メルマガスタンドによくある機能|メール到達率を高くするためのサーバーの設定
マーケティングの施策としてよく活用されるメールマガジン。
事業活動を通じて取得していきたメールアドレスを活用し、メールマガジンで販促活動を行っている企業も多いのではないでしょうか?
一般的なメルマガスタンド(メールマガジン配信ツール)では、バウンスメール(エラーメール)が多いとメールサーバーが停止する機能を積んでいることが多いです。
そこで今回は、そもそもバウンスメールとは何か?から、メール配信システムが一般的にどのような仕組みになっているかまで詳しくご紹介します!
バウンスメールとは?
バウンスメールとはメールを送信したにも関わらず、受信者の手元に届かずに差し戻されてしまうことを言います。
具体的には、以下の原因が考えられます。
- メールアドレスが存在しない
- 大量送信などが原因で、受信側のメールサーバに拒否された
- 受信側のメールボックスに空きがない
- 受信側のメールサーバに障害が発生している
- 受信側のメールサーバに迷惑メールと判断されて拒否された
既存リストを活用する企業様でよくあるのが、1点目のメールアドレスが存在しないケースです。
これはリストが古ければ古いほど、導入当初は起こり得る事象となります。
このバウンスメールが多いと、メールサーバーが迷惑メールを大量に送信していると判断し、メールを送信できないようになります。
そこで次の章では、一般的なメール配信システムの仕組みについてご紹介します!
メール配信システムではどうなっている?
一般的なメール配信システム(メルマガスタンド)では、一月の総送信数に対して5〜10%のバウンスメールがあると、配信停止になる設定となっております。
何故なら、先述したようにメールが到達してない先にメールを送り続けることは、サーバー側が迷惑メールと判断し、その送信元メールアドレス(ドメインメール)はブラックリストに載ってしまい、送信できなくなってしまうリスクがあるからです。
特にシステム導入当初は、送信先に古いメールアドレスが多数存在する状況が考えられ、エラーとなるアドレスが多く、その際は、配信自体が止まるという仕組みになっているメルマガスタンドが多いです。
当社のSmoothメルマガも同様の仕様をとっており、バウンスメールが5%超えると配信停止、その月は以降配信できないようになっています。
これは、先述した通り、送信元のドメインを守るために必要な機能となります。
当社のSmoothメルマガでは、エラー数の見え方は以下のようになります。
まとめ
いかがでしょうか?本記事ではバウンスメールについてから、メールサーバーの仕組み、一般的なメール配信システムの設定についてご紹介してきました。
繰り返しになりますが、現在保有しているリストが古ければ古いほど、バウンスメールは起こりやすくなります。
そのため、一般的にメール配信システムでは、エラーを検知、排除、次の配信からはメールの到達率を上げるような設定となってます。
新規でメール配信システムを導入される企業様は、メール到達率を高めるために一時的にメール配信できない可能性があることを抑えておきましょう!
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