ホームページ集客するためにリニューアルの目的と問題点を考えよう

ホームページをリニューアルされる際に「何でリニューアルされたいんですか？」と質問をすると「デザインが古いからです」と答えが返ってくることが多いです。

ホームページリニューアルの理由が「デザインが古いから」というだけだと、大体3年後などに大幅のリニューアルになり、また大きな費用がかかってしまいます。

今回はホームページをリニューアル際のポイントについて紹介します。

リニューアルの目的と現HPの問題点のリストアップについて

ホームページはリニューアルをゴールにしてたら上手くいかない

ホームページをリニューアルするときは「デザインが古いから」というのを目的のゴールにしてしまうと折角お金をかけたのに上手くいきません。

もちろんデザインも大切です。
ですが、一番ホームページで行わなくてはならないのは、「ホームページを見た人がお問合わせをしてくる」ということではないでしょうか？
デザインというのは、お問合わせしてきてもらう為の一つの要素です。
デザインがかっこよくても、キレイでも見た人にとって「自社の価値が伝わらない」と意味がありません。
なので、「デザインが古いからリニューアルをする」というのはゴールにしてはいけません。

一番重要なのは「自社の価値をちゃんと伝えること」です。
更に、どのターゲットに対して伝えるのか？というのも重要になってきます。
このことについて考えましょう。

ホームページリニューアルするときの目的を考えよう

企業でホームページを作るのはいくつかの目的があるはずです。

• 自社が行っているサービスを紹介したい
• お問い合わせを増やしたい(HPで集客したい)
• 他の企業と差別化した情報を出したい
• 採用を強化したい

などなど。
特にホームページの一番の目的は2項目目の「お問い合わせを増やしたい」というのが大きな目的なはずです。
つまり集客です。

ホームページは24時間、検索して訪れた人に対して情報を表示できるツールです。
企業の商品やサービスは世の中で困っている人、悩んでいる人問題を解決できる物です。

なので、自社の商品やサービスのターゲットである人達が検索してくるであろうキーワードでページを作って、的確な情報を届けてあげる必要があるのです。

このことを考えていくと、商品のページやサービスのページがスペックの表だけのページだと中々伝わりにくいです。
自分の問題がスペックの表だけだと改善するとイメージができないからです。

なので、お客様の声や改善した事例などが必要になってくるのです。

という風な感じで、目的や現状のページに合わせてリニューアルを決めていきます。
「デザインが古いからリニューアルしたい」だけだと、改善するべきポイントが見えてこないので、目的を明確にしましょう。

目的を明確にしたら問題点のリストアップしよう

目的が明確になったら改善するべきポイントが見えてくると思います。
そのポイントを項目で出してみましょう。

「お問い合わせを増やす」「集客をしたい」というのを目的で考えています。

お問い合わせや集客が目的だと下記の現状を調べる必要があります。

• 現在のHPからのお問い合わせがどのくらいか調べる
• そのお問い合わせがどのくらい成約に結びついているか調べる
• お問い合わせの内容も調べる
• アクセス数がどのくらいか調べる
• HPのページ数を調べる
• どの様なキーワードで検索されているか調べる
• どのデバイス(PC、スマホ)でアクセスされているか調べる
• どのページが一番見られているか調べる。
• 全くアクセスされていないページがどれか調べる

といった項目の内容を調べます。

リニューアルにするにあたって、スマホでアクセスされているのが多いのであれば、スマホ対応は必須になってくるでしょう。

といったことがわかってきます。
また、企業のホームページの場合キーワードはほとんど「会社名」や「商品、サービス名」です。

これは、逆に「会社名」「商品名、サービス名」を知っている人でないとアクセスはされないということです。

なので、別のキーワードでアクセスしてもらうページが必要になってきます。

まとめ

今回はホームページをリニューアルするのに確認する「目的」と「問題点のリストアップ」について紹介しました。
どの企業も自社の価値を発信する努力を惜しまず、常に考えていかなくてはなりませんね。