素に使用して同一コンテンツだとGoogleにわかるようにすると重複コンテンツと認識されません。

まとめ

いかがでしたか?
重複コンテンツは、検索結果に影響があります。
多くのWebページが存在していますので、世の中の約3割は重複コンテンツと言われています。
全てのページで他サイトと全く違うコンテンツ内容にすることは難しいとは思いますが、今回挙げた重複コンテンツ事例にならないように確認と対策をしっかりしていきましょう!

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インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
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