今すぐ直したい!外国人労働者・採用に関する3つの誤解
春は、採用、人事と動くときです。インファクトでは、人材不足に課題をお持ちの企業さまのサポートをしているのですが、そのサービスの1つに外国人高度人材や特定技能ビザが取得できる人材の紹介+定着支援研修の提供があります。
外国人労働者を受け入れてみたい、採用を検討したい!とおっしゃっている企業さまでも、お話をしているといくつか誤解があるようなので、今回はその誤解をとくために、ブログを書きたいと思います!
外国人労働者は「日本人より安く雇用できる」は大きな間違いです
一番多いのは、これです。なんとなく「日本人より給与を安くできる」と思っている方がいらっしゃるのですが、日本国内で働くことを考えれば、少なくとも日本人の新卒と同等だと考えてください。
ですが、とくに外国人高度人材の場合は、「前職のキャリア」「日本語(彼らにとっては外国語)能力」「英語能力」等があるわけですから、例えば日本人の新卒で「職務経験なし」「日本語以外話せない」と比較した場合、世界的に見れば断然、前者の方が市場価値が高いです。
そいういう意味で、外国人労働者は「日本人より安く雇用できる」は大きな大きな間違いですし、このあたりをフェアに判断できるようにならないと外国人労働者の受け入れは厳しい且つ、こういう考え方の人が多いと「日本」が働く場所の選択肢に入らなくなって行きます。
すでにインドなど、英語を母国語としているような国の出身の外国人からすると、日本はグローバルで働くときの選択肢に入らないことが多いです。
外国人労働者の活躍の場は、現場仕事、通訳、ITエンジニアだけではありません!総務、人事、マーケティング、営業へも広がっています
現場仕事と本部系の仕事は受け入れられるビザの違いがあります。また留学生のアルバイト等の印象が強いのか、外国人労働者=現場仕事で受け入れるというイメージを持たれている人が多いように思います。
一般消費者として生活をしているとレストランやコンビニなどで外国人労働者を目にすることが多いですよね。会社の中にいる人だと普段の生活の中では目にしにくいですから。
が、そんなことはありません。
最近では、ITエンジニア以外でも人事や総務、営業、CADクリエイター、などでの外国人労働者の採用が進んでいます。なかなか新卒で総務部門等に人を回すのが厳しくなってきた、かといって人がいらないわけではないし、どんな業態になろうとも総務部門は有り続けるから、これ以上人員抑制できない。
ならば、外国人採用で総務がうまく回れば、安定的に人が雇用できるようになる、という考え方です。
デザイナーさんでも優秀な方を外国人採用でとられているところも増えてきていますね。
↓は、ちなみにINGACT GROUP のSuketto(スケット)株式会社で採用したベトナム人高度人材のヴィさんです。職種は営業です!
足りない要員をスポットで埋めるやり方よりも安定的に人が確保、戦略が立てやすい、チーム採用、長期定着で外国人労働者を受け入れたほうがいい場合も◎
「ここが足りないからこういう人を探してほしい」これも◎というか仕方ないのですが、できれば、危機的な人材不足になる前に受け入れをし始めて、活躍してくれるチームをつくっていくことをおすすめします。
そうであれば、後から入る人たちにはやはり安心材料になり、あなたの会社が選ばれやすくなります。
あなたの会社が新卒を受け入れ始めたときのことを思い出してください。基本的にそれと同じだと思ってください。新卒をどう活かすか悩んだと思います。受け入れ先も考えたと思います。新卒入社がいない会社は、新卒から選ばれにくいです、新卒は2人以上で採用しましたよね。
まとめ
外国人労働者やその採用、雇用に関して誤解している人が、まだまだ多いなということに驚きました。
今日ご紹介したよくある3つの誤解は、本当に正さないと世界から笑われてしまいます!!
中堅・中小企業もいろんな文化をもった人たちと、働けるような時代になったんです。イノベーションが起きそうですし、単純にワクワクするよな〜と思います^^
インファクト編集部
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