Facebookから自社ECサイトへ集客する活用事例5選

20170123C

こんにちは、ライターのだるまさんです。今回は自社ECサイトへの集客ツールとしてFacebookを上手に活用している企業を5つご紹介していきます。 Facebookでの集客がうまくいかずにお悩みの方は、ぜひこちらを参考にしてみてください。

目次

  • Facebookから自社ECサイトへ集客する活用事例5選
  • まとめ

 Facebookから自社ECサイトへ集客する活用事例5選

1.無印良品

1

まずはみなさんご存知の「無印良品」からです。
無印良品はFacebookで商品やキャンペーンの宣伝をしたりすることはあまりなく、もしあったとしても商品の特徴や使い方を具体的に提案する内容の文章になっていたり、商品に関するコラムへ誘導してお客さんに理解を深めてもらってからECサイトへ誘導する形になっています。
つまり一方通行ではなく、お客さんと対話するという姿勢が運用の仕方から伝わってきます。

他にも直接商品とは関係ない宇宙などに関するコラムを投稿していたりと、お客さんの興味関心や信頼を大切にしていることが伝わってきます。

自社での投稿に生かすポイント

まず大前提として、商品の宣伝や告知などの投稿がメインになっている場合は方針を見直しましょう。
その上で宣伝の投稿をする場合は、商品やキャンペーンが具体的にどんな風にお客さんの役に立つかを意識して投稿をしていきましょう。
利用するシーンや状況などをできるだけ具体的に記載できると呼んでいる人がイメージしやすいです。
そして商品が毎日の生活にどんな風に影響をあたえるか、という事まで踏み込めると、よりお客さんからの信頼が得やすいと思います。

無印良品 フェイスブックページ
https://www.facebook.com/muji.jp/

2.ライスフォース

2

こちらのライスフォースは香川県に本社を置く通販化粧品会社ですが、日本の化粧品業界の中で第3位のいいね!数を獲得しています。
投稿内容は自社の商品の宣伝やECサイトへ誘導する投稿はかなり少なく、8割以上が社員の旅行や食に関するプラベートな投稿になっています。
全体的にいい意味でのゆるさが伝わってくるアカウントで、お客さんとの距離感を大切にしていることが全体から伝わってきます。

自社での投稿に生かすポイント

プライベートのことや季節の行事など、直接商品とは関係ない投稿をメインにした運用事例ですが、当然ですがゆるければなんでもいい、というわけではありません。
このライスフォースの場合であれば、商品のターゲットである30代〜50代の方にささる内容、という軸がしっかりあります。自社のお客さんがどんな人かをきちんと踏まえたうえで、自由度の高い投稿をしていくのがポイントです。

ライスフォース フェイスブックページ
https://ja-jp.facebook.com/riceforce/

3.チキンラーメン

3

こちらも、みなさんおなじみのチキンラーメンです。
こちらのアカウントは人気キャラクターのひよこちゃんを全面に押し出して投稿しています。
キャンペーンや商品の告知などもそれなりにあるのですが、ひよこちゃんのキャラクターが可愛いので全然うっとうしく感じません。
キャラクターが上手く中和してくれて自然に投稿を読むことができます。

また単純に商品を紹介するだけでなく、定番商品の新たな魅力を発見できるようなチキンラーメンを使った色々なレシピの投稿もポイントです。
投稿の時間も、ちょうどお腹が空くお昼と夕方の時間に設定されています。

自社での投稿に生かすポイント

自社にキャラクターがない場合は、つくってみるのもいいかもしれません。
投票などの形でキャラクターを選べばお客さんも愛着が湧きますし、それだけで話題にもなります。また商品を紹介する際は、この事例のように具体的な使い方やモノによってはアレンジの仕方という切り口でも紹介できると情報に幅ができます。

チキンラーメン フェイスブックページ
https://www.facebook.com/nissinchikinramen

4.土屋鞄製作所

4

SNSの活用成功例として知った人も多いのではないでしょうか?
品質を大事にした商品力はもちろんのことですが、SNSの投稿でもセンスを感じる写真と文章で投稿がされています。
商品がより魅力的に見えるようにこだわった写真撮影はもちろんですが、商品が出来上がるまでの過程や背景、作り手の思いなども一緒に知れる投稿が特徴です。
商品をアピールされなくても、見ているだけで自然と興味が出てきます。

自社での投稿に生かすポイント

商品ができあがるまでの過程など、商品の周りにある情報を色々な視点で紹介してみましょう。
キャンペーンやセールなどの場合は、企画して準備してリリースするまでの過程もあわせて公開すると面白いかもしれません。

土屋鞄製作所 フェイスブックページ
https://ja-jp.facebook.com/tsuchiyakaban/

5.職人醤油

5

こちらも土屋鞄さんのように品質を重視した商品を販売している、群馬に本社を置く企業です。
土屋鞄さんのように、商品が出来上がるまでの過程や生産者個人に焦点を当てた記事などで商品に愛着を持ってもらっています。

Facebookはあくまで興味をもってもらうためのもので、そこからサイトの記事をじっくりと呼んでもらってまずは商品のことをしっかり知ってもらうことを大切にしています。
商品力に自信があるからこそできるスタンスです。ブログ記事の内容もとても丁寧でエッセイのような味わいがあります。

ブログ
http://www.s-shoyu.com/okamoto/

自社での投稿に生かすポイント

プロモーションは商品開発の段階から始まるということが分かる、一つのいい事例だと思います。
プロモーションがなかなか上手くいかない理由は、もしかすると売る商品そのものに問題があるからかもしれません。
商品企画とプロモーションが別々の作業になっている場合は、一度全ての工程に関わる形で取り組んでみてもいいと思います。

職人醤油フェイスブックページ
https://ja-jp.facebook.com/s.shoyu/

まとめ

この記事で紹介した5つの事例すべてに共通していることは、中長期的な視点でアカウントを運用しているという所です。
少し極端ですが、販促ツールというよりもブランドの価値を高めるためのツールとしてFacebookを使っています。

短期的な視点の一方通行なコミュニケーションは、モノが売れないだけでなくお客さんからの信頼も失ってしまうので、ほとんどメリットがありません。
長期的な視点を大切にアカウントを運用していきましょう。

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.

インファクト編集部

中堅・中小企業売上UP研究所by株式会社インファクト【INFACT】です。WEB&ソーシャルメディアマーケティングを得意とし販売促進支援企業として販促コンサルティングからWEB制作・カタログ・パンフレット制作まで企業の売上アップをサポートします。http://www.infact1.co.jp/
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PAGE TOP
LINE it!