知らないともったいない!トリミングの仕方で効果的な演出♪

20141030

おはようございます、デザイナーのコンノです♪
ブログやFacebook、ピンタレストなどで写真をアップする機会が多い方に、写真を効果的に見せる【トリミング】方法をご紹介します!
紙ものの販促物の時にも役立ちますよ!

目次

  • 写真の中の何を一番見せたいのか考える
  • 周囲の不要な部分を除いて全体を見せる
  • 被写体に注目を集めるクローズアップ
  • 背景の広がりを強調したい
  • 全体を見せるか、部分を見せるか
  • 被写体の方向を見極める
  • 最後に…

写真の中の何を一番見せたいのか考える

ホームページやチラシ、パンフレットで写真をレイアウトする時は、撮影したままの写真を配置するのではなく、写真のどこを見せたいのかを考えることが大切です。

トリミングの基本

  • レイアウト時の縦横比率に合わせ、縦または横の不要な部分をカットする
  • 構図が傾いている場合は、水平・垂直の角度を補正
  • 被写体を目立たせたい場合は大胆にクローズアップ
  • 不要部分をカットする場合は被写体の一部が不自然に切れないよう注意

 

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↑この画像を参考にトリミングの構図の展開を説明していきます。

周囲の不要な部分を除いて全体を見せる

ビルや屋形船などの不要な部分をトリミングして全体を見せる場合。

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周囲の不要な部分を除くことで、視線が散漫にならずスカイツリーに目がいくようになります。

被写体に注目を集めるクローズアップ

被写体を強調する為に大胆にクローズアップした場合。

k_img252

周囲に写っていた物を大胆にカットすることで、被写体のみに注目がいくようになります。

背景の広がりを強調したい

空間の広がりを強調したい場合は、被写体を中心からずらして背景の面積を多く見せます。

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被写体を中心からずらし空の面積を広く取ることで、スカイツリーと空の広がりを伝える構図になります。

このように、1つの写真から【何を見せたいか】によってトリミングの仕方が変わってきます。

全体を見せるか、部分を見せるか

周囲の雰囲気も見せたい場合は、背景や一緒に写っている人や物も重要です。

k_img254

ドラキュラに仮装した子供の表情を見せたい場合は、顔だけクローズアップします。

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さらに「目」などのパーツを大胆にクローズアップすると、インパクトのある印象的な写真になります。k_img256

被写体の方向を見極める

被写体を真っ正面から撮影した構図以外は、写真に方向ができます。
人物の場合は【顔】の向き、【動いている被写体】なら動いている方向です。
空間の広がりをトリミングで演出する場合は、【被写体の方向】を意識して方向の先に空間を作るようにすると、効果的な写真になります。

左側に重心が寄っているように感じられ、圧迫感が出てしまいます。

k_img257

顔の向きである左側に空間を作ることで、広がりが感じられるようになります。

k_img258

最後に…

写真のトリミングの仕方で、何を伝えたい写真なのか明確になり、ぐっと説得力やイメージが伝わるようになります。
写真使用の際は、そのまま使用せず、トリミングして使用してみてくださいね♪

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株式会社インファクトでWEBサイト・ブログの制作からお客様サポートまで担当しています。どう改善したら伝わりやすいのか、反応が出るのかを常に考えながら仕事に取り組んでいます。WEBサイトだけでなく、紙ものメール設定など、幅広い業務に携わっているので、色んな視点でお客様のお手伝いができると思います。よろしくお願い致します。
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